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米米クラブ アルバム紹介 パート1

さて・・・前回、懐かしの音楽ということで(一応、現役バンドなのだが)紹介した米米クラブである。多分? 今の若いリスナーは当時の状況は知らないだろうから(当然だが)今回は「勝手気儘なアルバム・レビュー」をしたいと思う。

正確なレビューではなく、情報や詳細、資料などは一切無い。あくまでわたし個人がリアル・タイムで体験した・・・あの当時の想いをレビューしようと思う。

なので、さっぱりトンチンカンなレビューもあるだろうし、名曲を駄作と言い切る場合もある。駄作を名曲と言い放つことだってある。実に申し訳ないレビューである・・・。

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1stアルバム「シャリ・シャリズム」

わたしが持っているのは、1985年当時に発売された旧ジャケのCDである。(写真は再発売後のジャケ)実に80sなジャパニーズ・ポップ・サウンド満載のアルバムだ。いや、実際には楽曲自体が古いのではなく、音が古いと言うべきだろう。

このCDを初めて聴いた時(SINGLESが発売された当時だった)、このバンドの何処がコミック・バンドなのか?と首を捻ったものだ・・・。確かに「I CAN BE」が「あかんべー」であったり、「かっちょいい!」なんて楽曲もあったが、基本的にはマジメなロック・バンドのアルバムと言っていいだろう。

ちなみに、わたしが美大に進んだのは・・・カールスモーキー石井の影響かもしれない。作品や芸術性とかヤヤコシイ話ではなく、芸術系出身のロック・バンドも或りなんだ! カッコイイかも! って軽いノリである・・・。

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2ndアルバム「E・B・I・S」

1stから一転、散漫で纏まりの無い駄作・・・と、当時は思っていた。そう思ったまま20年以上が経ったが、今回、改めて聴き直してみると実に面白いアルバムである。何が面白いのか? 収録されたほとんど全ての楽曲がまったくジャンルの違う楽曲なのだ。発売当時、この作品は「米米の失敗作」とカールスモーキー石井が言っていたように記憶している。理由は売れなかったからであるようだが・・・。1stでアルバム制作のノウハウを学び、今作は楽曲アレンジなんかを全て自分達で行った・・・。調子に乗ったら失敗した・・・みたいな事を言っていたと思う。でも・・・実は初期の米米が「何でも有りの音楽性」を見せ付けた力作なのかもしれない。

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ミニ・アルバム「SINGLES」

このアルバムはとにかく聴き狂っていた。名曲「Shake Hip!」を筆頭に超名曲揃いのアルバムである。そりゃ~そうだ。だってSINGLESだもん。初期のアルバムに未収録のシングル楽曲を集めたミニ・ベスト盤みたいなものである。

このアルバムで秀逸なのは「SINGLES」と銘打って、シングル曲「パラダイス」を未収録にして「パロディーズ」を入れている事だろう。「パロディーズ」は「パラダイス」のカップリング曲で、まったく同じ楽曲の歌詞を全て変えて唄っている「SORRY系ミュージック」である。※SORRYミュージックとは、米米の楽曲で「キワモノ」と呼ばれる「痛い楽曲」を指す。

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3rdアルバム「KOMEGUNY」

アメリカでレコーディングしたから「米国」というタイトル・・・とフザケたアルバム・タイトルだが、収録作品は実にマジメなものばかり。80sロックのカッコイイ部分を凝縮したアルバムである。(その分、今の耳には異様に古臭く感じてしまう・・・)

オフザケ要素は一切無い。「sure dance」や「浪漫飛行」という超名曲が収録されている。発売当時、「浪漫飛行」ですらこのアルバムに収録されたアルバム曲の一つだった・・・と言えば、このアルバム収録曲のクオリティの高さが窺えるだろう。

だが・・・音が古い。悲しくなるくらい音が古い。一聴して「80年代」なサウンドである。

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4thアルバム「GO FUNK」

4枚目は「ご飯食う」できた。一貫して「米」にこだわる米米クラブである。

いや、実際にファンク色の濃いアルバムだ。そして米米の人気が爆発的に上がったアルバムである。真面目にフザケた楽曲が目白押しだ。

「KOME KOME WAR」を初めて聴いた時は大笑いした。当時流行っていたマイケル・ジャクソンをパロった名曲である。しかも歌詞は完全に「日本語英語」である。英語っぽく聴こえるとかそんなのではなく、まったく意味の無いカタカナ英語が並べてあるだけの歌詞。

そんな歌詞でバカ売れするんだから、困ったものである。まあ、それほど楽曲の出来が素晴らしいということだ。実際、このアルバムには古さを感じない。(懐かしさは感じるが)

当時の米米がどれくらい人気だったかというと、わたしが初回特典の箱入りジャケを持っているくらいに人気だった。1988年の物とは思えないくらいシッカリした初回ジャケ仕様である。

収録内容は「ライブ的なノリ」をアルバムで再現しようという試みが伝わる内容だ。オープニングはジェームス小野田の登場ナンバー「微熱少年」で始まり、ファンクでロックでお笑いな楽曲がポンポンと繰り出される。しかもインターバル的に30秒くらいの楽曲が途中に挟まったりする。

今の耳で聴いても新鮮で楽しいアルバムである。

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5thアルバム「5 1/2」

「ご飯、もしくはファイブ・ハーフ」と呼んでいたタイトル名。5枚目とミニ・アルバムで「5 1/2」という意味もある。

前作に続き「ライブのノリ」を意識したファンク色の強い作品だ。「FUNK FUJIYAMA」なる迷曲も収録されている。正直・・・ちょっと「やりすぎ」って感じた作品でもある・・・。実際、前作ほどの統一感は無く、何となく消化不良に感じた作品だった。聴き直しても、やはり消化不良に感じるのは・・・前作「GO FUNK」が名盤すぎるからかもしれない。いや、それもあるが・・・当時のわたしが最も感じたのはカールスモーキー石井の歌い方が微妙に変わった・・・って事だった。

2枚目な唄い方なのだ。

今までの2枚目半の唄い方が完全な2枚目唄いに変わったように感じたのだ。理由は分からない・・・。思い過ごしかもしれない・・・。ただ単に、スケールが大きいアルバムなのかもしれない・・・。

どちらにしろ、イマイチ好きになれなかった作品である。

と、パート1はここで終了である。

ってのは、わたし的には・・・ここで米米の何かが変わった気がするからだ。

それは多分・・・1990年にリ・カットされた「浪漫飛行」がバカ売れして、「マニアックなキワモノ・バンド」から「Jポップの代表バンド」へと一気に変化してしまったからだと思う。

事実、「浪漫飛行」バカ売れ以降、今までのようなワクワク感を持って米米クラブを聴けなくなってしまったのだ・・・。

デビューから5枚目のアルバム。初期の米米クラブは、わたしをワクワク・ドキドキさせてくれるマイナーなキワモノであった!

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