さて、今から24年前に爆発的ヒットを放ったアニメ映画・・・
超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか
先日中古DVDを見かけ購入したのだ。早速視聴!超感動!なんじゃぁこのクオリティの高さはぁぁぁ!である。確かに、公開当時もそのクオリティの高さは群を抜いていたが、今観ても決して見劣りするものではない。※キャラ・デザインは少々古臭いのだが・・・。そしてストーリーが抜群に良いのである。
物語は唐突に始まる・・・※TVアニメ終了後に創られたので、視聴者はマクロスの世界設定を知っているのが前提なのだろう・・・。
異星人ゼントラーディ軍との戦争が始まり※先に攻撃を仕掛けたのは地球軍であった!戦火を避ける為に出航した巨大戦艦マクロスだったが、動力システムの不具合の為・・・フォールド航行(ワープ)で太陽系圏外に飛び出してしまう・・・。
それから5ヶ月後・・・2009年、地球へ向かうマクロスは土星圏に居た。ここから物語は始まるのである。
ヴァルキリー・スカル小隊はマクロスを追う敵艦隊の迎撃の為、今まさに発進しようとしていた。※噂ではマクロスに触発されトム・クルーズ主演のトップガンが創られたとか?確かに・・・オープニングの出撃シーンは似ている!
主人公、一条輝(いちじょう・ひかる)の姿もある。
同じ頃、マクロス艦内ではアイドル歌手リン・ミンメイのコンサートが行われていた。フォールド航行に巻き込まれた5万人の民間人は広大なマクロス艦内に居住区を作り普通に生活を送っているのだ。
だが・・・戦火はそんな普通の光景を引き裂く!突如鳴り響く警報とマクロスのトランスフォーム(主砲発射の為の変形)のカウント・ダウンを告げるアナウンスが始まったのだ。コンサートは中止となってしまう。
船外ではヴァルキリー部隊と敵ゼントラーディ軍ブリタイ艦隊の戦いが続いていた。スカル小隊は敵の囮攻撃に引っかかってしまっていた・・・。ヴァルキリー隊をマクロスから引き離し、主力部隊がマクロス撃墜へと向かっていたのである。
スカル隊はマクロスの援護へと向かった。
間一髪!マクロス・管制塔の迎撃を救ったのは一条輝であった。だが、上官早瀬ミサの態度は厳しい!
「命令違反は厳罰です!速やかに持ち場へ戻りなさい!」
「敵機が侵入してるんだ!だまってられるか!」
ミサの命令を無視し、マクロス艦内に侵入した敵部隊を撃墜に向かう輝。
艦内に侵入したゼントラーディ兵士は・・・驚愕した!
「男と女が・・・同じ船に乗っている・・・そんな・・・バカな!」
市街地での激戦の末、敵機をせん滅した輝。
だが・・・その衝撃で市街地の重力制御システムは損傷!街中のモノがエンジン・ブロックに向かって真っ逆さまに落ちていく・・・。その中に一人の少女の姿を見た輝は慌ててヴァルキリーで救助に向かった。
なんとか少女を救出したものの・・・そのままエンジン・ブロックへと墜落・・・機体は大破してしまう。
しかもトランスフォームによりブロックの壁はシャットアウト、完全に閉じ込められてしまうのだ・・・。大破した機体から抜け出した輝は、救出した少女の無事を確かめる為に近づいた・・・が、少女の姿を見て驚いた!!!
大ファンのアイドル歌手リン・ミンメイだったからだ!
目を覚ましたミンメイは戸惑いながらも命の恩人である一条輝にお礼を云う・・・が輝はそんなの聞いていない?「あの!サインしてもらっていいですか!」
出口を探す2人だが・・・見つからない。
過密スケジュールから開放されたミンメイは「ま、これもいいかも?」と閉じ込められた生活を楽しんでいた。憧れのアイドル歌手ミンメイと2人で過ごせる輝も嬉しそうである。
「ねぇ、あの俳優との噂って・・・本当なの?」
「え?やだぁ!あんなの演技よ、ビジネスよ!」
「でも・・・あのラヴ・シーン・・・真に迫ってたから・・・」
「やってみせましょうか?」
ラブ・シーンを演じるミンメイにタジタジの輝・・・二人はキスをしながらゆっくりと漂っていた(無重力なもので)・・・
が、突然エンジンブロックの壁が開き・・・そこにはミンメイ捜索中の報道陣の一団が!「おお!スクープだぁ!」
「ヴァルキリー隊パイロット一条少尉と何をしていた?清純派卒業か?」
マクロス艦内ではアイドル歌手とパイロットの熱愛報道で盛り上がっていた。
その頃・・・ブリタイ艦指令室ではマクロス艦内の映像に驚愕する巨人異星人の姿があった。プロトカルチャー?彼等に手を出せば滅びる・・・。
だが、敵対するメルトランディ軍より先にマイクローン(小人)のサンプルを入手しなければならない。マイクローン捕獲作戦の始まりである。
連日の熱愛報道に嫌気のさしたミンメイは輝を誘いデートの真っ最中である(いいのか?それで!)
落ち込むミンメイを元気付ける為、輝はヴァルキリーを無断使用し土星の虹をミンメイに見せようとしていた。その幻想的な風景に喜ぶミンメイ。
が、上官早瀬とマネージャーに見つかってしまう。
そこへ敵機襲来!
輝の持ち出したヴァルキリーは訓練機の為、武器を装備していない・・・。
・・・?攻撃してこない・・・?
一切の攻撃をしてこない敵機に不信感はあるが、その間に早瀬はスカル隊長フォッカーに救援を要請!エース・パイロットの登場でたちまち敵機は撃墜されていく。だが・・・敵の目的は捕獲にあった。
輝、ミンメイ、早瀬、マネージャーは敵機に捕獲され、敵戦艦へと連れ去られてしまった。後を追うフォッカーだが・・・多勢に無勢・・・逆に囚われ捕虜となってしまうのであった。
地球人の持つ「文化」に脅威を覚えたゼントラーディは、この力で敵対するメルトランディのせん滅を計画していた。
と、突然!ブリタイ艦内にメルトランディの突撃部隊が侵入してきた。戦場と化した船内の混乱に乗じ逃げ出した輝、早瀬、フォッカー。
そこで見たのは「男と女の戦争」であった。
男と女は戦う為に創られた・・・それがゼントラーディー軍とメルトランディ軍の50万年に渡る戦いの歴史であった。
逃げ出す3人・・・だが、敵兵に見つかり・・・輝、早瀬を逃がす為に戦うフォッカーは命を落としてしまう・・・。
ミンメイ救出に向かう輝!だが・・・突然、ブリタイ艦隊がフォールド航行に入り・・・船外へとはじき出されてしまったのだ。ブリタイ艦隊の姿は消え・・・輝、早瀬は見ず知らずの惑星へと不時着することとなった・・・。
荒れ果てた砂漠の大地・・・
巨大な雷雲と真っ赤な空の惑星・・・
しかし・・・二人がそこで見たのは
地球統合軍の空母であった・・・二人が飛ばされたのは・・・地球であった。ゼントラーディー軍の攻撃を受け、地球人類は全滅していたのだ。全人類を簡単に滅ぼせる敵に勝てるわけがない・・・。
それまで軍人として毅然と振舞っていた早瀬は泣き崩れる。
輝と早瀬ミサは生存者を探し、荒れ果てた地球を捜索していた。
干上がった海に巨大建造物を見つけた2人はそこで、地球人類・ゼントラーディ・メルトランディの創造者プロトカルチャーの遺言を発見した。50万年前に栄えた超古代文明である。プロトカルチャー遺跡からマクロスへの通信を試みるも失敗・・・絶望する早瀬・・・優しくなぐさめる輝・・・。
地球に残された2人は・・・やがて惹かれあうようになっていた。
1ヶ月後、マクロスは地球に帰還。通信を受信していたのだ。
全滅した地球の被害状況を報告する2人・・・そこへ敵機襲来の警報が鳴り響く!
「女だけの」メルトランディ軍である。
女だけ?そりゃいいや!
浮かれる同僚のカキザキを戒めようとした瞬間・・・カキザキ機は撃墜!メルトランディ軍の突撃部隊の攻撃は凄まじかった!
天才パイロット・マックスは敵の隊長機と一騎打ちである。お互い天才的な操縦技術を誇る戦いに驚愕し・・・だが、惹かれあうものがあった・・・。
メルトランディ艦に逃れる敵を追うマックス!
そして・・・マクロスへ向け敵主力艦隊から主砲が放たれる。
主砲を破壊され、窮地のマクロスを救ったのは・・・
遥か彼方から聴こえてきた・・・ミンメイのハミングであった。
ミンメイの奏でるメロディに戦意を喪失していくメルトランディ軍兵士・・・。
これが「文化」の力であった。
「・・・美しい」
「ウツクシイ?」
自分の戦った兵士の姿を見たマックスは・・・メルトランディと共にフォールドしてしまう。
ブリタイ艦隊との和平が成立したマクロスだが、ゼントラーディ軍司令官ドボルザーはミンメイの唄を武器としメルトランディ軍のせん滅を計画していた。
輝との再会を喜ぶミンメイだが・・・輝の態度に早瀬ミサの影を感じてしまう。若者達の恋愛は・・・3角関係へとなってしまっていた。
ミンメイの奏でたメロディは古代からゼントラーディに伝わるメロディであったが・・・歌詞が無いのだ。歌詞が無ければ武器として成立しないことに気が付いたドボルザーはマクロス共々メルトランディの全滅に乗り出した。
だが・・・歌詞は存在していた。
ミサがプロトカルチャーの遺跡から発見した住民のメモである。そこにはあのメロディの歌詞が刻まれていたのだ。
「あの人が見つけたものを・・・なぜ私が歌うのよ!私と輝以外・・・みんな死んでしまえばいいのに!」
「先輩だってカキザキだって・・・皆死んだんだ!やりたいことだってあっただろうに・・・」
輝の説得に応じ・・・歌うことを決心したミンメイ。
マクロスは一機、ゼントラーディ・メルトランディに対し決戦を挑む。
武器は・・・ミンメイの唄である。
ミンメイの歌う唄に気が付いた兵士達は・・・戸惑い・・・動揺している。
「懐かしい・・・なんだ?この感触は?」
「我々の遺伝子にも文化の片鱗が残っているのでしょう・・・。」
「文化を・・・取り戻せる?文化を滅ぼすわけにはいかない。」
ミンメイの唄を聴いた多くの兵士は「文化」を守る為・・・ドボルザー艦隊へと決戦を挑む。
そして・・・輝の乗るヴァルキリーはドボルザーの前へと・・・。
「こんなバカな・・・」
ミンメイの唄、共鳴したゼントラーディ・メルトランディ軍に囲まれたドボルザーはヴァルキリーの存在に気が付いた・・・。
「プロトカルチャァァァー!」
輝の放ったマシンガン砲はドボルザーの頭部を破壊し・・・
戦いは幕を降ろした・・・
地球外空域には・・・ドボルザークラスの巨大艦隊が500万は存在しているでしょう。大変なのはこれからです。

生き残った若者達の戦いは・・・まだ終わらない。
でも・・・あの唄はいったい何だったのか?
・・・遥か昔に歌われた、ただの流行歌よ・・・。
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