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90’s ROCK 第2回

そもそも、オルタナティブという言葉が使われたのは、ニルヴァーナを筆頭に台頭を始めたインディーズ・シーンに対する「苦肉のジャンル分け」だったように感じている。

※何度も言うが、ここに書いているのは全て私個人の意見である。

当時は「ジャンル分け出来ない音楽がグランジ/オルタナなんだから、ジャンルに分けるなよっ!」ってそんなことを考えたりもしていた。
最近、the pillowsのサウンドを「オルタナティブ」と呼ぶファンが増えてるが、実は私には何がオルタナティブなのか理解出来ない・・・と思ったりする。

90年代グランジの代表は、誰が何と言おうとニルヴァーナである。
が、他のグランジ(この中ではノイズ系バンドはグランジと呼ばせていただく。申し訳ない)バンドはどうなのか?
グランジの中でも、発祥した地区によってジャンルが分けられたり、国によって分けられたり・・・とにかく「音楽業界はジャンル分けが好き」な業界のようだが、確かに、私が聴きかじった少ないバンドの中だけでも、明らかに違いが分かるバンドが多い。

グランジと言って、ニルヴァーナ好きなら忘れてはならないバンドがある。

PIXIESである。

Photo

ニルヴァーナのカート・コバーンがフェイヴァリットに上げていたバンドだ。
どれくらいフェイヴァリットなのかというと、スメルズ・ライク・ティーンスピリッツはピクシーズをパクって作った・・・と言ったくらいフェイヴァリットのバンドである。

書き方がルー大柴チックになってしまってるが、ただ単にイングリッシュの単語が分からないだけなのでスルーしてリードして頂きたい・・・申し訳ない。

そして、SONIC YOUTHである。

250pxsonicyouth
ニルヴァーナがメジャーデビューするにあたって、敬愛するソニックユースがいるからゲフィンに決めた・・・と言わしめたインディーズ界のカリスマ・バンドである。

偶然かもしれないが、ピクシーズもソニック・ユースもベースが女性である。

この2バンドの特徴。
とにかく音がジャンクなのである。ガレージ・ロックと言うべきだろうか。
ちなみに、ガレージ・ロックというのは、言葉のニュアンスで「粗い一発どり」的に思われるかもしれないが、実際には、ビートルズに代表される60年代ブリット・ロックの影響を受けた、ロックンロールの原点回帰バンドの総称である。
その代表が70年代のパンク・ロックである。
彼らがバンドの練習をするのに「ガレージ(車庫)を多く使っていた」のでガレージ・ロックと呼ばれているのである。
決してガレージで録音したROCKではない。
ROCKの原点回帰のことである。

まあ、ロックの原点回帰となれば、昔のようにチープな機材で一発録りの手法で・・・ってなってしまうのだろう。彼らの「上手いとは言えない演奏」・・・つまり下手な演奏に不思議とワクワクしてしまうのは、デジタルで細切れされた音を繋ぐ現代手法では出せない生演奏のスリリング感が出ているからだと思う。

つまり、ニルヴァーナも含め、ロックの原点回帰&パンク・ロックの影響&一発録りのスリルが楽しめるバンドなのである。※故に私が70年代の音楽に嵌ったのかもしれない。

だが、スマッシング・パンプキンズストーン・テンプル・パイロッツはどうだ?

Jスマッシング・パンプキンズ・・・略してスマパン。
まるでどこかの女子アナのような呼び方だが・・・。
彼らの音楽の特徴はうねるようなグルーブ感だろう。

スマパンの場合、どうしてもビリー・コーガンの特徴有り過ぎだろっ! て、声に耳を奪われがちだが、ディストーション利かせまくりで地を這うようなギターとノイズ放出のギターソロ。
しかも・・・ベーシストは女性。
まあ、この独特のサウンドで好き嫌いが明確になるだろうが、実は彼らのサウンドはドラゴン・アッシュがコラージュしてたり、パクってる? だったり、かなり日本人には人気のサウンドだったりする。
ギタリストのジェームス・イハが日系人(容姿はもろアジア系)なのも人気の秘密か?
私てきには彼らの音のルーツはへヴィ・メタルだと感じている。
そこにへヴィメタには無かった甘く美しいメロディをのせたのが彼らの特徴だ。

余談になるが、ジェームス・イハのソロ・アルバム・・・。
スマパン時代のノイジーで爆発的なサウンドではなく、繊細で美しい極上のポップ作品である。
「え? これがスマパンのギタリスト?」って信じられないくらい音楽性が違っている。

おっと、言い忘れていたが、スマパンはニルヴァーナよりも先にメジャー進出しているバンドである。

ストーン・テンプル・パイロッツもスマパンと同様、地を這うグルーブ主体のバンドだが、スマパンのようなノイジーさは感じない。明らかにへヴィメタ影響下のバンドだと思う。
今のへヴィー・ロックに近いのか?
このバンド・・・実は私は「そこまで好きではない」バンドだったりする。
それは、声である。
明らかにへヴィメタ声・・・いや、メタリカ的な唄と言うべきか?
イメージの問題なので、両ファンの皆さんには最初に謝っておこう、ごめんなさい。

ではなぜ、いまだに聴いているのか?
それは彼らの3rd「ヴァチカン」が素晴らしかったからだ。地を這うグルーブとメタリカ声を捨てて、ブリット・ポップばりのメロディを聴かせた作品に鳥肌が立った。
ある意味、純粋なパイロッツファンからは怒られそうな話だが、私はパイロッツの「その部分」が好きで、今でも聴いているのである。

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