デトロイト・メタル・シティ
先日、初めて原作漫画を読んだ。
う~む・・・この大人気ぶりなので、もっとぶっ飛んだ面白さを期待してたのだが・・・普通に面白いって漫画であった。まぁ~、私自身が漫画読んで大笑いする年齢ではなくなったのかもしれないが・・・。
物語は、オシャレなポップ・シンガーを目指して大分県の田舎町から上京した青年が、何故か?デスメタル・バンド「デトロイト・メタル・シティ」のカリスマ・ヴォーカル&ギターのクラウザー二世となって絶大な支持を受けているとこから始まるのである。
メイクを落とすと普通の、いやただのショボイ青年「根岸君」※名前アッテル?なのだ。
「自らが理想とする音楽」とは掛け離れた活動に戸惑い、いつか自分の求める音楽で有名になることを望んでいる・・・。
が、現実は甘くない・・・。今日もライブ帰りの電車内で痴漢の汚名を着せられ大困惑。
その女に対する恨みから生まれる名曲「恨みはらさでおくべきか!」
クラウザー二世=根岸君
を隠したまま、憧れの女の子※オシャレな雑誌のオシャレ音楽ライター。にも告白出来ない始末・・・。だが、根岸君の困惑とは裏腹に、カリスマ・クラウザー二世の伝説は次々と誕生していくのである。
この漫画の面白さは
●残虐非道なクラウザー二世、幼い頃に両親を殺し、両親の死体とファック!DMCを結成する為に刑務所から出てきた男・・・ファックした女の数は底知れず・・・
●両親思いの根岸君、今日も母親に電話。音楽の才能は在るが、クネクネした唄い方がキモイ・・・。未だに童貞の23歳・・・。
このギャップから生まれるギャグである。
「クラウザーさんは幼い頃に両親を殺しているんだ!」
・・・幼い頃に殺したはずの母親に電話しているクラウザー二世であった・・・ちゃんちゃん。
私がこの漫画を「ぶっとんだ面白さ」と感じられなかったのは、80年代のヘビメタ・ブームをリアル世代で体験したからかもしれない。
キッスのメイクとオジー・オズボーン的悪魔ムード。新しくはマリリン・マンソンなんかも近いかも?デス・メタルの過激さも体験してるし・・・。
正直、DMCの世界観はここら辺の世界を過剰表現でギャグにしているのだが※それは面白いが。根岸君がクラウザー二世になった経過が登場していない為、ある意味で本当の切なさが感じられないのである。
嫌々クラウザーを演じている根岸像が薄いのである。ここら辺の件がもうちょっと紹介されてれば感情移入しやすいのだけどねぇ~。
メタルの神様※名前忘れた。の引退ライブに登場したDMCが過激なパフォーマンスで彼から神の称号を奪い取ったエピソード。あれは面白い。元々メタルに興味無いから、メタルの神様も「ただのオジサン」である・・・。それを観て「クラウザーは凄すぎる」と※勘違いする、他のメタル・バンド・・・。
実写映画となり、DMCの音楽が発売された。
デス・メタルには・・・いや、メタル&HRにはコアなファンが多く、賛否の否が多く飛び交うのだが、正直云って「馬鹿らしい」である・・・申し訳ない。
実は80年代のリアル・メタル世代なら知ってるだろうが、20年前から同じようなコメントが嵐のように飛び交い続けてるのだもの・・・。
他のジャンルを認めない!
同ジャンルでもヌルイ音を否定!
こんなのをメタルと思われたら迷惑!
・・・だから発展しなかった音楽なのにねぇ~。
と、云う私も当時は「メタル以外は音楽じゃねぇ!」って云ってました・・・はい。
DMCのサントラ、あれは良く出来ています。
※デス・メタルではないのは認めますが。
キャッチーでいいじゃないですか。
「あんなの認めない!」って云う時代遅れのメタル・ファンの皆さん、それじゃ駄目ですよ!80年代に登場したアイドルHRバンド、ボン・ジョヴィ。彼等の人気でHM/HRは市民権を得たのです。万人が聴けるってのは良いことなのです。ヒップ・ホップだってエミネムがいなきゃここまで日本人は聴かなかったでしょ。
グランジだって、コアなサウンドをポップに昇華したニルヴァーナが居なきゃ、日の目を見ることなく地味に活動してたかも・・・?
DMC人気で、今まで「ヘヴィーなサウンドはちょっと・・・」って聴かず嫌いしてた方々が興味を持てば、80年~90年代初頭のような一大メタル・ブームの再来だって夢じゃない!って、オヂサンは思うのです。
なので、「あんなのデス・メタルじゃねぇ!」って完全否定せずに、DMC人気にあやかり、自分のお勧めするバンドを紹介していきましょう!
DMCの、あのキャラの元ネタはコレ!ってさ。
へぇ~?そうなんだ!ちょっと聴いてみようかな?
私もそうやって、影響受けたバンドが好きなバンド、で、音楽の幅が広がっていった一人だもの。
まぁ、何はともあれ、話題のDMCである。
話は変わるが・・・ガンズはまだアルバム出さんのだろうか?10年以上待たされてるのに・・・。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
















最近のコメント