デビルマンは駄作か?
映画デビルマンが公開された当時、至上最高の駄作!なる言葉が飛び交っていたのを思い出した・・・
永井豪先生の原作「デビルマン」は確かに面白い。この映画が原作ファンに不評なのも十分に納得できる。反論の余地すらないであろう。しかし?本当に駄作なのであろうか?ここはポジティブに考えて、発想の転換をしてみよう。
まず、私自身の感想なのだが・・・正直、面白いとは感じなかった。原作の魅力を微塵も感じさせない幼稚な演技と設定には怒りすら感じたものだ。だが、デビルマンのビジュアルには満足したのが事実である。グロテスクな雰囲気は観ていてカッコよいと感じた。更に私が最も危惧していた「ヒロインの死」も再現されていたのには一安心である。もしも、あの設定を変更していたならば「激怒」したであろう。
そう云う意味で、決して世の中の評論家?が云うように「最高の駄作」ではないのである。期待せずに観れば「それなりに観れる」映画だと思うのだ。特に原作を知らない若い世代は意外と楽しめるのではないだろうか?
原作のデビルマンは「重い」内容だもの。自分が守ってきた人間に、大切な人を殺されたデビルマンの怒り「お前ら人間こそ本当の悪魔だ!」の叫びは、今でも衝撃であるし、考えさせられるテーマである。
原作は原作、映画は映画なのだ。
期待を持たずに観れば「映画デビルマン」は案外お勧めかもしれない。予想もしない展開と結末が待っているので、予備知識を一切持たずに観てもらいたい映画である。
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