音楽・お勧めCDこの1枚!

THE BEST OF RADIOHEAD を語ります

ザ・ベスト・オブ(2CDエディション)

ザ・ベスト・オブ(2CDエディション)

アーティスト:レディオヘッド

ザ・ベスト・オブ(2CDエディション)

さて、ファンの間では賛否両論のベスト・アルバム・・・。

この場合の「否」はレディオヘッドや楽曲に対するものではなく、EMIが行ったバンド叩きやバンドの意向に反したベスト・アルバムを発表したコトに対する「否」である。

ただ、コメント・レビューの中に「発売の経緯は関係なく、レディオヘッドの曲を纏めて聴けるから良い」的なものを見て、改めて「そうだね」と思った次第である。

私自身、レディオヘッドのアルバム&アルバム未収録曲は「ほぼ網羅」している程のファンなので、このベスト・アルバムの唯一の「賛」は各楽曲の録音レベルが揃っているというコトくらいである。

しかし・・・「THE BEST OF」を収録順に聴くことはないだろう。

カーマ・ポリスとノー・サプライゼスに挟まれたクリープは想像出来ないし、オープニングにジャストが来るなんてのも在り得ない!ライブなら在りなのだろうが、ライブ・セットリストはバンド側の意図が入っているから在りであって、そうじゃないのなら・・・やはり年代順に並べるべきである。

シングル曲中心なのだから、少なくとも発表順とかね。

例えば「クリープ」の頃と「カーマ・ポリス」の頃では音楽性が違うだろうし、なによりオリジナル・アルバムを重視するバンドである。流れなのである。

その流れを無視した詰め合わせベストなのだから・・・聴き方は・・・彼等のキャリアの軌跡なのではないだろうか?収録楽曲を年代順に並べるのが正しい聴き方だと・・・私個人としては思う。※あくまで個人的な意見である。

そうすれば、確かに「否」するほど酷いアルバムではない。

もともと楽曲自体は良いし、シングル曲中心なのだから「発売当時の彼等の世界観を詰め込んだ」楽曲が多いのだろう。

このベストから入門する方、購入したけど聴いてない方、コレクションの為の方、是非!年代順に並べ直した※不要な楽曲は当然外す!EMI選曲ではない、自分だけのレディオヘッド・ベストを楽しんではどうでしょう?

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イン・レインボウズ DISC BOX

イン・レインボウズ

イン・レインボウズ

アーティスト:レディオヘッド

イン・レインボウズ

さて、5月28日にレディオヘッドのベスト・アルバムが発売されるそうだ。

待ちに待った!と、云うべきか?今更ですか・・・?と云うべきか?

レディオヘッドのベスト・アルバムを期待するファンがいるのだろうか???そもそもバンドはレコード会社を離れ、新レーベルで新作を発表している。どうやらEMIの重役達と摩擦が在ったとも云われているのだが・・・音楽性によるトコロが大きいのだろう・・・。

正直、今回のベストは・・・商業的に売れるモノは今のうちに!的な部分が大きいだろう。

バンド側は今回のベスト発売には一切関与していない!

さて、そんな音楽家レディオヘッドの最新作が「イン・レインボウズ」である。

今回紹介するのはDISC BOXである。

CD2枚組み+アナログ盤が重厚にパッケージングされたファンには涙モノのBOXセットである。このセットは通常発売はされず、レディオヘッドのWEBサイトで通販限定で発売されたものだ。

通常盤と同内容のCD1、このBOXでしか聴くことのできない8曲入りCD2、私自身がプレーヤーを持っていないので未試聴のアナログ・レコード。

ファンの感心は当然、CD2に収録された8曲の内容であろう。

収録曲は・・・

MK1

Down Is The New Up

Go Slowly

MK2

Last Flowers To The Hospital

Up On The Ladder

Bangers & Mash

4Minute Warning

である。

レディオヘッドはシングル・カップリング曲のクオリティが高く、また、アルバム未収録の楽曲も多いのだ・・・。※ちなみに私は全楽曲持っているのだが。

当然ながら、DISC2に収録された8曲のクオリティも高い!

雰囲気や質感はDISC1と同じ感じだが、インスト曲在り、ハード・エッジな曲在り、と・・・何故?これらの楽曲を通常盤に入れなかったのか?が不思議なのだ。DISC1&2を合わせても十分にCD1枚に収録出来る時間である。※70分近くにはなるけど・・・

まぁ・・・ファンにとっては喉から手が出るレア・アイテムとなってしまっているであろう。

※オークションでは現在・・・2万以上の高値で取引されているようだ・・・。

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ニュー・アドヴェンチャーズ・イン・ハイ・ファイ

New Adventures in Hi-Fi

New Adventures in Hi-Fi

アーティスト:R.E.M.

New Adventures in Hi-Fi

キラー・チューンというモノが在る。

解りやすいイントロ、ポップでキャッチーなメロディ、誰が聴いても一聴して「良い」と思える楽曲だ。そのような楽曲がアルバム中に数曲在るだけで、非常に聴きやすく親しみやすく「良いアルバム」と思えるのである。

邦楽アルバムでシングル曲が多数収録されているようなアルバムは正にそうである。

そして、R.E.M.通算10作目となるアルバム「ニュー・アドヴェンチャーズ・イン・ハイ・ファイ」は、まったくもって真逆のアルバムである。一聴してキラー・チューンと呼べる楽曲も無ければ、捻くって解り難いアルバムなのだ・・・。

だが、このようなアルバムは「聴くほどに味が出る」のだ!

このアルバム、レコーディングは前作「モンスター」のツアー中に録音されている。※ホテルのバス・ルームで録音された楽曲すらあるのだ。その為か?当初は非常に散漫なアルバムに思えていた・・・。しかしながら、聴けば聴くほど「好き」になっていくのだから不思議だ。

メジャー・デビュー後、立て続けにアコースティックなサウンドを披露していたR.E.M.が突然ディストーション・ギター・サウンドを前面に押し出したアルバムが「モンスター」である。そしてこの「ニュー・アドヴェンチャーズ~」はオルタナ・サウンドが全開のアルバムとなった。

私が驚いたのは・・・9曲目、BE MINEである。

弾き語り的な楽曲なのだが、アコギやピアノではない・・・。ディストーションのかかったギターによる弾き語りなのだ!後にも先にも、エレキ・ギターの弾き語りはこの曲が初めてである!※・・・いや、モンスターにも似たような楽曲が在ったか・・・

iPodのプレイリストでR.E.M.のベストを作る時に困るのだ・・・。

このアルバムからは・・・捨てる曲が無いのだもの。

聴けば聴くほど味の出る「ニュー・アドヴェンチャーズ・イン・ハイ・ファイ」である。

一聴して「あぁ・・・これは駄目・・・」って思っても、頑張って10回聴けば・・・何故か大好きなアルバムとなるだろう。

申し訳ないが・・・責任は持てない・・・。

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ラバー・ソウル

ラバー・ソウル

ラバー・ソウル

アーティスト:ザ・ビートルズ

ラバー・ソウル

ロックの金字塔は「サージェント・ペッパーズ・ロンリー・ハート・クラブ・バンド」だと云われる。ロック音楽を芸術へと変えた奇跡のアルバムである!と、云うのは云いすぎだろうか?

だが、私は・・・初めて聴くビートルズが「サージェント・ペッパーズ・ロンリー・ハート・クラブ・バンド」なのは・・・正直可愛そうな気がするのだ。私自身・・・このアルバムは・・・好きではない。芸術が理解出来ない凡人であるが故・・・である。

ビートルズのように偉大なバンドはベスト・アルバムが多いのだ。

曲数だって多いし、有名な楽曲が網羅されているし、最近では音質まで向上して文句の付けようが無いだろう。だが、オリジナル・アルバムはどうだ?

ビートルズは有名である。バンド結成から40年以上!とんでもなく永い時間である。アルバムだって相当な数であろう・・・。相当な数?いや・・・そうじゃないのだ。ビートルズがバンドとして活動じたのは、僅か8年程度なのだ。オリジナル・アルバムは13枚しかない・・・。しかもその殆どが中古で購入が出来る時代である。

ラバー・ソウルはビートルズの6枚目のアルバムである。

爆発的人気のアイドル・バンドとなったビートルズ、そしてその音楽家としての才能が開花した時代のアルバムである。

前作「ヘルプ!」、7枚目のアルバム「リボルバー」は同じ流れを感じるのである。ヘルプ!には名曲「イエスタディ」が収録されている。確かに名曲・名盤であろう。リボルバーも名盤である。後のサイケデリック時代へ突入する手前の作品である。

その間に挟まれた「ラバー・ソウル」

地味であり、有名曲も少ない・・・だが、全編通しての聴きやすさ、メロディの良さ、ポップ・センス、コーラス・ワークの全てが秀逸なのだ。

ビートルズの代表作は「サージェント・ペッパーズ~」だが、最初に聴くオリジナル・アルバムはこの「ラバー・ソウル」が良いと思うのだ。

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PSYENCE A GO GO

PSYENCE A GO GO

PSYENCE A GO GO

アーティスト:hide,CHIROLYN,D.I.E.

PSYENCE A GO GO

1996年、X JapanのギタリストHIDEのソロ・ツアーの模様を収録したライブ・アルバムである。ちなみにソロでの表記はhideとなるのでお間違いの無いようにお願いしたい。

私はX Japanは聴かない・・・が、hideは大好きなのだ。

このアルバム、PSYENCE A GO GOはhideの2ndアルバム「PSYENCE」に伴うツアーである。非常に完成度の高いPSYENCEである。パンキッシュでPOPでカラフルなアルバムである。天才とは彼のようなアーティストを指すのであろう!

ヴィジュアル系だとか、X Japanのギタリストだとか、そんなイメージは捨てて聴いていただきたい。先にも云ったが、X Japanは聴かないがhideは大好きなのだ。

アルバムは3枚組み、3時間の超大作である。ライヴでのMCや他メンバーのソロ・パートも収録されており、本当にライブ会場にいるような錯覚を起こしてしまいそうである。※ちなみに、iTunesにAACで落とすと臨場感が失われるのでAppleロスレスをお勧めしたい。

とにかく楽しいライブ・アルバムである。MCが丸っと収録されたのは正解である。hideは非常にユーモアのセンスがあり、普通では有り得ないような演出、MCが連発している。※後にスプレッド・ビーバーとして活動するメンバーはこの時点でほぼ全員参加しているのだ。

珍獣チロリンの哀愁漂う?名曲「東京ディズニーなぜ千葉にある?」、DAIの唄うチープなグラム・ソング「ナチュラル・ボーン・オナニスト」、チロリン・ロック「君は変わっちまった」などなど・・・コミック・バンド顔負けの笑える唄も多い!MCも笑える!メンバーの一人INAの私生活・・・いや風俗生活までもがネタになっているくらいだ。

SEやMCを合わせ全41曲、3時間のhideワールドを是非体感して頂きたい。

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アクセラレイト

アクセラレイト

アクセラレイト

アーティスト:R.E.M.

アクセラレイト

R.E.M.の最新作「アクセラレイト」である。

ターボ・エンジン搭載アルバムである!

この10年間、R.E.M.はイマイチだなぁ?と感じていたファンも多いだろう。1997年にドラムスのビル・ベリーが脱退・・・その後のサウンドの変化・・・正直、R.E.M.の打ち込みサウンドは面白みに欠けると私は思っていた。

世界で最も重要なバンドと云われ、ロックの殿堂入りまで果たしたバンドである。デビューから25年である・・・。通算14作目である。

いきなりギター・ロック・バンド!R.E.M.の復活である!!!

しかもシンプルでタイトな演奏!アッパーな楽曲!前半はインディーズ時代の名曲「ビギン・ザ・ビギン」や「ディーズ・デイズ」を思い出ださせるアップ・テンポなナンバーが目白押し!中盤にはしっかりと聴かせるミドル・バラードを入れ、後半はたたみ掛けるように独特のフックが聴いたアップ・テンポなナンバーが収録されている。

収録時間34分・・・

購入前は「え?」であった。短すぎない?と、思ったのだが・・・

そんなものは聴いた後にはぶっ飛んでいた!カッコよすぎ!

私は輸入盤のCD+DVDエディションを購入したのだが、DVDには2曲のMP3ファイルが添付されているのが嬉しい!そのままiTunesにドラッグしてAAC変換した。

「アクセラレイト」

R.E.M.ファンには涙モノの傑作!ファンじゃない方にも名曲揃いのロック・アルバムとして楽しめる1枚である。

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EUROPE 1994

Nirvana_002 ニルヴァーナの音楽は衝撃的であったが、彼等の魅力はその当時、あのリアリティを感じられる時代感があったからこそ衝撃的であったのだと思う・・・。

そんなニルヴァーナのリアリティを感じられるのCDが

NIRVANA EUROPE 1994 である。

残念ながら・・・海賊盤のライブ・アルバムである。

1994年の彼等のステージをマルッと収録したアルバムである。

海賊盤としては、最高の音質ではないだろうか?オーディエンス録音ではない。しかもステレオ録音である。ニルヴァーナの海賊盤は多数持っているが、ここまで音質の良いCDは珍しい!※他にも高音質な海賊盤も在るが。

彼等の魅力を感じるには・・・やはりオフィシャル・リリースものより、こういった海賊盤の方がリアルである。

是非、中古CDショップなどで見かけた場合には購入をお勧めしたい。

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DIRTY

ダーティ<デラックス・エディション>

ダーティ<デラックス・エディション>

アーティスト:ソニック・ユース

ダーティ<デラックス・エディション>

1992年、ニルヴァーナから始まった一大グランジ/オルタナティブ・ミュージック・ムーブメントがピークに達していた時代。世界でイチバン危険な劇薬!とのフレーズでドロップされたのが、ソニック・ユースの9枚目の作品「DIRTY」である。

2003年にはデラックス・エディションとして再発売、さらに近年に限定生産破格盤として発売されている作品である。

このアルバムはソニック・ユース史上で最も骨太なロック・アルバムであろう!

オリジナル盤も当然カッコよいのだが、今回のお勧めCDはデラックス・エディション盤である。オリジナルに収録された15曲+シングルBサイド8曲+リハーサル・テイク12曲の35曲が収録されたデラックス盤2枚組である。

DISC-1はオリジナルの15曲+シングル4曲の構成だが、何よりも音質の向上が嬉しい。オリジナル盤では少々こもりがちだった音質がクリアになり、彼等の緻密で爆発的なノイズ・サウンドが更に際立つものになっているのだ。ノイズなのに緻密って?不思議に思うかもしれないが、実際に体験していただければ理解できるであろう。

DISC-2は打って変わってアヴァンギャルド・サウンドである。唄モノは3曲のみ、残りの13曲は全てインスト楽曲である。スタジオ・リハーサルということもあるが、オリジナル盤に収録された楽曲のスクラップ・ブック的ノイズ・サウンドである。タイトルも仮タイトルのままである。オリジナルが完成する前のサウンドは、緻密さこそは無いものの、爆発的なノイズ満載でこれぞソニック・ユース!を痛感できるのである。

まぁ・・・ファン以外には退屈なCDであるのも事実だろうが・・・。

グランジ/オルタナティブ・ミュージックをリアル・タイムで体験出来なかった若い世代にも、是非聴いて頂きたいアルバムである。

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