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OOPARTS ピロウズの新作登場

結成20周年、ピロウズの新作「オーパーツ」が発売された。

時代にそぐわない遺物・・・オーパーツである。

さて、今回のピロウズの新作を聴いて最初に思ったのは「原点回帰?」である。

?マークが付いている・・・。

前作というか、今年の6月に発売されたベスト・アルバムで過去の名曲をセルフ・カバーし、新曲「1989」という記念ソングを発表したピロウズ。デビュー15周年の時にも「ターン・バック」というセルフカバー・アルバムを出していたが、あのアルバムはピロウズ暗黒時代の名曲をカバーするといった企画だった。

無名で売れていなかった頃にもこんな曲やってましたよ! 的アルバムだ。

今回のベストはそう言った意味では知名度のある、記念碑的名曲のカバーである。

実は、このベストを聴いた時に・・・「あ、ピロウズは昔に戻ってる」と思ってしまった。アレンジ自体は殆ど変えずにサウンドだけが変わっていたのだ。

この流れで新作の予想をしていた私は、彼等のHPで新作を試聴してガッカリしてしまったものだ。ショボイ! ショボ過ぎるぞ! ピロウズ!と、勝手に怒ってしまったくらいだ。

だが、実際にアルバムを聴くと・・・ピロウズなのである!

期待を裏切らない仕上がりである。

「原点回帰?」と書いたのは、彼等のサウンドがシンプルに戻っているからである。

「雨上がりに見た幻」なんて、ストレンジ・カメレオン期の楽曲にも思えてしまうくらいであった。※この曲、英語表記すると「HIBRID RAINBOW AFTER THE RAIN」である。

そう、雨上がりの「ハイブリッド・レインボウ」なのである。

・・・本題に戻ろう。

今回の新作、原点回帰にも聴こえるが、今まで聴いたコトの無いピロウズでもある。

1曲目の「ダンス・ウィズ・ゴッド」を聴いた時の何とも言えない違和感とピロウズ節。

何とも言えない違和感・・・。違和感である。

この答えは、今日ラジオで山中さわお氏がコメントしていた内容でスグに解決した。

歌詞の中に「俺」という一人称が登場するのだ。

※今までのピロウズの曲は全て「僕」なのだ。

実は歌詞に「俺」という言葉を使ったのは20年振りだと言っていた。

これも原点回帰かもしれないが、私にとっては新しいピロウズでもある。何より、サウンドが原点に戻っているのは嬉しい限りではないか!※メロディは最高にピロウズだもの!

レコード会社をエイベックスに移籍し「TOKYO BAMBI」が発売された時は今後のピロウズの軟弱化を心配していたが、どうもそうはならなかったようである。※ギターの歪みは少なくなってしまったが・・・。しかも今回は英語詩の楽曲が3曲も入っているのだ。

しかし・・・何か物足りない気分ってのも正直なところだ。

収録楽曲が10曲・・・時間にして40分に満たない。

駆け抜けるようにアルバムは終わってしまうのである。、まぁ・・・これに関してはベスト・アルバムに収録された「1989」とシングルの「ファイティング・ポーズ」で補うとしよう。

でも、やはり嬉しい限りだ。

結成から20年のバンドが今でもコンスタントに年に1枚のペースでアルバムを出し続けているのは奇跡だろう。しかも10年来のファンである私が「うん!やっぱピロウズの新作はいいよな!」と思うクオリティの作品ばかりだ。

時代に媚を売らず、自分達の思い描くロックを鳴らし続けてきた結果が、失速することなく走り続けられる理由なのだろう。

新作「オーパーツ」

でも実際には過去のアルバムこそ「オーパーツ」である。

その時代にはそぐわない最高の遺物である。初めて聴いた時から何も変わることなく進化を続けるピロウズに拍手である!!!

やっぱりピロウズは最高のロック・バンドである。

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