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U2

U2 デビューから28年である。

先月※2月25日ですね。発売されたU2の新作「ノー・ライン・オン・ザ・ホライゾン」を聴いて感じたのは「こりゃまた、地味なアルバム創ったのね・・・」である。

いや、サウンドも良いし、メロディだって良い。だが地味だ。

一聴して「こりゃすっげぇや!」ってアルバムではなく、ボディ・ブローのようにジワジワ効いてくるタイプのアルバムである。

まぁ・・・正直U2程のバンドを語るのはオコガマシイのである。それ程有名なバンドなのだが、有名過ぎて・・・「名前知ってるけど、聴いた事無い」ってボーイズ&ガールズも多いだろう。喰わず嫌いはよくないぞ。

じゃ、U2ってどんな音楽なの?

って聴かれたら、実は非常に説明しやすいのだ※私個人の意見だが。

U2は・・・初期レディオヘッドとコールドプレイを足して、ロック色を少々強くしたサウンドである。メロディや旋律はコールドプレイで、エモーションは初期レディオヘッドである。

って、いうか?

レディオヘッドやコールドプレイが登場した時に「U2に影響受けてるねぇ~」って思った方が多いのではないだろうか?

なんたって、80年代・・・いや、本当にデビューが1980年なのだが・・・活躍するバンドですもの。90年代にはニルヴァーナに「大嫌いなバンド」って云われたけど。それは、U2がビッグなスタジアム・バンドだからでしょうね?

U2の歴史は解り易い・・・いや、説明しやすい※ファンの皆様ごめん。

デビュー・アルバム「ボーイ」から「オクトーバー」「WAR」の3枚は初期3部作と云われている。ロック色を前面に押し出したサウンドである。80年代前半である。

「焔(ほのお)」、「ヨシュア・ツリー」、「魂の叫び」はU2が世界的バンドへと成長した3部作である。多分、U2サウンド!って云って最初に想像するのはここら辺のサウンドだろう。ヨシュア・ツリーはロック史上の名盤である。80年代後半である。

ところが・・・この後、90年代に入るといきなりサウンドが一変する!

「ZOOROPA」、「アクトン・ベイビー」、「POP」というデジタル・サウンド全開の時代である。当然ながら賛否両論巻き起こった時代である。グランジ・ムーブメント全盛期で残響ノイズ・ギターが荒れ狂う時代に、デジタルでポップなサウンドに身を包んだのである。

当然ながら・・・私はU2に対しての興味が急降下的に無くなった時代である。

今、改めて聴きなおすと・・・別に悪いアルバムではない。※逆に良いアルバムなのだけど。なんていうか?グランジとは違う方向性で時代を模索した3部作である。

そして、2000年に入ると「ビューティフル・デイ」なる全盛期を彷彿とするサウンドに立ち返り登場した「オール・ザット・ユー・キャント・リーブ・ビハインド」である。※この時点で過去のアルバム・セールスは1億万枚に達している・・・。おいおい・・・しかもリマスター再発売なんて姑息なセールスは一切無い!※最近初期作品が登場したが・・・。

続く「原子爆弾解体新書」は更にロック色が強く出たアルバムとなった。

オープニングを飾る「ヴァーティゴ」はiPodのCMソングにもなっていた。この曲を聴いた時の違和感!いや、かっこ良いのだが・・・ここまでハードエッヂにならんでも・・・って思ったものだ。大好きな楽曲なのだがね。

で、最新作・・・地味なのだ。

云うなら、2000年代3部作の完成である。

U2未試聴の方には・・・手始めに2000年代3部作をお勧めしたい。

※本来ならヨシュア・ツリーなのだろうが、なんせ20年前のアルバムだもの・・・今の耳で聴いても当時の感動は味わえませんから・・・。

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