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BOΦWYを熱く語ってみようと思う パート4

Boowy02_2BOΦWYが解散して20年以上が過ぎた。そんな中、氷室京介が自身の50歳ライブを震災チャリティと銘打ち「全曲BOΦWYライブ」を敢行した。

先日、その映像をニュース番組で観たが・・・それはBOΦWYのライブではなく氷室京介のライブであった。

氷室京介は過去にもBOΦWYの楽曲をライブで披露している。ライブ・アルバムにもなった「BOΦWY VS 氷室京介」なるライブ・・・BOΦWYの楽曲を台無しにした悪しきアルバムだと思っている。

多分、ライブ会場で観れば盛り上がったのだろうが、とにかく観客への煽りが多すぎた。楽曲のサビの半分以上、氷室が唄ってないって感じだ。

まあ、それは仕方がない。ライブとは文字通り「生」のその瞬間を楽しむもので「アルバム」にするものではないのだ・・・。

今から24年前、1987年に行われたBOΦWYのライブに「GIGS CASE OF BOΦWY」というものがる。当時はライブアルバムは売れないと言われた時代だ。もちろん、アルバムにはならず、ビデオやLDなどの映像メディアとして発売された。

とにかく観た。観まくった。氷室が歌詞を間違える場所や曲中に入れる呟きも全部覚えるくらいに観まくった。

2001年にライブ・アルバムとして初めてCD化され、もちろん私は購入した。VHSに収められていた曲順をほぼ忠実に再現した27曲。なぜだろう?ほとんど聴くことはなかった。

確か・・・全部聴き終わった時に「ああ、こんな程度だったか」とガッカリしたのを覚えている。思い出は思い出のままがいいなって思ったものだ。

その後、何度か聴いて・・・松井さんのベースと高橋さんのドラムってカッコいいよなって思ったものだ。

実は、今回・・・ヒムロックの全曲BOΦWYに感化され、「GIGS CASE OF BOΦWY COMPLETE」を購入したのだ。2007年、今から4年前に発売された3枚組の完全盤(という触れ込み)だそうだ。やっぱBOΦWYのライブ音源はBOΦWYが演奏したものが一番さって思ったのだ。

M000013130410002実はこのアルバム、とにかく評判が悪いのだ。

俗に言う「EMI商法」ってやつだ。2007年に完全盤を出すのだったら、2001年に発売した2枚組のアルバムは何だったのだっ! BOΦWYを阿漕な商売に使ってんじゃねーよっ! ってファンが怒っているんだ。

「GIGS CASE OF BOΦWY」が3150円、そのコンプリート盤が3800円・・・先に出た27曲は重複しているのだ。さすがのわたしも買わなかった。同じライブ音源が27曲も入っているのに買ってどうする? である。

だが、実際・・・今回購入してその音源を聴いてぶったまげた。

「うわぁー買ってよかったよ、これ」って思った。2001年に発売された「CASE OF BOΦWY」とは明らかに別物だ。

先ず、音質が格段に良い。2001年版は当時のビデオ音源(?)をリミックスしたものらしいが、今回の音質はリマスターが加えられている。音の分離が良いのだ。

2001年盤もそれなりにライブの迫力は出ていたが、2007年盤は更に各楽器の音色が聴き取りやすくなっているのだ。特に布袋のギターが前面に飛び出してきた。

そして、それ以上に素晴らしいのは2001年盤に未収録だった楽曲だ。そして楽曲の並び順も良い。一応オリジナルのセットリストを再現したのだろう。

24年前にVHSビデオで観た「CASE OF BOΦWY」は4本組だった。各巻の最後の楽曲毎に「それじゃ、最後の曲です・・・」とヒムロックが言っていて、何回最後なんだよ? って思って首を傾げていたのを覚えている。成る程、途中休憩を合わせ※確かこのライブは3時間以上のライブだ。本編の最後、アンコール1、そしてアンコール2と続くのだ。

Img_1801024_61683606_1 当時、1987年・・・「CASE OF BOΦWY」期、BOΦWYは公には解散を表明していなかった。アルバム「BEAT EMOTION」がバカ売れして初登場1位を記録していた時期だ。ラストアルバムとなる「サイコパス」もまだ発売されていない。

この頃のBOΦWYの全楽曲は・・・多分60曲くらいだったであろう。そして「CASE OF BOΦWY」で唄われたのは40曲・・・確かにコンセプトに近い。そのコンセプトとは、BOΦWYの全楽曲を唄う・・・そしてそれを箱詰にする(つまり作品にする)であった。

「箱詰されたBOΦWY」「BOΦWYの場合」のダブル・ミーニングになっている。これは87年当時から話題だった。

このライブ作品が嬉しいのは「商品として発売するライブ」を前提にしたことだ。この時のヒムロックはサビまでしっかり唄っている。サビを観客に任せるような手抜き(?)はしていない。なんたって、当時は26歳、全盛期の唄声だもの。

おっと・・・違う、ちょっと待って。まだ2001年作品に未収録だった楽曲について殆ど触れていなかった。実は2001年アルバム(つまり87年に発表されたVHS然り)に未収録の楽曲は初期の曲が多いのだ。そしてシングルじゃない楽曲だ。

「RATS」「GIVE IT TO ME」「16」「TEEN AGE EMOTION」「OH MY JULLY」などなど、当時のBOΦWYっていうか、邦楽ロックにはシングル楽曲なんて関係なかった。当時のバンドは「アルバム」が良いのだ。シングルの寄せ集めとその他の曲ではないのだ。

特にBOΦWYは、それこそ高校時代にBOΦWY布教運動する時には決まって「どの曲がシングルか当ててみ? 全曲シングルみたいやろっ!」って言ってBOΦWYを聴かせていた。うん。

なもんで、それらの楽曲が入ることで・・・初めてBOΦWYを聴くなら「これ!」と言いたくなる作品に生まれ変わっているのだ。2001年盤は・・・あの曲が足りない・・・が多すぎた。

ライブで聴く初期のBOΦWY楽曲はカッコいい! ※初期オリジナル・アルバムの音は薄っぺらいんだよ、時代的に。

とりあえず、BOΦWYを聴くならこの曲は押さえときなって楽曲が殆ど入っている。・・・残念なのは「サイコパス」発売前のライブなので、サイコパス収録曲が3曲しか入ってないことか・・・。

もしも、今回の氷室京介の「全曲BOΦWYライブ」でBOΦWYの楽曲を聴きたいと思った若者は(BOΦWYをほとんど聴いたことないって方)ベスト・アルバムではなく、この「GIGS CASE OF BOΦWY COMPLETE」を聴くのをお勧めしたいのである。

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