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レディオヘッド コレクターズ・エディション

Tocp3346 4月1日に3枚同時発売された

レディオヘッド コレクターズ・エディションを購入した。

今回コレクターズ・エディションとして発売されたのは初期3作品である。

パブロ・ハニー、ザ・ベンズ、OKコンピューターだ。

レディオヘッドのアンオフィシャル・サイトとして有名なidiot computerには、やはり「今回のリリースにバンドは関与していない」というコメントが掲載されていた。※このidiot computerはレディオヘッド情報満載の非常に良いサイトである。

最近のEMIのCD乱発は少々気になるところだが・・・一ファンとして純粋に意見を書きたいと思う。

今回のコレクターズ・エディションは非常に良い作品だと思う。

オリジナル・アルバムが発売された当時のアルバム未収録楽曲が殆ど完全網羅されているからである。現在では入手困難な音源も多いだろう。※iTunesストアに全作品が出てるので配信ならスグに入手可能だ。

ひとつ不満が在るとすれば、各アルバムの音圧の問題である。

オリジナルアルバムと同じ音圧なのだ。※楽曲の音量である。パブロハニーは音圧が低いので迫力に欠けるのだ・・・。過去に別アーティストのコレクターズ・エディションを購入した時は、たいがい昔のアルバムはリマスターされ音圧を上げていたのに・・・残念である。

Never_kill_bill2img500x500118554512 さて、今回の初期3作のアルバム未収録曲・・・これが在る意味、非常に良い。

私はレディオヘッドのCDシングルは殆ど網羅しているので、持っていない楽曲は数曲のみだったが、こうやって纏めて聴けるのは便利である。

スペシャル・エディションCD2枚+DVDセットとどちらを購入するか迷ったのだが・・・私はザ・ベンズはスペシャルで購入し、他の2枚はコレクターズで購入した。これは単純にDVDに収録された内容と時間で決めたものだ。

スペシャル・エディションはBOX入り?なのだが、CD自体は紙ジャケに入っていたのも「ん?」であった・・・。まぁ、これは私が紙ジャケ仕様が嫌いっていう個人的問題である。

今回のコレクターズ・エディションの発売を素直に喜べたのは、私自身がこの時代のレディオヘッド大ファンだからである。私は「ザ・ベンズ」で大ファンになったのだ。

とは云っても、レディオヘッドの今回のCDはファン以外の方には無理にお勧めはしない。タイトルにもあるが、コレクターズ・エディションだからである。3作合わせ、56曲のオリジナル未収録楽曲である。

※ヴァージョン違いなども合わせてだが・・・アルバム5枚分に匹敵する内容だ。重複しない楽曲は28曲である。他の楽曲はライブ・テイクや、アコースティック、リミックスなどである。

やはり、オリジナル・アルバムに収録されなかった楽曲である・・・。内容的にはオリジナルアルバム程の完成度の楽曲は少ないのである。とは云っても、それぞれの楽曲クオリティは高い。

Tocp50201 今回のCD発売についての評価が気になり、ネットで検索した時・・・興味深いものを見た。

「レディオヘッドのOKコンピューターを聴いたけど、周りが云うように衝撃的とは思えなかった・・・。洋楽初心者だからでしょうか?」という質問である・・・いやぁ~微笑ましく思った。

私は「ザ・ベンズ」で大ファンになったと書いているが、それは即効性のものではなかったからだ。当時はブリット・ポップ全盛期で、ブラー、オアシス、スーパーグラスなど、モンスター級のバンドが犇めいていた時代だ。レディオヘッドのようにドロドロと暗いサウンドは受けが悪かっただろう・・・。

実際、私は「ザ・ベンズ」を購入し、2~3回聴いて放置していた。

が、ある日・・・ヘッドフォンをして聴いた時に、そのアレンジとギターアンサンブルの凄さに驚いたのだ。そこから聴き込みファンになったのだ。

OKコンピューターも「凄い!とか、衝撃的!」とは思わなかった。普通に暗い※暗さの増した、アルバムだな?って思った程度だ。が・・・やはり聴き込むうちに※特にレット・ダウンの素晴らしさに感動して・・・好きになっていったのだ。発売時のライナーにも「こいつらアルバム売る気があるのか?※商業的成功って意味で」なんて書かれていたし・・・。

ファン以外の方は、手始めにBEST OFからの購入をお勧めする。

確かに、レディオヘッドにベストは似合わないし・・・EMIとの契約問題で揉めた後のアルバムである・・・。EMIとのCD契約を1枚残してレーベルを移籍したのだ。EMIは最後の1枚をベストという形態で発表したのだ。

ここらのビジネス的な部分を知っていたし、メンバーが望まないリリースだった為、ファンには不評のアルバムである。

が、単純にベストとして聴いた時には最高のアルバムである。

ファンの私が選曲しても同じような内容になるだろう。

確かに、アルバムの世界観が売りのバンドだが、各楽曲のクオリティも高いのだ。その中で更に名曲を絞り込んだベストなのだから・・・悪いはずが無いのだ。

実際に私がリアル・タイムで各アルバムを聴いた時でさえ「聴き込んでファンになった」くらいにアルバム内容が深いのだ。発売から年月が過ぎ、当時より多様化した音楽が溢れる中にあってはOKコンピューターの衝撃も掠れてしまうだろう。

だったら・・・ベストでもいいのだ。

※ベストアルバムにキッドAのオプティミスティックが入れば「非のうちどころ無いベスト」だと私は思うのだ。

そして、ベスト・アルバムを聴いてレディオヘッドを好きになったなら、今回発売されたコレクターズ・エディションにも手を伸ばして頂きたいと思う。

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コメント

ぶどうさん、こんにちは。
確かに、リマスターされたCDには音質意外の変更内容が記載されていると良いのに・・・と、私も思います。
最近はただでさえCDの売り上げが下降気味で音楽業界は死活問題ってなってるのに、いまだに新素材CDなんて詐欺のような商売が横行してますもんね。もう少しユーザー目線のCD販売を行ってほしいと思います・・・。
ブログ停止は・・・以前にココログの仕様が変更になった時に私が勘違いして※更新できなくなるって・・・。書いたものでした。
ご心配いただきありがとうございます。
これからもブログコンセプト通り、勝手気儘に記事を更新していきますので、時々でも読んでいただけると嬉しいです。

投稿: スターダスト | 2010年7月 4日 (日) 08:31

ご返信ありがとうございました。

更新を停止する?と見た様な気がして残念に思っていたのですが・・・ 良かったです。

私も、ザ・ベンズが大好きだし、ブログを参考にさせてもらって
ザ・ベンズのスペシャル盤、OKコンピューターコレクターズ盤を購入しました^^とても満足しています。
シングル・カップリング曲は音量が調整されていましたね。

レコード会社は 音量調節の有無を表記、最低でも 認識していてほしいです・・・
 
パブロ・ハニーは音圧が・・・なのでリマスター盤が出るの楽しみに待ちたいとおもいます。

新譜が完成まじかということで、楽しみですね^^

投稿: ぶどう | 2010年6月24日 (木) 21:33

ぶどうさん、初めまして。
わたしの拙いブログ内容がお役に立ち幸いでございます。
確かに、レディオヘッドのCDに関しては音量が一切調整されていません。コレクターズ・エディション然り、その前に発売されたボックス・セット然りです。私の場合、好きな音楽は最高の音質で聞きたい派なのでリマスターを望んでいますが、オリジナル音源に拘る方もいると思うので、良い悪いは一概には言えませんよね。
ただ、ひとつ記事に書き忘れていました。
各アルバムの音量は調整されていませんが、シングル・カップリングの楽曲は音量が調整されているように思います。
パブロハニーでは解り難いですが、ザ・ベンズのマイ・アイアン・ラングに収録された楽曲は確実に音量が上がっています。
ついでにもうひとつ。
OKコンピューターに収録されたパーリーはリミックス以前のシングルヴァージョンです。リミックス盤はフェードアウトせずにきっちり終わる仕様になっています。
最近、インレインボーズのCD2も発売されたようですし、早くオリジナル新譜が聴きたいですね。

投稿: スターダスト | 2010年5月27日 (木) 22:44

はじめましてこんにちは 「パブロ・ハニー 音量」で検索してこちらに辿りつきました^^

記事おもしろいですね!!

パブロ・ハニー コレクターズ・エディションの事なんですが
音圧・音量は以前のCDと同じなんですね・・・


EMIに問い合わせたら↓

リイシューされているパブロ・ハニーは当初発売されたものを価格だけ下げたものなので、音量をいじることはありません。

ただ
コレクターズ・エディションは新企画なので、音量があがっている可能性はあります。

というなんとも煮え切らない返答が・・・

でもSTRAY BLUESさんのおかげで解明しました^^

これからも記事楽しみにしています!

投稿: ぶどう | 2010年5月24日 (月) 22:15

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