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彼岸島レビュー 第3回

さて、いよいよ第3巻からはワンダフルな彼岸島ライフの始まりである。
とりあえず、ツッコミどころ満載の彼岸島ライフなのである。

なのだが、この漫画、テンポの良さと予想外の展開でツッコミどころを見逃してしまうくらい話が面白い。
そりゃそうだ、じゃなきゃ全33巻+最終章12巻~連載中って長編人気漫画にはなれないだろう。トータル45巻って言えば、ドラゴンボールより長い漫画である。

第2巻のラストでいよいよ彼岸島に到着した明君たち一行。
当然、ここから先は完全ネタバレ全開なので注意していただきたい。

島に到着した明君たち…だが、船は港には着かず、港の手前で停止してしまう。
なんだか怪しく危険な雰囲気満載だ。
そしてその危険な雰囲気全開の中、予想を裏切ることなく島人たちが海中から船に乗り込み襲ってくるのである。

なんと、出迎えた島人は全員吸血鬼でした。
船の上はパニック血みどろ尿まみれである。※吸血鬼に咬まれると体が麻痺して糞尿が垂れ流しになり意識が朦朧とするそうだ。西山談

ケンちゃんは当然のように船に積んでたバッドで応戦。

主人公の明君は、あっさり吸血鬼に咬まれてピンチを迎えてます。
そこを救うのが、青山冷ちゃん。
角刈り吸血鬼の頭にどこで見つけたのかは知らないが包丁を突き立てるのである。

Higanjima06さて、ここで最初のツッコミどころなのだが……吸血鬼は興奮すると目が赤く充血し白髪になるって第2巻の説明。

あれ? この角刈りは黒髪だぞ?

しかも血を吸われた西山は体が痺れて動けないのに、同じく血を吸われた主人公の明君はアクティブに動いて吸血鬼退治…。

って思ったら、船上は吸血鬼に制圧されて、あっさり捕獲されちゃいます。

Higamjima07まるで江戸時代のような村江戸時代の農民のような姿をした吸血鬼たちに江戸時代のような木製の檻に入れられタイマツで灯りをとりながら、江戸時代のような牢屋に監禁されちゃうのである。

そう、彼岸島は江戸時代なのである
そのくせ自転車が置いてある。

牢屋に入れられた明君たち幼馴染軍団、偶然、それ以外の人たちはみんな吸血椅子という施設につれて行かれてしまっているのである。
この漫画の中で最も恐ろしい施設かもしれない。

実は、冷ちゃんの仕事は、吸血鬼の食糧(?)である人間を島に連れてくることでした。

Higanjima08ちなみに吸血椅子とは、全裸で手かせ足かせ目隠しされて椅子に縛られ、口にホースを通され(そこから水と食料を供給)死ぬまで吸血鬼に血を提供し続けるという器具である。

そして、ここで仲間割れ。
次に誰がこの椅子に座るかで幼馴染軍団が仲間割れしてしまうのだ。
標的になったのは、一番ドジッ子のポンである。
でも、そこは男気ケンちゃんが「俺が座る」と言って自らを犠牲にするのである。

本当の目的は、椅子に座るために牢屋から出た際に暴れて、その騒ぎに乗じて牢屋の鍵を盗むこと……これは見事に成功。

牢屋から出た明君たちは、とりあえずケンちゃんは後で助けに来るって約束で逃走しちゃいます。
ノコギリで吸血鬼の頭をかち割ります。
ノコギリで吸血鬼を切断しちゃいます。

普通の高校生の明君、むちゃくちゃ強いです。

見張りの吸血鬼の武器はです。

やはり彼岸島は江戸時代らしい。

人間が逃げたぞーって知らせるのは火の見やぐらの鐘でした。
やはり江戸時代のようだ。民家のほとんどがわら葺の屋根ですね、はい。

Higanjima09明君たちは、ひとまず全員バラバラに逃げることになりました。
そして明君が逃げた先には……吸血鬼を瞬殺しまくる最強の丸メガネがいるのです、はい。

おお! 兄弟の再会

という肝心な場面で第3巻は終了です。

この第3巻はツッコミどころは多いものの、まだまだホラーな展開です。ちょっとサバイバル・ホラーって感じではあるが。

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彼岸島レビュー 第2回

Higanjima03さて、第1回に続き今回もネタバレ全開で進んでいくので漫画・ドラマを未視聴の方は注意していただきたい。ハァハァ……。

第1巻で化け物に追い詰められた明君とユキちゃんを助けに現れた幼馴染集団。なぜ二人の場所が解ったのかってツッコミはご遠慮いただきたい

だが、この化け物は意外と(?)強く、ケンちゃんが返り討ちにあって血を吸われてしまうのだ。血を吸われて「じわじわ…プシュー」と勢いよく失禁してしまうのだ。ケンちゃん。

目の前で血を吸われるケンちゃんを見て、全員、恐怖で身体が硬直して身動きできない。これはかなり緊迫のシーンである。何たってケンちゃんが咬まれて血を吸われて誰も動けないシーンに7ページ使用されている。

そこにドコからともなく謎の美女が現れて怪物に体当たりブチかますのである。
しかも怪物の脇腹にナイフを突き刺している!

「今よ明、早く彼を助けなさい!」

あれ?
もしかして謎の美女も善いヤツなのか?

とりあえずケンちゃんを助けて逃げ出すことになるわけだが、その前に謎の美女から血を吸われただけでは感染しない血液が体内に入るとヤバイ化け物は視力が弱いなどの基本情報の説明がちゃっかり入るのである。

ついでに化け物は視力が悪いかわりに血の匂いに敏感だって伏線もはられている。

で、逃げ出して物陰に身を潜めるのだが、血の匂いに敏感な怪物はケンちゃんの血の匂いとユキちゃんの血の匂い(ベランダで怪我してます)を追いかけてくるのさ。

でも偶然、文房具屋の息子の西山がセロハンテープを持ってたので傷口をセロハンテープで塞ぐわけさ。

Higanjima04で、怪物を上手く誘導して、魚屋の息子のケンちゃんが持参してた出刃包丁で怪物の頭を叩き割るのさ。

いやいや、なかなかどうして、かなりホラーな展開じゃないですか。
リアリティーが有るか無いかは別にして、ハラハラドキドキの迫力は満点です。

でも、残念ながら怪物はこれじゃ死なず大暴れ!
「危ない! こいつの血は猛毒よ!」って謎の美女。

で、西山の腕の傷(怪物を誘導するためにつけた傷)に怪物の血がついちゃって、美女は傷口から血を吸いだして……もう大丈夫。

で、結局、ケンちゃんがコンクリートのブロックで怪物の頭を叩き割って……怪物は絶命。
でも、倒れてる怪物を良く見ると…普通の人間なのだ。
「人違いしたのか?」って意外な展開。
そこに美女が「いいえ間違いなく怪物よ」って説明を入れてくれて、ケンちゃんと西山と明君は怪物の死体を車のトランクに入れて山奥に捨てにいくことになるわけさ。

その道中、明君は頭を包丁で割られた怪物が逃げ出して歩いている姿を目撃するんだよね。
でも結局それは幻覚だったってオチ。

で、死体を埋めようと穴掘ってたら、怪物は生きていて、本当に逃げ出してしまうのさ。
「さっき幻覚を見た場所だ!」って慌ててその場所に向かうと、そこに怪物の姿があって、やっとの思いで息の根を止めることに成功……。

明君の妄想癖は予知能力のようなパワーを持っているらしい。
妄想することで、出来事の先を読む力が強く、それが予知のように働くようだ。

で、加藤の家に戻って謎の美女に事情を問い詰めると、彼女の名前は青山冷
彼女の村は3人の怪物に占領されていて、その怪物退治を頼みにきたってことらしい。
でも、明君はその嘘を見抜くんだね、彼女がペロッと上唇舐めたからさ。

Higanjima05そいで、高校の卒業式を終えた後、明君、ケンちゃん、西山、加藤、ポン、ユキちゃんの6人は他に卒業旅行と嘘ついて誘った仲間と一緒に彼岸島に向かうわけさ。

第3巻へ続く。

ってことで、今回はかなりホラーでサスペンスな内容満載のお話でした。
でも、これを実写ドラマ化するって、どうなっちゃうんだろうね?

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彼岸島レビュー 第1回

511u2bk5wfl__sl500_aa300_さて、ここからの内容は全てネタバレです
漫画未読の方、ドラマを楽しみにしている方は読まないでいただきたい。

彼岸島というタイトルを見た時、わたしが最初に思い浮かべたのは、金田一耕介シリーズの獄門島であった。
タイトルだけ、内容も詳細も一切知らない時の最初の印象である。

おどろおどろしくて本格的なホラー作品かな? と思いウィキペディアで調べてみると、あら意外……そこに書かれていたのはシュール・ギャグ・ホラーだってさ。

ううむ、確かに。

しかし一通り全33巻を読み終えた感想は……意外に面白ってことだ。

彼岸島 第1巻のあらすじとレビュー

物語は、丸太を担いだ丸メガネ男の登場と共にスタートする。
古い民家に逃げ込んだサラリーマン風の男性を「丸太を担いだ丸メガネ男」が木の陰から見ているのだ。

サラリーマンは何かから逃げてきたようで、ひどく怯えている。
真っ暗な室内で鎌を持って怯えている。

そこに突然、江戸時代の農民風の「何者か」が襲ってきて、「ハーハー」言っているのだ。
サラリーマンの頭を片手で床に押さえつけ「ハーハー」言ってる農民には牙が生えている
こりゃあサラリーマン殺されちゃうな。

と思った次の瞬間、丸メガネ男が農民の頭を丸太で叩き潰すのである。

「もう大丈夫ですよ」と丸メガネ。
どうやら丸メガネは善いヤツだったようだ。

しかし、サラリーマンは自分が持っていた鎌を自分の腹に刺してしまっていた。アクシデント!

で、サラリーマンが言うわけさ。

俺は死ぬみたいだ。
でもどういうわけか、あんたの血の匂いがとても美味しそうなんだ。

Higannjima01丸メガネも言うわけさ。
あなたは感染した。あなたは死んだあと、奴らの仲間として復活します。

「それじゃまるで、吸血鬼じゃないか」

そう、この彼岸島は吸血鬼のお話だったのだ。

と、まぁ~ホラーな始まり方でワクワクしてたら、場面は突然、日常の八百屋の店先に移動する。

若い女の子、ユキちゃんと八百屋のオバサン「明君の母親」の会話だ。

先を読まなくたって関係性はすぐに理解できる。
二人の会話で全て説明されている。

ユキちゃんは大学に合格して、明君は東京の三流大学に合格してて、ユキちゃんは明君を訪ねてきてて、明君は2階の部屋でテレビでも見てるんでしょって母親が答えている。

明君はテレビのニュースを見てて、そこでは最近多発している「失踪事件」のことをやっているのだ。彼のお兄さんも2年くらい前に恋人の両親に結婚の挨拶をしに出かけたまま行方不明になっている。

あの丸太を抱えた丸メガネ男である。
丸メガネが恋人と出かけるシーンがしっかりと描かれている。
冒頭の丸メガネは「明君の兄」である。
ってことは、丸メガネがいるのが彼岸島ってことか?

と、想像してたら、当の明君はユキちゃんがソファーに座ってオナニーする場面を妄想し始めて「ハァハァ」言っている。
どうやら明君には妄想癖があるようだ。

で、明君はユキちゃんと一緒にケンちゃんの車に乗って加藤の家に行くわけだ。

ユキちゃんとケンちゃんは付き合っていて、明君は「どうしてお兄ちゃんじゃなくて明が残ってるのよ」なんて影で母親に泣かれるデキソコナイ……いや、明君がデキソコナイではなく、お兄ちゃんが立派な人物だったようだが、そんな回想シーンを交えつつ、謎の女性登場の1コマを挟みつつ、卒業記念パーティー会場である加藤の家に到着。

とまあ、伏線だらけの数ページだが、この物語の人物関係がほとんど解るように物語が進んでいくのである。

いやまあ、何と言うか、本当に解りやすい漫画である。

と、ここまで読んで感じたのは、絵が永井豪先生っぽいってことだ。
デビルマンである。
とても平成の漫画とは思えない、昭和臭たっぷりの絵柄である。

そして卒業パーティー後にはすかさず謎の女も登場する。

夜中に明君の家の前でキャバクラのお姉ちゃんみたいな恰好で酔っぱらって「ハァハァ」言いながら倒れているのだ。
いや、酔っぱらっているのではなく、首筋に吸血鬼に血を吸われたような跡が付いている。

そして、やたらエロくセクシーに明君に迫ってくるのだが……どうにも永井豪先生風の作画なのでエロく見えないのが残念でならない。

で、明君はその謎の美女のエロセクシーに夢中になっちゃって、卒業パーティーに集まっていた幼馴染集団に心配かけちゃってるわけである。

首筋の歯型から「吸血鬼か?」ってケンちゃんたちは思ってるわけさ。

そんな時、幼馴染の加藤が偶然、喫茶店で謎の美女を発見して、後をつけると、美女のボディーガード風な男に捕まって殺されそうになっちゃうんだ。その男、ニヤリって笑う口の中に吸血鬼みたいな牙が生えてるし……。まあ、その場は何とか助かるんだけどね。

明君はそんなことは知らずに謎の美女とラブホに入ってイチャイチャしてるわけさ。※残念ながらセクロスには至ってませんという不思議な関係。
そのラブホで謎の美女は「お兄さんに会えるかも?」と丸メガネの運転免許証を明君に見せるわけさ。

でも、明君には何故か不思議な能力があって、彼女が嘘をついているって見抜いてしまう。謎の美女は嘘をつくときに上唇をペロッと舐めるらしい。
そして、謎の美女は提案するのさ。

「お兄さんを探しに、わたしの村に来てみない?」

そんなこんなしてるとケンちゃんが「その女は何か企んでるぞ」って言いだして、明君と幼馴染男子みんなは、謎の美女が泊まっているホテルに向かうんだけど、その途中で偶然、ユキちゃんが合流するわけさ。

で、ホテルにつくと、偶然、幼馴染の西山がオペラグラスを持ってて、何故かホテルの見取り図が全部解っちゃって、侵入計画をアッサリと敢行しちゃうんだな、これが。

侵入計画ってのは、美女のいるホテルの隣のビルから、偶然、美女の部屋のベランダに飛び移れそうで、みんなでベランダに行って、部屋の中を確認するわけさ。

そしたら……男が美女の首筋に噛みついてる

で、当然、ベランダに居るのがバレて、そしたら男がガラスを突き破って襲ってくるんだ!
そこをケンちゃんが持って来たバッドで頭ぶん殴って、逃げ出すんだね。

でも、結局、明君とユキちゃんが追い詰められ……男は吠える犬に噛みついて引きちぎって凄さをアピールしてくれたりするのさ。俺って人間じゃねぇ~ぜオーラ出しまくりってわけさ。

Higanjima02んで、明君をフェンスに押し付けて、「お前、見ただろ。見たやつは喰う」って脅しかけてくるんだね。

とまあ、ここで第1巻が終了。

シュール・ギャグ・ホラーと解説されてた割には、案外ホラーな作品ですねぇ。

絵が永井豪先生風で迫力あるし(上手くはないですよ)、やたら偶然が多い以外は普通に読んでて面白いし、展開が早くてテンポもいいし、昭和チックな演出に好感が持てちゃうよ、うん。

って言うか?
冒頭で丸メガネは「彼らは血を吸うだけだ」とサラリーマンに言ってたのに、最後は「喰う!」って言って終わるのは疑問だが、とりあえずこれは漫画なので、今回はツッコミは無しにしとこうと思う。

今回は第1回ってことで、1巻をまるっと紹介でした。

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彼岸島

511u2bk5wfl__sl500_aa300_「彼岸島」である。
実は、わたしはこの漫画に興味があったわけではない。
って言うか、その逆で読む気さえしていなかった漫画である。

そんなわたしが、この「彼岸島」を(現在時点で)13巻まで読んだ。
読んでみての率直な感想は、意外と面白い。

彼岸島は全33巻が発売されている漫画である。
まだ完結していない。
「彼岸島~最後の47日間~」とタイトルを改め続行中だ。
20世紀少年が21世紀少年になって続いたようなものか?

この漫画を読んだきっかけは甥っ子に勧められたからである。
「面白いよ」と言っていたので読んでみた。

ココから先は物語のネタバレがあるので注意していただきたい。
テレビドラマも始まったようなので、漫画を未読の方は先は読まない方が良いだろう。

この漫画がどんな物語かというと、行方不明になった兄を探しに「彼岸島」に行ってみたら、そこは吸血鬼が占拠する脱出不能の恐怖の孤島だった……という感じだ。

「へぇ? ホラー漫画なのか?」って思ったら、あらビックリ!
ツッコミどころ満載の何とも形容が難しいジャンルの漫画である。
まあ、そこらへんはウィキペディアやニコニコ辞典などで詳しく解説されている。

わたしが読む気すら無かったのはそのためだ。
シュール・ギャグ・ホラーみたいな紹介であった。

実際に読んでみたら、まぁ~確かにツッコミどころは満載だけど「ギャグ」までは行ってないんじゃない? って感想である。

「呪怨」の清水監督が言っていた「ホラー映画っていうのは怖くすればするほどギャグになる」的なニュアンスのコメントを思い出した。
恐怖と笑いは紙一重で、映画「呪怨」を撮影してる際に、恐怖演出のありえねぇ~感に笑いがこみあげてきたってそんな感じの話である。

まあ、それは置いといて。

確かにツッコミどころ満載なのだが、わたしが普通にこの「彼岸島」を読めたのは昭和育ちだからかもしれない。
昭和の漫画やドラマってのは平成の(最近)ものと違い、明らかにフィクションな作品が多いって思うのだ。

昭和の刑事ドラマでは、犯人が逃走すれば都合よくそこにタクシーがやって来たり、エンジンのかかったバイクや自動車が近くにあったり、工事現場には必ず鉄パイプが落ちてるし、ピンチになると必ず仲間が助けにきてくれる。

昭和の漫画はさらにご都合主義な展開である。
「魁男塾」なんて、ありもしない事実をまるで真実のようにでっち上げてたし、「キャプテン翼」では小学生や中学生がゴールポストの上までジャンプしたりするのである。
少年漫画に変なリアリティは必要なかったのだ。
剣崎順が必殺のギャラクティカ・マグナムを発電所であみ出したなら、同時にギャラクティカ・ファントムだってあみ出しているのである。
本人がそう言ってるからそうなのである。それが昭和漫画のルールなのだ。

それでも人気漫画だったのである。

彼岸島の至る所に「丸太」があっても「日本刀」があっても、初期設定がことごとく無視されたりしても、島の尺度が物理的法則を無視しても、何十年も昔の戦時中の日本兵が吸血鬼のまま生存してても、意味不明な「はぁはぁ」が随所に登場していても、主人公が8ヶ月の修行で無双になっても……面白けりゃいいじゃんなのである。

ただし、この漫画を「ホラー漫画」だと思って読むとショックを通り越して笑いが込み上げるかもしれないので注意していただきたい。

そして思うのだが、この漫画を原作にしたドラマがどうなるのか?
以前に制作された映画は……なんともはやって作品だったそうだ。
今回のドラマはどうだろう?
※実はわたしの住んでいる地方都市ではまだ放送されていない。11月4日から始まるらしい。
見せ方にによっては「恐怖作品」になるかもしれない。
丸太や日本刀や江戸時代的農民吸血鬼や忍者的人間やシュールすぎる邪鬼ビジュアルなどなど、実際の映像(しかもテレビドラマの予算で)にすると怖そうな気がする。

ただ、吸血鬼の親玉が栗原類ってのは……微妙な気がする。

おっといかん、漫画の詳細紹介を忘れるところだった。

わたしがこの彼岸島を面白いと思ったのは(ツッコミどころは忘れて)吸血鬼の設定である。
現在の吸血鬼は「伝染病」で血液感染する。
つまり、吸血鬼は病気なのだ。
病気が進行すると「吸血鬼」ではなく「邪鬼」と呼ばれる理性のない化け物や「亡者」と呼ばれる不気味な化け物に変化してしまう。

その病気の進行を止める治療薬が「人間の血」なのである。

本来の吸血鬼は「血族遺伝的な病気」であった。
吸血鬼は吸血鬼の一族にしか発症せず、発祥した時点の年齢で成長が止まる。

さらに人間は吸血鬼に血を吸われても「吸血鬼にはならず」、逆に吸血される人間には麻酔作用快感が伴い、昔の彼岸島では「吸血鬼と人間は共存していた」という。
人間は吸血時に得られる快楽のため、進んで血を与えていたという。
戦時中の話である。
その吸血鬼の噂を聞きつけた日本軍が島にやってきて人体実験を行った結果、吸血鬼は血液感染する「伝染病」へと変化してしまった……というのだ。

もちろん日本軍は万が一の事態に備え「治療薬」も作っていた。
吸血鬼を「本来の状態」に戻す薬である。
本来の状態とは、血液感染しない一族遺伝の病気に戻すってことだ。
それを手に入れるため、主人公たちは旧日本軍の施設へ潜入……というのが今現在わたしが読んでいるところである。

まあ、ツッコミどころ満載で初期設定や伏線無視の漫画なので、治療薬も怪しいものだが……。

ということで、興味のある方は是非、読んでみていただきたいと思う。

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アニメ「けいおん!」其の2

1 桜高軽音部のマッタリとした音楽活動を描いたアニメ「けいおん!」……非常に面白いアニメである。

アニメ・ファンの間では賛否両論のようだが、このアニメを観て音楽に興味を持ったボーイズ&ガールズ&ヲタクも多いのではないだろうか?前回も書いたが、それは非常に良いコトである。入り口は何でアレ、音楽を好きになるのは良いコトだと思うのだ。

さてさて、今回は「けいおん!」の面白さを一般の音楽好き人間の視点から紹介したいと思う。

私がこのアニメを面白いと思ったのは、その雰囲気である。

普通、音楽アニメといえば「熱血」なのだと思う。音楽に対する情熱や楽器の練習など……。私の世代ではそれが普通であった。だが、このアニメは……練習をしない。ロックに付きものの「危険なムード」など欠片も無い。

いや、別に危険ではないけど……。

ヲタクという言葉を初めて聞いたのは、今から20年近く前である。中学生か?高校生の頃だ。一部のアニメ好きが、相手に対して「オタクさぁ~」と呼びかけるトコロから始まったように記憶している。それまではマニアと呼ばれていた人種である。その頃は、鉄道マニアも音楽マニアもアニメ・マニアも全部「マニア」だったのだ。

私は音楽マニアであった。

BOΦWYに憧れ、髪の毛を立てて、ギターを手にした「マニア」である。大学の時も、社会人に成ってもそれは続いている。特に、社会人に成ってからは「自作曲」などに熱中していた。※大学の頃は……彼女がそれを許さなかったもので……。

その時に思ったのだが……、週末に徹夜で4トラックMTRに自作曲を録音してる様は殆どヲタク状態……なのである。それを徹夜でスタジオで練習……※深夜0時~早朝6時まではフリータイム制で格安料金だったのだ。

おっと、話を戻そう。

そんなバンド活動を経験した目で観る「けいおん!」は……まさに今時の音楽ライフだと思うのだ。

軽音って、軽い音楽(口笛とか)だと思って……と、云う主人公は平沢唯。その導入部だけで笑えてしまう。「ああ、やっぱりそう思うよね?」って感じである。

「じっ……じっ、(実は入部辞めようと思って!)」

「ジミ・ヘンドリックス?、ジミー・ペイジ? ジェフ・ベック!!!」の件も笑えるのだ。更に「ギター……5000円くらいで買えるよね?」も笑えた。これは、音楽が好きな人間にはツボだと思う。※知らない人から見たら、そう見えるよね?って思ってたコトを可愛らしい女子高生が云ってるのだからね!

楽器店に買い物に行く第2話も良い。実に上手く雰囲気を掴んでいる。「ツイン・ネック」のギターを見た唯が4本腕の人間を思い浮かべるシーンが笑える。※これもギタリストにはツボのギャグではないだろうか?更に、ベースのがギター選びのコツを説明している途中で「このギター可愛い!」と、レスポールに喰いつく唯も良い。私自身……、愛用のギターはフェンダー・ジャグスタングって不人気のギターであった。だって、カート・コバーンが創らせたギターだもん!

※アニメではギターヘッドにフェンダーと書いてあったが、あればギブソンの間違いである。

初めてアンプに繋いだ時の感動も上手く表現してあったし、初心者がやってしまうミスも描かれていたのにも好感が持てた。

第3話でも、ギター・コード(弦の押さえ方)に混乱するシーンや、練習中のコード進行で挨拶してしまう場面など……、楽器経験者なら「ニヤリ」とするギャグが面白い。※音楽関連以外のギャグも良質だと思う。

けいおん!のギャグは面白くない……と云う方も多いようだが、ギターを弾いてみればギャグの意味が理解出来るかもしれないよ?多分、全体の見え方も変わるのではないだろうか?

このアニメは「キャラ萌えアニメだ!」という意見が多いようだが、私のような音楽マニアが観ると、自分がバンド(ギター)を始めた頃に経験した「ドキドキ感」や「勘違い」などが細かく描かれていて、観てて微笑ましいアニメなのだ。

「そうそう、そうなんだよねぇ~!」って、それこそ感情移入してしまうのである。

第4話の花火のシーンなどは、思わず「うるうる」きてしまう。バンド・マンなら誰でも思い描く場面である。「いつか、きっと……」って夢に見た思いが蘇ってきてしまった。そこをギャグで落としてしまうのも良い。

まぁ、確かに……練習もしない唯がアレほど上手くギターを弾くのは納得できないものがあるが、そこはアニメなのでツッコムのは無粋だろう。ただし……、ギター・テクの中でも難しい部類の「チョーキング」をアッサリ披露するのはイタダケナイ!

ギターの練習で指の皮が剥けるのは「チョーキング」の仕業なのだ!5弦をチョーキングするのをヒタスラ練習した過去が蘇る……。

第5話「顧問」は、とにかく大爆笑の連続だ!

生徒会の陰謀?はツボである。さわちゃん先生の豹変振りも笑える。

の云った「いつの時代のバンドだよって感じ」ってのにはグサリときた。なんてったって、私のバンド時代そのまんまだもん……。やっぱ今時の音楽アニメだと再認識である。

さわちゃん先生の披露する「早引き!」「タッピング!」「歯ギター!」のギャグも大笑いだ。「歯ギター」ギャグを解説しよう……。今でこそ歯ギターと云えばDMCのクラウザーの使う必殺技ってイメージだが、元々は60年代にジミ・ヘンドリックスなどのギタリストが行っていたパフォーマンスである。テクニックではなくパフォーマンスなのだ。

ジミヘンはライブ中にギターを燃やすパフォーマンスも行っていた!それを観てクラッシュ(有名なパンク・バンド)が結成されたって逸話もある。その後、70年代の後半に天才ギタリスト「エディ・ヴァン・ヘイレン」タッピングって技を生み出すのだ。ピアノ経験の有ったエディが「ギターを鍵盤のように叩いて音を出す」って演奏方法を確立したのだ。そこからギター革命が始まるのだ。80~90年代のギタリストは凄かった。ドリル奏法(電動ドリルでギターを弾く)ってヤツまで現れた……。※これについては、ヴァン・ヘイレンが先か?ポール・ギルバートが先か?って論争があったけど。

その後、グランジの洗礼でテクニカルなギター奏法は一掃されてしまうのだ。

ギター・テク・パフォーマンスはかっこ悪い時代の到来である。当時、イングヴェイ・マルムスティーン(世界最速の早引きギタリスト)が「歯ギター」をやってるのを観て……思いっきり引いてしまった記憶がある。

DMCの「歯ギター」がギャグになるのはソコである。時代錯誤のデスメタル奏法として登場しているのだ。

それが「けいおん!」の中で、スゴイ技的に登場すること自体がギャグなのだ。※早弾き、タッピングが高等テクニックだけに「歯ギター」が面白く感じる+「ああ、私のギターが……」って唯の台詞のダメ押しである。

つまり、私のような年代のバンド・マンには「歯ギター」という言葉自体が、ギターテクニックを笑いに変える起爆剤言葉なのである。

だから、さわちゃん先生の「それじゃまず、歯ギターの演り方を……」って台詞なんかに爆笑してしまうのだ。※アニメ好きの人なら、ファースト・ガンダムの名台詞がTシャツなんかにプリントされてるのを見て、なぜか笑えるって思うのと同じだ。

第6話で、やっとマトモな演奏シーンの登場である。

この回は前半の山場だろう。ギャグの面白さよりも、初ライブの緊張感などにワクワクしてしまう※思い出してしまう。回である。

第8話以降は、新入部員を加えて……去年と同じことやってます的になっている。※それなりに面白いけどね。流石に前半6話までに「勘違いギャグ」が出尽くしているので、音楽的に笑えるシーンは少なくなってしまう。

※原作の設定のままなら笑えるシーンが増えただろうけど……。原作ではあずにゃん「昨年の桜高祭の軽音部の演奏を聴いて」唯のギターに憧れて入部してくるのだ。

アニメではちょっと、あずにゃん引っ張りすぎ感を感じてしまう。感動的な話にしようとしたのかね?※あずにゃん加入後から面白くなったという意見は、前半の音楽的小ネタギャグの面白さが理解出来なかった方たちだろうか?私は8話以降はあまり面白味を感じなかった。

そして、感動の最終回である。

この第12話は……不思議と感動してしまう。ファンの間でも同じような意見が多いようだ。あるブログによると、京都アニメーション(有名なのね?私は名前すら知らなかったよ)が感動させる為のテクニックを詰め込んだ回だと解説してあった。それはストーリー的なものではなく、シーンのカット割りや表現方法らしい。確かに、その解説を読んで観直した最終回は、ある意味「なるほど!」である。

第1話のデジャブ的な表現で主人公の成長を魅せ、カット割(引きのカットから次第に唯に近づき、回想を交えるコトで今まで育んだ友情を唯の内面で表現するなど)で感情移入させ、最後のライブ演奏で盛り上げる!これはテクニックである。

制作会社が上手い!って見本のようなアニメなのかもしれない。

ただ……、私が唯一気に入らないのは、関連CDの発売である。

主題歌……OPやEDの楽曲は良いだろう。アニメ本編で演奏された楽曲も良い。演奏自体はされていないが、曲目の登場した楽曲も良いだろう。

ここまではCD発売されても納得の内容である。

だが、各キャラのイメージ・ソングって何だ?これはイタダケナイだろう!

正直云って、各キャラのイメージソングの存在を知り、「けいおん!」に対する評価は60%ダウンしてしまった。CDの販売形態もイタダケナイ!

OP&ED+桜高軽音部の楽曲をまとめたサントラCD1枚で発売!

シングルで、マニアックなファンに向けたヴォーカル違いやヴァージョン違いをカップリングし、更に桜高祭ライブヴァージョンCDなども発売。

良心的な売り方ならこうだろう。

それを、OP、EDが別々で発売、単発で各キャラの楽曲を出し、バンド名義のアルバムを出し……なんてやってるから「ただCDを売る為のプロモーション的アニメ」なんて云われるのだ!そのうち、それらの楽曲全てをセットにしたオマケ付きBOXセットなんてのが数万円の価格で発売されるんじゃないのか?

こんな販売形態やってるから「音楽CD」が売れなくなるのだ!

せっかく良質なアニメを創ったのだから、関連商品もファンを喜ばせる為のものであって欲しい。

「澪たんの唄うもの全てを手に入れたい!」って方は頑張って全て集めるんだろうけど、普通に「けいおん!」で音楽に興味を持ったボーイズ&ガールズはウンザリしてると思う。音楽CDが売れなくなった原因の一つは「購入した後のガッカリ感」の大きさだと思うのだ。

シングル全部買ったら、その後にアルバムが発売されて……殆どの曲が収録されてた……。これじゃ、次は買わないよ!今売れれば後はどうでもよい?

サザンオールスターズを見習いなさい!

アルバム未収録の楽曲が100曲近くありますから!

だからファンはシングルも購入するのです!

ちょっと残念な話になってしまったが、アニメ「けいおん!」自体は良質な作品だと思うのである。

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アニメ けいおん!

2009042100000026devientview000_2さて、早速アニメ版の「けいおん!」を視聴してみた。

最近は、この手の動画は色々な場所で観る事が出来るので助かる。久しぶりのアニメである。私が最も最近観た新作アニメが「ハウルの動く城」だと言えば、いかにアニメと縁遠い世界の住人かバレてしまうのでここでは伏せておいた方が良いのかもしれない・・・・・・。

今回、私は第1話〜12話までを観た。一応、12話が最終回となるのだが、実際には13話が番外編という形式で放送されるようである。

観た感想を率直に言うと・・・
「すげぇ〜面白い!」である。かなり笑えたし、ちょっと感動的な部分もあり泣きそうになってしまったくらいである。※ただし、私は映画館で感動映画を観て大泣きするタイプなので参考にはならないかもしれない。

アニメ版のストーリーは、ほぼ原作に近い形で進行している。
今回の12話は、原作の第2巻までである。※原作はまだ続いているので、アニメのシーズン2も期待されるかもしれない。主人公が高校2年の学園祭でバンド演奏するトコロで最終回・・・。

アニメではそれなりに感動的なエンディングだった。が、原作では「演奏ボロボロ、ギターフレーズ忘れてるし、歌忘れてるし」的な失敗コメントでギャグ化されていた。
そうなのだ、改めてアニメを観て思ったのは・・・原作にあったドライな部分が軽減されているということだ。
それはそれで成功だとも思うが・・・。

3413869171_cd81a576e1 原作とアニメの違い・・・。
私的には、この「けいおん!」は原作の面白さが上手く反映された成功作だと思っている。かつて一世風靡したアニメ、ドラゴンボール・・・面白いアニメだったが、ギャグ部分の作りがイマイチだったように思っていた。界王さまと悟空の掛け合いなど、原作漫画でのシュールな空気感※寒いギャグの後の白けたムードなど・・・が再現出来ていなかった。あれほど大笑いした原作が、アニメになると「え?」って感じだった。
「けいおん!」は、そういうギャグ部分の再現が上手いと思った。

かなり笑えたというのはそこが大きいだろう。

一つ気になったのは軽音部の顧問、さわ子先生のキャラが立っていなかった※と、感じる、部分くらいである。原作での強烈キャラが軽減されていたように感じた・・・。まぁ、これは多分・・・原作でのさわ子先生の強烈ギャグがエロ担当だからかもしれない。

原作でのサービスカットは殆どカットされていた。
C73293e1 学園祭での演奏後のサービスカットも無かったくらいである。
※演奏後にベースのシールドに足が引っかかりこけた澪のパンツが丸見えとなり、本人が再起不能になる・・・というギャグである。
メイド服を着ているのは、顧問さわ子先生がコスプレマニアという設定だからである。※名前を見る限り、作者はピロウズのファンなのだろうか?

また、合宿で雫と梓の見分け方と言いながら、澪の胸をわし掴むシーンも当然だがカットされている。・・・まぁ、これは当然の処置だろうが・・・。

私は、以前に「萌えの基準が解らない」人間であると書いたが・・・アニメを観ても、その基準は理解できなかった。唯一、合宿の回で、唯と律が「澪のメイド服姿」を想像し「萌え萌え〜キュン!」と言う部分が在ったが、あれが「萌え」なのだろうか?
萌えに詳しい方がいれば、「けいおん!」のどの部分が萌えなのか教えて頂きたい。

さて、ここまで書いておいて・・・少々の否定的な意見を書きたいと思う。

アニメ「けいおん!」は確かに面白い!「けいおん!」の影響で楽器店の状況も一変したというニュースもあった。今まで楽器には縁遠かった層の客が増えたらしい。これは良いと思う。
私達の世代では、ギターを始めるキッカケは「BOOWY」に憧れてって人が多かったが、それと同じようなパワーを持ったアニメだと思うからだ。もし、このキッカケを否定するロック・ファンは考えを改めた方が良いだろう。バンドを始めるキッカケなんて、男の9割は「モテたいから」であったはずだ。要するに、キッカケなんて何でも良いのだ。劇中に使われる楽曲も案外しっかりしていた。
音楽不況の中、若い世代に影響を与える音楽番組?としては良質である。一時期のバンドブームと似たイメージを感じる。

だが、ガッカリしたのは・・・
今回のコラムを書くに当たり、「けいおん!」の参考画像を検索した時に出て来る明らかなエロ妄想創作画の多さだった・・・。アニメの質やストーリーが良かっただけに残念である。アニメを観る前に「妄想創作画」を観ていたら・・・「ああ、この手のアニメか・・・」と、俗に言うキモイオタクのアニメ的イメージで、観る気が80%ダウンしていただろう・・・。
「けいおん!」が好きなのになぜ「エロ」に走るのかが理解不能である。
自分達で作品を下品にして楽しいのだろうか?
正直、私が「萌え」という言葉に拒絶反応を感じるのも、「萌え=エロで下品なオタク男」というイメージが拭えないからなのである・・・。

そういえば「けいおん!」を紹介する他のブログでは「唯はオレの嫁」発言もあった。
これに対しては拒絶感は無い。単にアイドルが好きかアニメが好きか映画スターが好きかの違いだろう。私も一時期、「クレア・デーンズと結婚してぇ〜」と周囲に言ってた事がある。※当然だがギャグである。

出来れば、上記のような「エロ創作画」は自分の中だけか・・・もしくは一般には検索上位に出ないような配慮が欲しいところである。
それ自体を否定しているのではない!
その行為が「作品本来の質(イメージ)を下げる結果になる」ことを憂いているのだ。

そう云えば・・・
ユーチューブにあった「けいおん!+ひぐらし」という動画は面白かった。
「けいおん!」のアニメ画像が「ひぐらし」のような恐怖オープニング動画になている・・・。
コアなファンには不評なのかもしれないが、ネタとしては面白いので興味があれば観て頂きたい。

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けいおん

3470654318_de1ebe4d86先日、インターネットのブログ記事って呼ぶのかな?その記事の中で「けいおん」というアニメのコトが書かれていた。

人気アニメらしく、最終回が告知されたことにファンが激怒して2chに書き込みが殺到したとか?確か、そんな内容であった。その記事を見て「けいおん」ってそんなに面白いのか?と、疑問に思ったのである。
アニメ「けいおん」ファンには申し訳ないのだが、上記の記事を読んで私が抱いた感想は・・・・・・アニメヲタクが好きそうな(見た目)ロリコン萌えキャラが制服やらコスプレでスカートヒラヒラさせながら楽器を演奏する・・・エロと萌えに音楽を足したメディアミックス商魂を丸出しのアニメ・・・・・・であった。
で、実際に原作漫画を読んでみたのである。
いや、これが・・・とにかく面白いのであった。
アニメ好きではない私には「萌えの基準」というのが解らないのだが、原作を読む限り、私が想像していたようなものではなく、良質のギャグ漫画である。※時々サービスカットが登場って感じだね、うん。
誰もが勘違いしそうな「軽音部」という響きに「軽い音楽」と勘違いした主人公が入部。ハードな練習が待っているのかと思えば、部室では練習よりもお茶会が主活動のメンバー達。音楽漫画というよりも、音楽素人の繰り広げる勘違いギャグ漫画である。
これもよく知らないが「あたしんち」的な匂いを感じてしまったのである。
元々は4コマ漫画だそうで、話の展開も早くサクサクと読めるのも好感である。
先入観で「けいおん」を避けている音楽好きにもお薦めできる漫画である。
※今度、アニメも観てみようと思う今日この頃である・・・。

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ドラゴンボール

N0017294 とにかく・・・散々な結果に終わりそうな映画である。

「ドラゴンボール」の実写版なのである。

正直、私は観ていないので何とも云えないのだが・・・とにかくこの映画の批評を見る限り「良い」という評判は聞いていない・・・。おいおい・・・。

キャラクターや世界観が原作とは違う・・・と、いうのが最も大きな「否定意見」なのだが、原作を頭から除いた状態でも3流アクション映画?みたいな酷評もあった。

創り手の意識の差なのであろうか?

漫画・アニメは日本が世界に誇る文化である。

ジャパニメーションなる言葉が生まれた程に「日本のアニメ」はクリエイティブなのだ。

海外では「アニメ=子供向け」が普通だ。

その概念を吹っ飛ばしたのは、やはり「AKIRA」だろう。あのアニメは子供向けではない・・・。そもそも日本のアニメは大人でも楽しめる作品が多いのは事実である。

漫画になればより一層である。

手塚治虫の作品だって子供向けでないものが多いし、最近の漫画になれば尚更である。最近は漫画原作の実写映画やドラマも多いが、正直・・・物語だけなら漫画のストーリーは非常に良く出来ている。

おっと・・・いかんいかん。

ドラゴンボールの話に戻ろう。

10年以上に渡り少年ジャンプに連載され・・・コミックは42巻、アニメも世界各国で放映されたモンスター級の知名度と人気を誇る漫画・アニメである。

実写版制作の話題はかなり以前から噂されていた・・・が、正直・・・無理だと思っていた。以前に「マトリックス・レヴォリューション」を観た時、「あぁ、ドラゴンボールも実写で出来る時代やなぁ~」なんて思ったりもしたが、あの世界観は再現するのが難しいだろうと思ったものだ。

どうやら・・・陳腐な実写映画となったようだし・・・。

私が思い描いた実写版「ドラゴンボール」の世界観はこうだ。

俳優は中国人でカンフーの上手い役者さんがよい。当然、ワイヤーアクションやCGが大量に使われるだろうね。

キャラに関しては「スターウォーズ」に匹敵するメイクとコダワリで創ってほしい。

3部作くらいのボリュームが必要だよね。

漫画でも孫悟空の成長が描かれているんだから、少年期、青年期、晩年期?って分けないと無理でしょ・・・。

それを2時間程度に纏めたんじゃぁ・・・ドラゴンボールにはならないもんね。

今話題の漫画原作の実写映画と云えば「ヤッターマン」と「20世紀少年」である。

この2作品の良いところは「原作の世界観」を忠実に再現したところである。

生粋の映画ファンには「否定」されるかもしれないが、漫画やアニメを実写化するには絶対的に必要なものだ。

例えば・・・実写版「ドラえもん」が創られた時・・・ドラえもんがガチガチの機械むき出し状態で、ノビタ君がイケメンだったらどうよ?それは既に「ドラえもん」ではないのです。

「20世紀少年」のキャストが発表された時、正直驚いた!

最高のキャストだよこれ!よくぞここまで原作の雰囲気に合う人選をしてくれました!

これは、原作に対する敬意と愛情の成せる技だと思うのだ。

深きょんのドロンジョに対して飛び交った「否定的意見」も彼女の成りきり振りを見て殆ど納得したんじゃない?

やっぱ・・・日本の作品は日本で創った方が良かったんだろうね?

何はともあれ、実写版ドラゴンボール・・・どうなることやら?

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デトロイト・メタル・シティ

27331 今、話題の「デトロイト・メタル・シティ」である。

先日、初めて原作漫画を読んだ。

う~む・・・この大人気ぶりなので、もっとぶっ飛んだ面白さを期待してたのだが・・・普通に面白いって漫画であった。まぁ~、私自身が漫画読んで大笑いする年齢ではなくなったのかもしれないが・・・。

物語は、オシャレなポップ・シンガーを目指して大分県の田舎町から上京した青年が、何故か?デスメタル・バンド「デトロイト・メタル・シティ」のカリスマ・ヴォーカル&ギターのクラウザー二世となって絶大な支持を受けているとこから始まるのである。

メイクを落とすと普通の、いやただのショボイ青年「根岸君」※名前アッテル?なのだ。

「自らが理想とする音楽」とは掛け離れた活動に戸惑い、いつか自分の求める音楽で有名になることを望んでいる・・・。

が、現実は甘くない・・・。今日もライブ帰りの電車内で痴漢の汚名を着せられ大困惑。

その女に対する恨みから生まれる名曲「恨みはらさでおくべきか!」

クラウザー二世=根岸君

を隠したまま、憧れの女の子※オシャレな雑誌のオシャレ音楽ライター。にも告白出来ない始末・・・。だが、根岸君の困惑とは裏腹に、カリスマ・クラウザー二世の伝説は次々と誕生していくのである。

この漫画の面白さは

●残虐非道なクラウザー二世、幼い頃に両親を殺し、両親の死体とファック!DMCを結成する為に刑務所から出てきた男・・・ファックした女の数は底知れず・・・

●両親思いの根岸君、今日も母親に電話。音楽の才能は在るが、クネクネした唄い方がキモイ・・・。未だに童貞の23歳・・・。

このギャップから生まれるギャグである。

「クラウザーさんは幼い頃に両親を殺しているんだ!」

・・・幼い頃に殺したはずの母親に電話しているクラウザー二世であった・・・ちゃんちゃん。

私がこの漫画を「ぶっとんだ面白さ」と感じられなかったのは、80年代のヘビメタ・ブームをリアル世代で体験したからかもしれない。

キッスのメイクとオジー・オズボーン的悪魔ムード。新しくはマリリン・マンソンなんかも近いかも?デス・メタルの過激さも体験してるし・・・。

正直、DMCの世界観はここら辺の世界を過剰表現でギャグにしているのだが※それは面白いが。根岸君がクラウザー二世になった経過が登場していない為、ある意味で本当の切なさが感じられないのである。

嫌々クラウザーを演じている根岸像が薄いのである。ここら辺の件がもうちょっと紹介されてれば感情移入しやすいのだけどねぇ~。

メタルの神様※名前忘れた。の引退ライブに登場したDMCが過激なパフォーマンスで彼から神の称号を奪い取ったエピソード。あれは面白い。元々メタルに興味無いから、メタルの神様も「ただのオジサン」である・・・。それを観て「クラウザーは凄すぎる」と※勘違いする、他のメタル・バンド・・・。

実写映画となり、DMCの音楽が発売された。

デス・メタルには・・・いや、メタル&HRにはコアなファンが多く、賛否の否が多く飛び交うのだが、正直云って「馬鹿らしい」である・・・申し訳ない。

実は80年代のリアル・メタル世代なら知ってるだろうが、20年前から同じようなコメントが嵐のように飛び交い続けてるのだもの・・・。

他のジャンルを認めない!

同ジャンルでもヌルイ音を否定!

こんなのをメタルと思われたら迷惑!

・・・だから発展しなかった音楽なのにねぇ~。

と、云う私も当時は「メタル以外は音楽じゃねぇ!」って云ってました・・・はい。

DMCのサントラ、あれは良く出来ています。

※デス・メタルではないのは認めますが。

キャッチーでいいじゃないですか。

「あんなの認めない!」って云う時代遅れのメタル・ファンの皆さん、それじゃ駄目ですよ!80年代に登場したアイドルHRバンド、ボン・ジョヴィ。彼等の人気でHM/HRは市民権を得たのです。万人が聴けるってのは良いことなのです。ヒップ・ホップだってエミネムがいなきゃここまで日本人は聴かなかったでしょ。

グランジだって、コアなサウンドをポップに昇華したニルヴァーナが居なきゃ、日の目を見ることなく地味に活動してたかも・・・?

DMC人気で、今まで「ヘヴィーなサウンドはちょっと・・・」って聴かず嫌いしてた方々が興味を持てば、80年~90年代初頭のような一大メタル・ブームの再来だって夢じゃない!って、オヂサンは思うのです。

なので、「あんなのデス・メタルじゃねぇ!」って完全否定せずに、DMC人気にあやかり、自分のお勧めするバンドを紹介していきましょう!

DMCの、あのキャラの元ネタはコレ!ってさ。

へぇ~?そうなんだ!ちょっと聴いてみようかな?

私もそうやって、影響受けたバンドが好きなバンド、で、音楽の幅が広がっていった一人だもの。

まぁ、何はともあれ、話題のDMCである。

話は変わるが・・・ガンズはまだアルバム出さんのだろうか?10年以上待たされてるのに・・・。

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ハウルの動く城

20041129t145847z さてさて、仕事疲れのスターダストである。

デザイン事務所を立ち上げ、順調に滑り出した今日この頃・・・日曜日も休み無く働き詰めだったもので・・・今日は久しぶりの日曜休日なのである。

なぁ~んか・・・癒し欲しいよなぁ~・・・

と、考えながら先日放送されていた「芸能人の恐怖特番」の録画観てたのだが・・・ふと、ジブリ作品観ようか?と思い立ち・・・以前に購入していた「ハウルの動く城」を観たのである。

まぁ、有名過ぎる作品なので説明は不要だろうが・・・ちょいとだけ説明です。

今回観たのはDVD特典?である「字幕版」なのだ。英語の台詞である。

戦時下の某国、下町の帽子店を切り盛りする18歳の少女「ソフィー」は妹の働く店を訪ねる途中、兵隊に絡まれていた。そこに現れた魔法使い「ハウル」。ソフィーを助けたが・・・ハウルも追われる身であった。「荒れ地の魔女」と呼ばれる魔法使いに追われていたのである。

偶然とはいえハウルと接触したソフィーは、その夜・・・帽子店に現れた荒れ地の魔女の呪いで90歳の老婆へとされてしまった。

このままではいられない!

老婆ソフィーは意を決し、荒れ地へ向かう・・・その目の前に現れたのは奇形をした「ハウルの動く城」であった。城内へ入るソフィー。不思議な共同生活のスタートである・・・。

久しぶりに観たジブリ作品。

やはり良いですわ!

・・・癒し?にはならなかったかも・・・だけど、十分楽しめたので、良しとしましょう。

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