アナログ人によるデジタル講座 第4回 インポート

耳慣れない言葉を聴いた時に・・・理解できるか、できないかの違いは、それを理解しようとするかしないかの違いだと思っている。と、まるで教訓のような書き出しでスタートしたために、このブログを偶然開いた女子高生が「ウザい」と言って帰ってしまうんじゃないかと心配している今日この頃・・・。

だったら書くなよ・・・とツッコミを入れられそうな気もしないではないな・・・と更に心配している今日この頃・・・。
だったら、それも書くなよっ! と、更にツッコミを・・・(以下同文)

さて、本題に入ろう。インポートについてである。
これは、特に難しいわけではなく、聴きなれないから難しく聴こえるだけの言葉である。

生まれも育ちもコテコテ日本の若者が平気で「俺はHIP HOP育ち」と言ってのけ、あまつさえ「悪そうな奴はだいたい友だち」だなんて、近所の路地をストリートと勘違いして使う言葉の代表「リスペクト」と同じだと思っていただきたい。
申し訳ないが、私にはHIP HOP育ちで悪そうなヤツがだいたい友だちの知り合いが居ないので、あくまで私の憶測の話である。個人的な意見だと言っておこう・・・。

すまん・・・本題に戻ろう。

ここではiTunesを例に出して解説を進めるが、インポートとは・・・分かり易く言えば、データを取り込むソフトで使える形式に変換して取り込むことを言うのである。ソフトで使える形式に変換するのがインポートである。
iTunesに音楽をインポートする場合、iTunesに対応した形式でしか取り込みが出来ないってことである。

え、ちょっとまってよ、でも他のソフトで取り込んだ音楽データがiTunesで聴けるじゃん、その逆もまた然り・・・。と思う方もいるだろうが、それは、そのデータがiTunesに対応しているだけの話だ。

蛇口をひねってコップに注いだ水。
雨水を集めてコップに注いだ水。
近所の川からコップに注いだ水。

入手した場所は違っても、すべて同じ水である。それと同じことである。
だが、下記のような状況になった場合はどうだろう?

蛇口をひねってコップに注いだ○○水。
雨水を集めてコップに注いだ○○水。
近所の川からコップに注いだ○○水。

○○の部分に何が入るのか?
同じ水だと思っていたが、どうやら困ったことになりそうだ。
しかも不親切にも肝心な部分が何なのか示されていない。

そうなのです。
こうやって余計な困惑をしないために存在するのが拡張子なのです。
第1回目であえて拡張子を説明したのはそのためだったのです。

・・・話が違う方向に向かっているが、要するにインポートという言葉に惑わされて難しそうだから理解しようとしないという思考を捨ててしまえば、実は意外と簡単なことだったって気が付く話なのだ。

HIP HOP育ちで悪そうなヤツはだいたい友だちを探すより簡単な気がするのである。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

DVDの動画をブルーレイにまとめてみよう 第3回

いや、厳密には違うのだけれど、DVDの動画をブルーレイにまとめてみよう 第3回の開催である。厳密には違うのだけれど・・・。

と、いうのは、DVDの動画をブルーレイにまとめてみよう→→→記事のコメントに頂いた質問内容についての回答である。
回答をするついでに、これまた連載(?)中の『アナログ人間によるデジタル講座』に関連する説明をひとつ・・・。

前回の~デジタル講座で解説したリッピングについてだが、もっと分かり易く言いかえれば(わたしの嫌いな言葉のひとつだが)コピーするということだ。
アナログ人間的に言えば、パソコンにコピーするである。会社の営業さんは常にこの言葉を使う。「DVDに動画をコピーする」って。
おっと、断っておくが、違法なものではなく、社内で行っているデジタル講座の勉強会の様子を録画して配布(配信)しているものだ。

DVDの動画をブルーレイにまとめてみようで行うのはコピーではなく、エンコードなのである。
つまり、そっくりそのままのコピーではなく、動画形式を変換するという作業である。

やれやれ、なんだか厄介な話になってきたぞ・・・と雲行きを気にしているデジタル人間の皆さま、別に難しいことではない。エンコードなんて横文字を使うから頂けないのである。反省しよう・・・。

「反省」

反省したので話を続けさせていただくが、エンコード=変換だと思っていただきたい。DVDの動画を変換してパソコンにリッピング(取り込み)するのがDVDの動画をブルーレイにまとめてみようで行う作業なのである。

なにが言いたいんだこんちくしょう・・・と言いたい女子高生の皆さま、その気持ちは痛いほど理解しているので、しばしお待ちください。

つまり、AV(エロではなくオーディオビデオですってば)業界が渾身の技術で作ったDVD&ブルーレイの動画を改変するには・・・それなりの犠牲が必要ということだ。その犠牲が画質であったり、字幕であったりするのだ。

ふう、やっと今回の本題にたどり着いたよ・・・おまたせ。
DVDの動画をブルーレイにまとめてみよう方式(という方式があればの話だが)の手順では字幕は犠牲にしてしまっていたのである。
なぜ犠牲になったのか?
それは・・・私が字幕を必要としなかったからだ。
長時間観るのに字幕は辛いから吹き替えでいいよね、中学生の甥っ子が字幕嫌ってるし・・・字幕は私がひとりで楽しめばいいからね、うふふ。ってその程度しか字幕のことは考えていなかったのだ。
今思えば・・・犠牲になった字幕たちに何て言葉をかければよかったのか・・・書ければよかったのか・・・字幕だけに。ちゃんちゃん、お後がよろしいようで。

・・・じゃ、なかった、字幕を犠牲にしないためのソフトの紹介である。
と、言っても厳密には違うのだ。最初に戻るが、厳密には違うのである。

現状、私が紹介できる方法は、字幕か吹き替えかどちらかひとつを選ばなければならないという方法である。

DVDやブルーレイソフトのように「字幕を選ぶ」のではなく、ヴィデオ・テープ時代のように、字幕を焼きつけるのである。もう一度言おう、ヴィデオ・テープのようにである。え?そっちじゃないですって? ああ、そうか、焼きつけるの方か。何だ、ちっ!

そう、字幕を選ぶではなく、映像に字幕を焼きつける

HandBreakというフリー・ソフトである。
あるのならサッサと紹介しろよっ! って女子高生の怒った声が聴こえそうだが・・・怒った顔も可愛くて好きよ・・・おっと、言っとくが私はキモオタではないぞ。ただのジョークだ。性質の悪いオヤヂジョークである。

HandBreakの使い方については各自で調べていただきたい。
なぜなら、私は簡単に字幕を犠牲にできる血も涙も無い冷酷な人間なのだからっ!
※通訳すると、だって使ったことないんだもの・・・となるようだが、本人が何も語らないので本当の意味は定かではない。

ただし、何度も言うが、字幕を焼きつけるだけだ。
そして、今回は、厳密に言うとDVDの動画をブルーレイにまとめてみよう・・・記事ではない。

そのことについてクレームを入れていいのは女子高生だけで勘弁していただきたい。
ただのジョークである
やれやれ、たちの悪いジョークだぜ・・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョン#2

今から約2年ほど前にリイシュー発売されたジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョンの90年代作品リマスター盤。

90sROCKを紹介する記事でも触れたが、まさに90年代ガレージ・ロックを代表する3ピース・バンドである。が、彼ら、2004年に発売された作品『ダメージ』を最後に活動休止状態が続いていた。
ジョン・スペンサー自身は他のプロジェクト(?)で音楽活動は続けているが、ブルース・エクスプロージョンは休止だった。だった・・・というのは、今は再始動してるってことだ。多分、してるのだろう。してて欲しいな・・・。2010年のリイシューに触発されて再結成(?)したはずなのだが、何分コアな海外バンドなもので正確な情報が入ってこない・・・。

さて、今回ブログタイトルが#2となっているのは、過去に関連記事を書いたからだ。その続き・・・いや、やりなおしである。申し訳ない。過去の作品を紹介するつもりで#1を書いてたのに、その後すっかり忘れて・・・いや、忙しくて・・・書くのを忘れて・・・いや、休止していたのである・・・申し訳ない。

まぁ、だいたい、そもそも、今の音楽ファンはジョンスペなんて聴いていないでしょ?

さて、前回記事のおさらい・・・いや、書き直しである。
今回のリイシューで発売された作品、6作全て購入した。
実を言うと、私はジョンスペの作品はデビュー作を除いて全て持っていた。

デビュー作の「ジョンスペンサー・ブルース・エクスプロージョン」と姉妹版の「CRYPT STYLE」は当時どこを探しても置いてなくて(私がジョンスペを聴き始めた95~96年頃・・・はっきり覚えていない)購入できなかった作品だ。

「YEAR ONE」
「EXTRA WIDTH」
「ORANGE」
「NOW I GOT WORRY」

「CONTROVERSIAL NEGRO」
「ACME」
「EXTRA ACME」
「PLASTIC FANG」
「FANG PLASTIC」
「DAMAGE」

上記作品の太字5作品とベスト・アルバムが購入した6作品である。
90年代に発売された全オリジナル作品がリマスターされて発売されたのだ。
正直・・・侮っていた。
ガレージロックをリマスターして何になる? って侮っていた。
ぶっ飛ぶくらいの高音質・・・いや、音質はもともと悪い・・・いや粗い・・・ラフ・・・チープ・・・アナログ・・・まあ、ジャンク・サウンドなのだが、とにかく音が良い。

そして何より、各アルバムに収録されたオリジナル・アルバム未収録楽曲の素晴らしさったらありゃしない。もともと好きだったバンドだが、アルバム未収録作を収録してのリマスターは・・・完璧である。

ほぼ全作品が2枚分のボリューム(実際2枚組)である。オレンジは未発表作品というよりもリミックス集って感じだが・・・。ベスト盤を購入したのは、ベスト盤のみの未発表作品収録と、リマスターされていない「PLASTIC FANG」の数曲が収録されているからだ。

おっと、忘れていた・・・ジョンスペの画像を貼っておこう。

Jsbx
見ての通り、むさ苦しい兄貴たちである。ベースレスの3ピース・バンドだ。

彼らの楽曲の特徴は・・・90年代とは思えないほどの攻撃型ジャンク・ガレージ・サウンドと、爆発したブルース・パワーだ。いや、ジョンスペは既存のブルース・ミュージックではないと誰かが言っていた。
例えば、ソニック・ユースやピクシーズ、はたまた90年代ブルースの雄BECKやGラブと根本的に違うのは・・・ジョンスペがPOPなメロディを持っていないという点だ。

耳に残る歌メロフレーズは一切無い。
が、耳に残るリズムと掛け声と雄叫びは多い。
それがジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョンなのである。

例えば、彼らの作品を10年以上前から聴いている私ですら、ジョンスペの代表曲ってどんな曲? と聞かれて・・・メロディーを口ずさむことは出来ない。いや、お風呂に入ってるときやトイレで踏ん張っているときにすら、彼らの楽曲を鼻歌まじりに「ふんふふふん」と歌うことさえ出来ないだろう。
頭の中では何度もリフレインしているのに、それを口から出すことができない。頭の中では鳴っているのにだ・・・。

ジョンスペに比べたら、ホワイト・ストライプスのブルースの方がメロディアスである。

おっと・・・再び作品紹介をすっかり忘れるところだった。

「YEAR ONE」
 典型的なジャンク・ガレージサウンド作品だ。これぞジャンク・ガレージ・ロックの見本だろう。とにかくギャンギャンとうるさい作品である。デビュー作の「ジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョン」と姉妹版の「CRYPT STYLE」を合わせた作品なのだが、もともとこの2作品はひとつの作品だったそうだ。当時はレコード会社が勝手に2つに分けて発売したとかなんとか?今回は完全に1枚の作品として発売された。収録楽曲数は・・・38曲である。1枚に38曲が収録されている。まあ、それだけ各楽曲が短いのだが・・・。
「EXTRA WIDTH」
 彼らの代表作の見本のような作品だ。前作のジャンクっぽさを残しつつ演奏やアレンジはしっかりしている。前作ほどの攻撃的な印象は薄いが、耳に残るフレーズ(歌メロ以外)は確実に多くなった・・・とオリジナル盤ではそう思っていたのに、今回のリマスター盤は半端無い。2枚組で全46曲収録である。「EXTRA WIDTH」に地域限定で発売された(当然日本は未発表)「MO’WIDTH」と更に未収録楽曲、おまけのライブを収録している。とにかくオリジナルアルバム未収録作品は攻撃的ジャンクである。印象としては、YEAR ONEからEXTRA WIDTHへと進化する過程の攻撃型サウンドと言った感じか? 前作の好き勝手放題やっちゃいました的ではなく、作品としての完成度を意識しつつでも攻撃型って感じではないだろうか? 言ってる意味はわからないだろうが、私にも分からない。
「ORANGE」
 正真正銘、ジョンスペの代表作だが・・・私は好きではない。攻撃的なサウンドを少なくして、更に作品として聴かせるアルバムになっている・・・と言っても日本人が聴いて理解できる聴かせるアルバムとはかけ離れているだろう・・・。収録楽曲はオリジナル盤と未収録楽曲合わせて20曲にリミックス集14曲の2枚組だ。面白いのは、リミックスに収録された楽曲の中に後の「ACME」収録曲が入っていることだ。詳細は分からないが、すでにこの時点で出来ていた楽曲なのかもしれない???
「NOW I GOT WORRY」
 前作の流れからなのか? 打ち込み的なサウンド(と言っても普通に考える打ち込みではないが)の印象が残る作品だ。まあ、打ち込み系は数曲なのだが、やたらと耳に残るサウンドである。全32曲収録の1枚組作品である。前作オレンジに比べて攻撃的な楽曲が多いのだが、どこかカラッと爽快にはなれない。今までのブルースに他のジャンルを合わせたような印象だろうか・・・。今回アルバム未収録楽曲が加わったことで、更に攻撃的な印象と同時に実験的な印象が強くなった。個人的には好きで聴き込んだ作品だが、商業的にはイマイチだったように記憶している・・・と言うか、ジョンスペの作品て一般ユーザーに売れてたのか? 何となく、メロディーのある楽曲が多くなってきたのはこの頃からではないだろうか?
「ACME」
 発売当時・・・衝撃だった。ジョンスペは終わったと勝手に失望して、私はジョンスペを聴かなくなったくらいの作品だ・・・が、今聴いてみると・・・ジワジワとカッコ良い。それまでの攻撃型サウンドをほぼ完全に捨て去り、実験的でゆったりとした作品だ。今回のリイシューでは全43曲が2枚組で収録された。実はこの作品には続きがあるのだ。それが日本限定で発売された「EXTRA ACME」である。確か、本体の「ACME」発売から3~4ヶ月後に来日記念で発売されたのではなかったか?「ACME」レコーディング時の未発表楽曲を集めたものだって・・・。「ACME」で嫌いになったジョンスペを再び好きなバンドにしてくれた作品である。来日記念盤とかじゃなく、普通にジョンスペの作品でいいじゃないっすか!ってサウンドである。実験的な「ACME」に対してストレートな攻撃作品「EXTRA ACME」だ。と、言ってもそれまでのジャンクではなく、音質の良いロック作品である。ある意味ジョンスペの作品でメロディーを唄えるのはこの「ACME」2作からだろう。今回の作品には「ACME」と「EXTRA ACME」に収録された作品の他に、当時アナログのみで発売された「ACME別ヴァージョン」の曲、アルバム未収録の曲・・・と多彩である。まさに多彩なのだ。ジャンクからロックから実験作からリミックス、別ヴァージョンまで・・・。多彩な才能てんこ盛り作品である。

ジョンスペはこの後「PLASTIC FANG」という今までの作品とは比べものにならないくらいの正統派ロックンロール(サウンドも歌メロも普通に聴ける)作品を作るのである。でもアルバムタイトルは・・・偽物のって意味だとか?
更に現在のラスト作品「DAMAGE」はPLASTIC FANGの正統派とブルースを融合させたジョンスペらしいむさ苦しい作品となっている。

ああ、早く新作が出ないのかな?
頼むよ、ジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョン

| | コメント (0) | トラックバック (0)

アナログ人によるデジタル講座 第3回 リッピング

さて、ここからは(手始めに)音楽データのリッピングについて説明していこう。
ほらね、やっぱりそうきたか、出たよ専門用語・・・ってブログを閉じようとしたレディース&ジェントルメン&女子高生の皆様、少々お待ちをっ!

今からちゃんと解説しますってば。

リッピングと言うのは・・・要は『取り込み』のことである。PCにデータを取り込むことを『リッピング』と呼ぶのだ。アナログ音楽時代で例えるなら、カセットに『録音(取り込み)』するってことになる。

あれ、だったらちょっと待って。
iTunesはリッピングじゃなくて『インポート』って書いてるよ。インポートって何?
まあ、言葉は違うのだが・・・要は同じである。(厳密には違うけど、アナログ人は同じと考えて良い)

インポートと言うのは、ソフト(iTunesなど)で使える形式にデータを変換して取り込むことを指すのである。音楽用ソフトを使ってデータを取り込むからインポートってお洒落な呼び方をしているだけだ。

去年までPCで使うソフトウェアのことをソフトって普通に呼んでたのに、最近はアプリなんて洒落た呼び名で読んでるのと同じことだ。
ソフトもアプリも同じじゃん・・・である。

私の場合、10年以上WINもMACも使っている派(もしもそんな派閥があるのならば)なので、WINで使うのはソフト、MACで使うのはアプリと呼んでいた。
ソフトウェアって呼び名と、アプリケーションって呼び名の違いだ。MACで使うイラストレータやフォトショップなんてソフトも拡張子は『app』である。アプリなのである。

最近はスマフォやタブレットで使うソフトをアプリと呼ぶみたいに思われている(っぽく感じる)が、実際にはMAC(APPLE製品)のソフトウェアをアプリケーションと呼んでいるだけの話である。

さて、リッピングについてだが、実はリッピングについてはこれ以上紹介することはない。

おい、ふざけんな、金返せっ! と思われたかもしれないが、お金は貰っていないので返金はない。
だったらなぜこんな話をしたのかって、それは、リッピングとインポートが同じものだってことを理解して頂くためだ。
アナログ人がデジタルを扱う際に陥る罠・・・それは言葉の壁なのである。

一人は「リッピングして」と言うのに別の人は「インポートして」と言う。意味がわからん・・・ってなって、PC用語が出てきただけで「無理無理無理」ってなっちゃうってことだ。

近所の公園をお散歩してたら、美人でグラマラスな金髪ガールに「チョットヨロスィーデスカァ?」と声をかけられ、「ノーノ―アイドンツスピークイングリッシュ、ホッタイモイジクルナウ」と大慌てで返答しているようなものだ。
よく聴いてみろ、パツキンガールは日本語で質問しているんだぞ・・・。

ってことで、次回はインポートについてである。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

MR.CHILDREN MICRO & MACRO

さて、ミスチルのベスト・アルバム、「MICRO」と「MACRO」を買ったのだが、正直に言うと、購入を迷った作品である。迷ったのだが、初回盤にはDVDが付いているってことで、だったら……と購入したのである。

私は大人である。当然2枚同時購入である。
なぜ私が大人だということを強調したのか、敢えて強調した理由だが、実は今回のベストを買うに当たってCDの金額を見なかったのだ。

まあ、多分、3500円くらいだろうから、壱萬円あれば買えるね。って思ってお店に行った。給料日の後で財布の中に余裕があったのだ。
レジでお金を払う時に・・・一瞬戸惑ってしまった。
あれ? 私、初回盤を買いましたよね。値段安くないですか?
でも、しっかり初回盤が袋の中に入っています。

今回のベスト、初回盤も2800円でした。
これぞアーティストってCDの発売の仕方の鏡のような作品です。
豪華なブックレット付いてDVD付いて、でも通常盤と金額同じって・・・流石だね。
どこかのボッタくりヒットチャート常連とは器が違います。

以前、(本当に随分前で90年代の話だが)誰だったか忘れたけど、ロック系のミュージシャンがベスト盤を出した時、通常の作品より値段を安く販売した。その理由が、ベスト盤ってのは「他のアルバムに入ってる曲が多い」のだから、ファンに高いお金を出させるわけにはいかない・・・ってものでした。
まあ、音楽バブルの頃だから言えた台詞かもしれないけど、今回のミスチルの潔いCD発売方法に感服いたしました・・・って気分である。

さて、気になる内容は・・・やはり、ミスチルのベストにハズレは無いって感じですね。
逆に言えば、シングル楽曲の出来が良いバンドってことだ。
私はミスチルのアルバム(全部持ってるのだが)を1枚まるっと通して聴いた記憶が無い。アルバム楽曲がイマイチ好きになれないのである。
結局、ベスト選曲で聴いてしまうので・・・今回のベストはもってこいなのである。

ミスチル好きではない方は、今回のベストに過去のベスト「骨」「肉」も合わせて聴いていただきたいところだ。

って、ことで・・・先週末を利用して、ミスチルの過去の作品を音量調整してiPodに放り込んだので、それらの情報を書いていこう。

まず、前回のベスト「骨」「肉」と今回の「MICRO」「MACRO」はほぼ同音量である。
ミスチルの作品は比較的音量が揃っているので、音量均一化は楽であった。

音量調整には、サウンドエンジン・フリーの音量調整を使用した。

「エブリシング」+2.5db ただし、多少音が大きく聴こえる。これは昔のCDの尖った高音が表に出たせいかもしれない。音量UPは+2.0でも良いかもしれない。
「カインド・オブ・ラブ」+3.5db これも「エブリシング」同様、高音が目立ちすぎる気がする。
「ヴァーサス」+2.5db
「アトミック・ハート」+1.5db 
余談だが、わたしの持っているのはスリーブケース入りブルーケースの初回盤アトミック・ハートである。
「深海」+1.0db
「マシンガンをぶっぱなせシングル」+1.0db
「ボレロ」+2.0db
「ディスカバリー」+2.0db
「I’LL Beシングル」+0
 音量調整不要。
「Q」+1.0db
「イッツ・ワンダフル・ワールド」+1.0db
「シフクノオト」+0
 音量調整不要である。
「I LOVE U」+0 これも音量調整不要。
「四次元シングル」+0 音量調整不要。
「HOME」+1.0db
「B-SIDEコレクション」+0
 音量調整不要。
「スーパーマーケット・ファンタジー」+0 音量調整不要。サウンドエンジンの波形的には+0.5dbしたいところだが、今回のベストはリマスタリングされているので厳密な数値が取れないのである。よって自分の耳の感覚を信じることにした。
だが、私は熱心なミスチル・ファンじゃないので妥協点は低いと思う。
「センス」-1.0db 初のマイナス音量下げである。多少小さくなった気もするが、波形的には同じになっている。楽曲によって大小の聴こえ方に差があるアルバムである。

ちなみに、ベスト盤の4枚は音量調整は不要である。

もしも、何かの役に立てば、参考にしていただきたい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

90’sROCK 第4回

90年代のグランジ/オルタナティブの台頭で最も影響を受けたのは、ハード・ロック/へヴィー・メタルというジャンルではなかったかと思う。

何度もくどいようだが、あくまで私個人の感想である。

ハード・ロック/へヴィー・メタルと言えば、70年代のディープ・パープル、レッド・ツェッペリン、ブラック・サバスという英国3大ロック・バンドまで遡るわけだが・・・。
70年代にイギリスで台頭したHR/HMはパンク・ロックの登場・・・セックス・ピストルズやクラッシュなど※どちらも英国のバンドだ・・・で英国を追われ米国に渡るのだ・・・。

その後、80年代初頭はMTVとの抗争である。
MTV・・・すなわち、テレビ番組である。音楽のヒットはMTVの影響下におかれ(音楽番組でPVがヘビー・ローテーションされると売れる法則)、素行不良でツッパリHR/HMは当然MTVに嫌われるのである。
そんな抗争をのり切り、80年代中半に訪れる空前のHR/HMブーム。
天才ギタリストや天才プレーヤーの登場である。
当然のようにジャンルが細かく分けられていた。

80年代後半~90年代初頭にHR/HMの頂点に立ったのがガンズ・アンド・ローゼズである。
とにかく大人気で爆発的にCDが売れた。売れまくった。

が、その結果? カート・コバーンに目の敵にされてしまうのである。
HR/HM 対 グランジ/オルタナティブ 抗争の勃発である・・・というより、ビジネス優先のメジャー音楽業界を嫌うカートが、当時最も売れていたガンズ&ローゼズやU2を名指し批判していただけなのだが・・・。

だが、分が悪いのはガンズ&ローゼズ側である。
当時、音楽評論家の言ったコメントだが、グランジの登場は米国における本当の意味でのパンク・ロックの登場である。

つまり、70年代中半に英国で起こったパンクの台頭~HR/HMの衰退と同じことが90年代に米国でも起こってしまったのである。

って、ことらしいが・・・当時、現役バリバリでHR/HMを聴いてたわたしからすると・・・本当の意味でのHR/HMの衰退は・・・カート・コバーンの自殺後だったように思う。カートが自殺した後、ガンズのアクセル・ローズが一切の口を閉ざし表舞台から消えたのである。
まあ、CDは売れなくなっていただろう。
わたし自身もほとんどHR/HMは聴かなくなっていた。って言うより、テクニックを披露して様式美にこだわるHR/HMがカッコ悪く思えていた・・・まさに70年代パンク・ムーブメントの再来である。

が、カートの死よりBECKの登場の方が大きかったのか?
ジャンル不特定サウンド=進化する音楽ジャンル に対し、様式美にこだわる進化を拒んだHR/HM・・・さらに追い打ちをかけるように・・・グリーン・デイやオフスプリング、ランシドというパンク・バンドの台頭。

英国では、グランジに影響された(ジャンル不特定のスタイル)若いバンドが登場し、ブリット・ロックのムーブメントが起こっていた。
わたし的に何より嬉しかったのは・・・80年代の打ち込みピコピコ・サウンドが、グランジの影響でギター・ロック・サウンドに変わったことだ。

ラフでポップなギター・ロックのオアシス
これでもかってくらいに島国英国節を聴かせるブラ―
トリプル・ギターでカリスマ的ヴォーカルを有するレディオヘッド
毒々しいくらいの妖艶サウンドを鳴らすスウェード
ファンクとミクスチャーのプライマル・スクリーム
時代錯誤のパンク野郎でポップ・ロックのマニック・ストリート・プリーチャーズ
ポップ・パンクの代表スーパー・グラス
インド音楽とロックの融合クーラ・シェイカー

ある意味、米国より英国の方がグランジの影響を受けていたのかもしれない。
当時の英国は新しい音楽ジャンルに飢えていたのである。
そこにジャンル不特定の音楽ブーム。英国のロックというのは元々、ロックに何か新しい要素を加えるのが特徴だった。

そうなるとHR/HMは更に辛い状況である。
何たって、当時のブリット・ロック・バンドの面々には華があったからだ。
これでもかってくらい、みんなイケメンなのである。

CDのミリオンが連発する時代である。
ジャケ買いなる・・・ジャケ写真のカッコ良さだけでCDがバカ売れする時代である。
汚いロン毛とむさい容姿で男臭いヘビメタと、クールで爽やかイケメン・ロックお兄さんなら、売れるのは当然後者である。
しかもみんな其々に音楽レベルも高いならなお更である。

ここまで来ると、ヘビメタという言葉自体が失笑を買う、ちょっとダサいむさい暑苦しい小馬鹿にされる言葉に変わってしまっている・・・。
なので? 90年代後半はハード・ロック/ヘビーメタルという呼び名はやめて、ヘビー・ロックと名乗っていたもんな・・・。

ヘビー・ロックが再び浮上してきたのも、リンプ・ビズキットリンキンパークのようなミクスチャー&HIPHOPとハード・ロックの融合だったり、他を寄せ付けぬ圧倒的な世界観を持つ悪の帝王マリリン・マンソンの登場だったり・・・。結局、過去の様式美のHR/HMは絶滅危惧種になってしまっている・・・現状。

ただ、結局のところ、90年代に登場した新しい音楽もブームが過ぎ去り、今じゃ当たり前のようにアイドル・グループのジャリタレがHIPOHOPしてる時代なのである。悲しいものだ・・・。

まあ、それでも日本では絶対にガレージ・ロックは誰も演りません。
わたしは、いまだにソニック・ユースピクシーズジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョンのようなバンド・・・日本製のものには出会ったことが無い。

って、言うか・・・ジョンスペは絶対に日本人では無理です。
歌メロが無いブルースなんて・・・日本人は逆立ちしても演れません・・・ってか、演っても売れませんから・・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

90’sROCK 第3回

90年代と言えば、オルタナティブであるというのは何度も書いているが、では、実際にオルタナティブって何なの? って話である。

ここに書いてあるのは、わたし個人が90年代に感じた思いであり、事実ではないので、そのつもりで読んでいただきたい。そしてノークレームでお願いしたい・・・申し訳ない。

オルタナティブと言うのは、ニルヴァーナを筆頭に、90年代初頭に登場したインディーズ・バンドに対して、メディアが付けた呼び名である。今までのメインストリームとは違う、形に囚われない自由なアーティストをそう呼んだだけであったと思う。

60~70年代のロックも、パンクも、80年代の音楽も、HIPHOPも、色々な音楽を聴いて育った若者が音楽の表舞台に登場し始めたのが90年代である。
様々な音楽から影響を受けたため、今までの既存の枠からはみ出した音楽である。※当時の・・・である。

その典型がBECKである。

ジャンクなロー・ファイ・サウンドで「俺は負け犬~」と気の抜けた声でラップし、アコギを鳴らしたかと思えば、ループ・サウンドを使い、はたまたパンキッシュでラウドな楽曲を演奏したり、時にはポップだったり・・・スペース・エイジのフォーク・シンガーと言われたりした。

ジャンル不特定・・・アルバム1枚の中に、様々なジャンルに影響を受けた楽曲がおもちゃ箱のように詰め込まれているのである。
そんなミュージシャンをオルタナティブと呼んだのである。

だが、やはり・・・と言うか、これはカート・コバーンが生前に言ってたことなのだが、「昨日までへヴィメタを名乗ってライブしてた連中が、今日はオルタナティブを名乗ってやがる。オルタナが金に成るとわかったからさ・・・くそ喰らえだぜ」

まさに、そんな状況だった。
ジャンル不特定を名乗れる才能も無いミュージシャンが、オルタナティブと言うジャンルでデビューさせられ始めた頃から・・・オルタナティブはただの音楽ジャンルになってしまったのである。

もちろん、全てがそうではない。
その名前から、クローン・テンプル・パイロッツと揶揄されて、アーティストや一部メディアに嫌われたストーン・テンプル・パイロッツ・・・。確かにグランジの影響をもろに受けて、グランジのサウンドを聴きやすく大衆受けするように改変し、そして売れたバンド(だから嫌われている)だが、彼らはしっかりとした実力があり、生き延びたバンドである。

いつの時代も、悪いのは「金儲け」に走る音楽業界ではないだろうか? ってことだ。
故に、オルタナティブはすぐにブームになり、ちょっと気取ったサウンドをオルタナティブなんて呼びたがる音楽通気取りがドヤ顔で使い・・・廃れてしまうのだ。
90年代初期は・・・オルタナティブってのはグランジ・ロックの呼び名だったのだ。

オルタナティブってのは、音に対して使う言葉ではなく、そのアーティストが鳴らすジャンル不特定多数のごった煮的要素に対してつかうべき言葉なのだ・・・と私は思う。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

日々試行錯誤・・・

さて、GWですが、みなさまいかがお過ごしでしょう?
わたし、スターダストはというと・・・日頃の運動不足を解消するためラジオ体操を始めたところです。

「え? ラジオ体操? 効果あるの?」

って思われるかもしれないが、私もそう思っている。が、先日見たテレビ番組で『本当のラジオ体操』はキツイってのを見て、それを実践。確かに、今まで考えていたラジオ体操よりはハードな感じがする・・・。

が、今回の話は『ラジオ体操』の話ではない。
ましてや前評判散々の「スペース・バトルシップ・ヤマト」の地上波録画してたのを見て意外と面白かった・・・なんて話でもない。

音楽データの音量均一化の話である。

このブログでは散々、音量均一化について書いてきているのだが・・・実は最近、とても悩んでいる。
どれくらい悩んでいるのかと言うと、ダイエット中にポテトチップス・コンソメパンチを食べたくなったら迷わずコンビニに買いにいくか否か・・・ってのと同じくらい悩んでいるのだ。

私を悩ませているのは・・・2つの問題である。

ひとつは、最近のCD・・・ベストアルバムがリマスターされているってこと。
実はこれ、私には困った問題で・・・音量を均一化しようとした時に、ベストアルバムの波形数値が当てにならないってことだ。
原音に対して、低音や中音のレベルが上がっているため、目安になる波形が調べられないのである。

まあ、これは私のようなコアでマニアな音楽好きだけの悩みかもしれない。

だが、ふたつ目の悩みはマニアだけのものではない。
これは・・・私の使っているPCだけかもしれないが・・・最近のPC(もしくは再生ソフト)は音量のバラつきを目立たなくさせる音の出し方をするってことだ。

わたしが以前に使っていたXPはそんなことなかった。
CDから音楽を取り込んだ際、録音レベルの大・小が露骨に表れていた。
そもそも、私が音量均一化をライフワークの一部にしたのもそれが理由だった。
・・・そんなものライフワークにするなよって思うかもしれないが、釣り好きの人が釣りに出かけるのと同じ感覚だと思っていただきたい。
ゴルフ好きの親父がゴルフに行くのと同じ感覚だ。
スケベ親父がキャバクラに行くのと同じ・・・いや、同じにしないでいただきたい。

これ、何が困るのか?
キャバクラに行ったのがバレて女房と大喧嘩・・・じゃなかった、困るのはPCが録音レベルの大・小を露骨に表わさなくなった場合、PCで聴く時と、iPodで聴く時の聴こえ方に差がでるのだ。
PCでは殆ど同じ音量なのに、iPodでは露骨に差が出てる・・・。

会社の若いユトリちゃんに・・・
いいですか、iTunesにはサウンド・チェックって機能があって再生時の音量を揃えてくれるんですよ。知らないんですか? あと、それでも気になるんだったらノーマライズしたらいいと思うんですけど・・・。
分かっとるわいっ!分かっとる上で言っとるんじゃボケッ!知ったかぶりして儂をイラつかせんじゃねぇぞダボがぁ! を紳士的に「へぇ、そうなんだぁ・・・。今度つかってみるよ、うん。ありがとうね」と言いかえてストレス溜めるくらいに困っている。

ついでに「ええ、いまだにiPodクラシック? 古っ!」って言われて・・・私のPCの音楽データは既に200G近くあるから、iPodクラシックを2台使ってるんだよね・・・って説明するのが面倒臭くて引きつり笑いする時と同じくらい困る。

・・・さて、話を戻そう。

例えば、オアシスのアルバムを音量均一化しようと試みると、WaveGainを使っても納得いく成果が出なかったりする。波形的には音量が揃っても、中間のボリュームや高音の抜け、ボーカルの音量などなど・・・様々な要因で、耳で聴いた時に音量が揃わないのである。
本来は・・・こんな時こそサウンド・エンジン・フリーを使って耳で聴きながら音量を揃えていくってやってたんだぁ・・・。
が、それが出来なくなっている現状。

苦肉の策で始めた「ベストアルバムの波形調べ」も最近意味がなくなってきた状態。

リプレイ・ゲインの情報を元に波形編集してみようかとも思ったが、今のところ、リプレイ・ゲイン情報を入手するためのソフトが見つからず困ってたり・・・。

ってのが、波形編集後の情報は入手できるが、元の音量との差が表示されないのだ。
なにか見やすく早く表示してくれるソフトってないのかね?
WaveGainみたいに解析だけ表示(テキスト保存)してくれるような便利ソフト、知りません?

って、ことで・・・GW中は暇を持て余した時に・・・神々の遊びをやりたいところをグッと堪えて、便利ソフト探しをしてみようと思っているスターダストなのである。

いやはや、今回はいつにも増して、勝手気儘で取り留めのない記事になってしまった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

90’s ROCK 第2回

そもそも、オルタナティブという言葉が使われたのは、ニルヴァーナを筆頭に台頭を始めたインディーズ・シーンに対する「苦肉のジャンル分け」だったように感じている。

※何度も言うが、ここに書いているのは全て私個人の意見である。

当時は「ジャンル分け出来ない音楽がグランジ/オルタナなんだから、ジャンルに分けるなよっ!」ってそんなことを考えたりもしていた。
最近、the pillowsのサウンドを「オルタナティブ」と呼ぶファンが増えてるが、実は私には何がオルタナティブなのか理解出来ない・・・と思ったりする。

90年代グランジの代表は、誰が何と言おうとニルヴァーナである。
が、他のグランジ(この中ではノイズ系バンドはグランジと呼ばせていただく。申し訳ない)バンドはどうなのか?
グランジの中でも、発祥した地区によってジャンルが分けられたり、国によって分けられたり・・・とにかく「音楽業界はジャンル分けが好き」な業界のようだが、確かに、私が聴きかじった少ないバンドの中だけでも、明らかに違いが分かるバンドが多い。

グランジと言って、ニルヴァーナ好きなら忘れてはならないバンドがある。

PIXIESである。

Photo

ニルヴァーナのカート・コバーンがフェイヴァリットに上げていたバンドだ。
どれくらいフェイヴァリットなのかというと、スメルズ・ライク・ティーンスピリッツはピクシーズをパクって作った・・・と言ったくらいフェイヴァリットのバンドである。

書き方がルー大柴チックになってしまってるが、ただ単にイングリッシュの単語が分からないだけなのでスルーしてリードして頂きたい・・・申し訳ない。

そして、SONIC YOUTHである。

250pxsonicyouth
ニルヴァーナがメジャーデビューするにあたって、敬愛するソニックユースがいるからゲフィンに決めた・・・と言わしめたインディーズ界のカリスマ・バンドである。

偶然かもしれないが、ピクシーズもソニック・ユースもベースが女性である。

この2バンドの特徴。
とにかく音がジャンクなのである。ガレージ・ロックと言うべきだろうか。
ちなみに、ガレージ・ロックというのは、言葉のニュアンスで「粗い一発どり」的に思われるかもしれないが、実際には、ビートルズに代表される60年代ブリット・ロックの影響を受けた、ロックンロールの原点回帰バンドの総称である。
その代表が70年代のパンク・ロックである。
彼らがバンドの練習をするのに「ガレージ(車庫)を多く使っていた」のでガレージ・ロックと呼ばれているのである。
決してガレージで録音したROCKではない。
ROCKの原点回帰のことである。

まあ、ロックの原点回帰となれば、昔のようにチープな機材で一発録りの手法で・・・ってなってしまうのだろう。彼らの「上手いとは言えない演奏」・・・つまり下手な演奏に不思議とワクワクしてしまうのは、デジタルで細切れされた音を繋ぐ現代手法では出せない生演奏のスリリング感が出ているからだと思う。

つまり、ニルヴァーナも含め、ロックの原点回帰&パンク・ロックの影響&一発録りのスリルが楽しめるバンドなのである。※故に私が70年代の音楽に嵌ったのかもしれない。

だが、スマッシング・パンプキンズストーン・テンプル・パイロッツはどうだ?

Jスマッシング・パンプキンズ・・・略してスマパン。
まるでどこかの女子アナのような呼び方だが・・・。
彼らの音楽の特徴はうねるようなグルーブ感だろう。

スマパンの場合、どうしてもビリー・コーガンの特徴有り過ぎだろっ! て、声に耳を奪われがちだが、ディストーション利かせまくりで地を這うようなギターとノイズ放出のギターソロ。
しかも・・・ベーシストは女性。
まあ、この独特のサウンドで好き嫌いが明確になるだろうが、実は彼らのサウンドはドラゴン・アッシュがコラージュしてたり、パクってる? だったり、かなり日本人には人気のサウンドだったりする。
ギタリストのジェームス・イハが日系人(容姿はもろアジア系)なのも人気の秘密か?
私てきには彼らの音のルーツはへヴィ・メタルだと感じている。
そこにへヴィメタには無かった甘く美しいメロディをのせたのが彼らの特徴だ。

余談になるが、ジェームス・イハのソロ・アルバム・・・。
スマパン時代のノイジーで爆発的なサウンドではなく、繊細で美しい極上のポップ作品である。
「え? これがスマパンのギタリスト?」って信じられないくらい音楽性が違っている。

おっと、言い忘れていたが、スマパンはニルヴァーナよりも先にメジャー進出しているバンドである。

ストーン・テンプル・パイロッツもスマパンと同様、地を這うグルーブ主体のバンドだが、スマパンのようなノイジーさは感じない。明らかにへヴィメタ影響下のバンドだと思う。
今のへヴィー・ロックに近いのか?
このバンド・・・実は私は「そこまで好きではない」バンドだったりする。
それは、声である。
明らかにへヴィメタ声・・・いや、メタリカ的な唄と言うべきか?
イメージの問題なので、両ファンの皆さんには最初に謝っておこう、ごめんなさい。

ではなぜ、いまだに聴いているのか?
それは彼らの3rd「ヴァチカン」が素晴らしかったからだ。地を這うグルーブとメタリカ声を捨てて、ブリット・ポップばりのメロディを聴かせた作品に鳥肌が立った。
ある意味、純粋なパイロッツファンからは怒られそうな話だが、私はパイロッツの「その部分」が好きで、今でも聴いているのである。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

90’s ROCK 第1回

90年代の音楽は、私にとってのバイブルだと思う。
いや、バイブルというよりは・・・最も多感な時期に聴いた青春時代の音楽だと思う。

それが・・・グランジ・ロックだった。

Kart_2ニルヴァーナとの出逢いである。

それまでの私は、ハードロックとへヴィメタが大好きな真面目な青年だった。
ガンズ、メタリカ、メガデス、イングヴェイ、ヴァン・ヘイレン、モトリー・クルー、スキッド・ロウ、ハロウィーン、AC/DC、レインボウ、スティーヴ・ヴァイ、クイーンズライチ、デフ・レパード、マイケル・シェンカー・グループ etc・・・
数えだすときりが無いが、メタル以外は音楽じゃないと思っていたくらい、へヴィーなサウンドに夢中だった。

だが、初めてニルヴァーナを聴いた時の衝撃っ!
テクニックも技も無いギターをかき鳴らし、ポップなメロディを腹の底から絶望的に絶叫し、客席に飛び込み、マイクスタンドを倒し、ドラムセットに飛び込み、アンプを破壊し、ギターを叩き折り、ステージに這いつくばり・・・命削ってROCKしてますってその姿・・・。

プロ野球の華麗なテクニックではなく、この試合に負けたらそれで終わりっていう、高校野球の本気と気迫と熱さ・・・。その姿に心を奪われたわたし・・・。

全てのHR/HMのバンドを捨て(それは大袈裟だけど)インディーズの音楽に目覚めてしまいましたとさ。

ニルヴァーナは・・・もはや説明の必要も無いくらいこのブログでも紹介してるし、有名なバンドなので説明は省略するが・・・いや、やっぱり省略せずに書くのだが、1989年にインディーズでデビューし、1991年に発表したメジャー1作目「ネヴァーマインド」が爆発的ヒットを記録したグランジ・バンドである。

リアルタイム世代の私が聴き始めた頃は、まだグランジという呼び方は普及してなくて、「ノイズサウンド」と呼んだりしていた。・・・が、すぐにグランジという名が登場し、飽和していたと思われたROCKに新たなジャンルを作った偉大なバンドといて一躍有名になったバンドだ。
そう、それまでの音楽には明確なジャンルが存在していたのだ。
POPSはPOPSで、ROCKはROCK、PUNKS、HR/HM、HIPHOP、DANCE、etc・・・
当時はそれらのジャンルが「交わることはない」時代だった。
女の子に人気のハード・ロック・バンド「ボン・ジョヴィ」は・・・「あれはアイドル・バンドだから」ってHR/HM好きの人にはバカにされるポップロックだった。
HR/HM好きの人はPOPSやPUNKは聴かないでバカにしてたし、PUNK好きの人はHR/HMをダサい音楽とバカにしていた・・・。

そこに、へヴィーなのにポップで、しかもパンキッシュなバンドが登場し、爆発的に売れ、そんな彼らが「メジャー批判」を行い、当時大人気だったガンズを名指しで批判し、音楽業界は一夜にしてインディーズ・ロックに支配されてしまったのである・・・。

政権交代である・・・。

ここで良かったのは、それまでインディーズで絶大な人気を誇っていたバンドが次々に表舞台に登場したことだ。
・・・実際にはニルヴァーナよりも先にメジャーデビューしていたバンドもいたが、ほとんど同列に扱われていた。

ソニック・ユース、ピクシーズ、スマッシング・パンプキンズ、ストーン・テンプル・パイロッツ、パール・ジャム・・・
彼らの特徴は、メジャーの制限が無かったため、自分たちが好きなサウンドを好きに演奏していたことだ。

他ジャンルとのミックスや実験音楽、サイケデリック・・・。ソニック・ユースが残響ギターノイズの中で暗くシットリとカーペンターズを歌う・・・。ポップスの代表のようなグループが大好くな残響ノイズ大王バンドって・・・。

今まで聴いたことのないサウンドに・・・夢中になるのは当然だった。
そして当然のように彼らがリスペクトする他のバンドを聴き、他のジャンルを聴くようになり、音楽の聴き方が変わってしまったのだ。

音楽をジャンルで括って「他のジャンルを聴かない」なんて有り得ない時代がやってきた。

それがニルヴァーナの登場だったのだ。
ニルヴァーナの音楽が偉大なのではなく、ニルヴァーナが売れたことにより、音楽には様々な表現方法があるという、インディーズの考え方がメジャーに浸透したことが偉大だったのだ・・・と私は今でも思っている。

私の個人的な意見であることは言うまでもない。

実は、私にとっての音楽の革命は、インディーズ・バンドを知ったことと、70年代の音楽を知ったことである。
当時はインターネットが無い時代だったので、70年代の音楽を聴くには雑誌で紹介されるごくわずかな有名人・・・しか方法が無かった。
が、カートが好きだと言うアーティストならって、CDを探して購入。そして、その時代の人気バンド(CDの解説に紹介された同時期の有名バンド)なんかも聴き漁り、かなり多くの70年代アーティストを聴いた。(正確には60年代後半~70年代中ごろまで)。

インディーズバンドと70年代バンドの共通点は何か?
それは、どちらも生演奏が多く、多少雑な印象で、80年代のように作られた感が無いってことだ。※70年代のPOPSではなく、あくまでROCKの話である。
当然、自分が好きなアーティストがリスペクトするバンドなのだから、好意的な耳で彼らの楽曲を聴く・・・「やっぱカートが好きっていう音楽は好いよね」ってなって、また別のバンドを聴く・・・。

だが、ここで音楽シーンに問題発生である。
これは音楽業界の人間じゃない、リアル購買者の私ですら感じたことだが・・・インディーズ・バンドの発掘が進むにつれ、駄目なバンドが多くなってくる・・・けど、それらのバンドが「期待の新人」といて大々的に売りに出され、リスナーが聴いてガッカリするって、悪魔のサイクルが誕生してしまった。

そりゃ~そうだ。
グランジってジャンルなら何だって売れるご時世だ。
普通ならデビューすら出来なかったインディーズバンドが次々に表舞台に登場した。
が、彼らはインディーズバンドだ。昨日まで素人に毛が生えたようなバンドだったのだ。

本当に才能があるインディーズの顔(メジャーの制限が嫌でインディーズに居たバンド)と、メジャーにはなれないバンドの実力差は歴然なのだ。

さらに言うなら、インディーズってのは、悪い話、話題にならない音楽だったから、酒も女もドラッグも好きなようにやってた連中なのだ。勝手なイメージだが。
当然、有名になった途端にカートのスキャンダルが一斉に報道され始める。
カートがドラッグ中毒だとか、不幸な家庭環境で育ったとか、音楽とは関係ない話題が盛り上がる。
それに加えて、有名なインディーズ出身バンドがドラッグで逮捕されたり、オーバードースで病院に運ばれたり、最悪は死亡したり・・・。
とにかく、危険なインディーズ・バンドが多かった。
マスコミは当然のように記事にして儲けていく。
その標的は・・・最も人気のあるバンド、ニルヴァーナの問題児「カート・コバーン」である。

マスコミに追い詰められた結果・・・カートは自らの頭を銃で撃ちぬいて自殺するという最悪の結末。
そして、その後、さらに最悪だったのは、カートを追い詰めたマスコミが沈黙したということだ。それまでのインディーズブームが嘘だったように沈黙ムード。
当然、一気にインディーズブームは終焉。
本当に実力が無いバンドはその煽りで活動休止、解散・・・。
グランジ・オルタナティブ・ムーブメントは・・・わずか数年で終わりを迎えてしまうのである。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

WAVEゲイン 音量均一化の優れものソフト

「WAVE GAIN」というソフト、ご存じでしょうか?
今更? って思われてしまうくらい有名なフリーソフトなのだが、先日、DLして使ってみた。

どのようなソフトなのかというと・・・

WAVEデータの音量を「まとめて均一にしてくれる」ソフトなのだ。
え? 意味わからん?
まぁ・・・簡単に言うと、CDから取り込んだ音楽の「音量を揃える」ソフトなのである。

使い方も簡単で、音量を均一にしたいデータが入ってるフォルダを指定して、ボタンを押すだけ・・・って言っても、海外製のソフトなので表示がすべて英語なので・・・取り扱う時は使い方を紹介してるサイトを探してみて下さい。

ついでに言うと、海外製ゆえに、日本語ファイルは非対応らしい。
日本名の付いたデータは、名前を変える必要があるようだ。

そういう部分を踏まえると、以前に紹介したことのある、「GauDio」の方が優秀かもしれない。こちらは日本人が作ったソフトで、独自のシステムで「耳で聴いた時の均一感」に重点を置いているそうだ。
確かに、かなり高精度な「音量均一化」が行える。

だが、残念なことに・・・GauDioは単ファイル用なのだ。つまり1ファイルごとに音量を調整する為、曲同士が繋がってる場合には・・・残念な結果になってしまう。しかも、処理が重いって難もある。

WAVE GAINは「アルバム調整」機能が付いているのだ。
指定したフォルダ内の音楽データの情報を全て読み込み計算して、アルバム単位で音量調整してくれるのだ。

実際にやってみた。

結果は・・・うぅ~ん、微妙。

確かに音量が近くなっているのだけど、マニアの耳では納得できない感じかな。
しかも、音量均一化するときに、音量は「db」でしか選べないのだ。これ、デシベルで良いのかな?
何のこっちゃ? って、はいごもっとも・・・。
つまり、音の単位が基準なので、設定数値を見ても「それがどれ位の音量なのかさっぱり分からない」のである。

基本は「8.9db」を推奨しているようだが、これは・・・意外と音が小さい。
どれくらい小さいかって言うと、感覚的には、古い音楽CD(80年代とか)くらいの音量・・・って理解できます?

実はこれには理由があって、このソフトには「ピーク・レベル補正」が無いのだ。
音量を大きくすればどこまでも大きくできるのである。
その結果、ピークレベルを超えると音割れを起こしてしまうのだ。

それを防ぐために、多少小さい音が基本設定になっているのである。

とは言え、無料のソフトでここまで使いやすく、まぁ・・・それなりの結果を出せる貴重なソフトであると思う。

興味のある方は是非、使ってみて下さい。

ただし、このソフト・・・変換ボタンを押した瞬間に「元のフォルダに上書き保存」するので、必ずバックアップを行うように・・・。

ただ・・・このソフトの「均一化」で満足できる方なら、私はiTunesのサウンドチェック機能でも充分なのではないのか? と疑問を憶えつつ・・・それを言っちゃ~おしまいよ、って思うのである・・・申し訳ない。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

音楽の違法ダウンロード

日本で最も売れたCDは、宇多田ひかるの出した「ファースト・ラブ」なのだそうだ。890万枚売れたとか?
そんな記事をブログで読んだのだが、その記事は「音楽の違法ダウンロード」に関する記事であった。昔は890万枚も売れたCDが今は殆ど売れない・・・原因は音楽の違法ダウンロードにある・・・って話だ。
確かに一理ある・・・とは思うが、はたしてそれが全てなのだろうか? と疑問があるのも本音である。このブログでCCCDの解除方法なんかを紹介してるスターダストなので、あまり声を大にして言えたものじゃないので、声を小にして言わせてもらえるなら、いや、言わせてもらえなくても言っちゃうのだが、それが全てではないはずだ。

90年代にCDが890万枚も売れたことの方が異常なのだと思う。

って言うのが、その当時、私はバリバリにCDを買ってた世代なのだ。
私の場合、その殆どが洋楽だったが、実は宇多田ひかるも買っていた。浜崎あゆみだって買っていた。モーニング娘だって買っていた。
が・・・それらのCDは定価で買うのではなく、中古やレンタル落ちばかりである。
当時の感覚からすれば、売れてるCDは、半年も待ては半額で買えるってのが常識だった。

では、それらはどんな人たちが定価で買っていたのか?
もちろん、音楽好きも多かっただろうが、ほとんどは「流行好きのライト・ユーザー」だったはずだ。だから、すぐにCDが中古ショップに並んでいたのだ。
それが90年代という時代である。
だって、パソコンも無い、ケータイも無い、スマホも無い時代で、世の中の流行といえばカラオケだ。意味も分からず流行に飛び付く人たちはすぐに「売れてる音楽」に手を出して、飽きたらポイって・・・。異常な時代だったのだ。

そして、出せば売れるから・・・って、音楽業界が無理矢理作り上げた「自称アーティスト&歌姫&シンガー・ソング・ライター」が溢れかえり、飽和状態になり、そこに今まで無かったパソコンなんかのメディアが登場し、急速に音楽はデジタル・コピーが進み、さらに世の中の趣向が多種多様になった中・・・流行に飛び付いていた人たちがCDを買わなくなっていった・・・。のだと、私は思う。

あくまで、私個人の意見なので、ウィキペディアみたいに盲信的に書いてることを信じないでいただきたい。※最近の大学生の卒論に参考文献「ウィキペディア」が多いのに改めて驚いたスターダストである。仕事で卒論に携わって、「わおっ!」ってなってしまったのである・・・申し訳ない。

おっと、相変わらず話がそれた・・・。

音楽の違法ダウンロードは悪いことだと思う。
でも、実際はどうなのだろう? 違法ダウンロードしてる人たちはそれを「罪」だと思っているのだろうか?
私は違法だろうが合法だろうが、音楽をダウンロードすることは殆ど無い。
だって、ダウンロードした音楽には「自由が無い」んだもの。変な表現だが、これは私のように音楽ファイルを自分で編集する人間には重要なことなのだ。

多分、無圧縮のWAVE形式か、ロスレス圧縮のデータがダウンロードできない限り、私はCDを買ってしまうのだろう・・・。

そうなのだ、音楽が好きな人(ヲタク・・・いや、マニアレベル)は・・・きっと今でもCDを買っているだろう。新品・中古に限らず、CDを買ってるはずだ。

スマホ好きの人が高価なスマホを買うように、車好きがパーツにお金を掛けるように、アニメ好きが高額フィギアを買うように、女性が貴金属やブランド品を買うように、音楽好きはCDを買うのである。
興味の無い人からみたら(???)な世界だが、元々はそんなものである。

違法ダウンロードで音楽を聴く人の大半が、使い捨ての音楽だから、無料で落として飽きたらポイッ・・・だろう。そんなデータを宝物のように大事に持ってたりしないだろう。
私のCDラックには20年前にリアル・タイムで買ったCDが今でも大切に並んでるぞっ!
しかも何十枚も・・・である。どうだまいったかわっはっは。
そして、そんな宝物は今でも大好きで聴いているアーティストなのである。

つまり、違法ダウンロードしてる人たちに対して「ダウンロードしたら刑事罰」ってやったら誰も違法ダウンロードはしないだろう。
でも、だからってCDも買わないだろう。
「仕方ないから面倒臭いけどレンタルしに行くか?」くらいだろう。

・・・著作権は守られるけど、CDは売れないと思うのだ。

CCCDが登場した時もそうだったが、音楽コピーが出来なければCDが売れるって考えて、逆に反感買って、音楽好きなからも敬遠され、さらにCDが売れなくなった反省がまったく活かされていないのではなかろうか?

もちろん、本来はお金を出して買うべき商品を違法に入手している流れはどこかで断ち切るべきだが、それ以上に、レコード会社は、なぜ・・・音楽が売れないのか? を真面目に考え、「お金儲け」のためのアーティスト排出を止めるべきだろう。

って、最近の韓流アーティスト見るたびに思うのだが・・・。
いかにも「一発屋臭」の強い「少女時代KARAモドキ」が多くて、見てて痛々しくさえ思えてしまうのは私だけだろうか? 韓流ファンの皆様ごめんなさい。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

最近購入したCDたち。

さて、CDが売れないこのご時世・・・。
そんな世の中に逆行するかのように、4月はCDを大量(少々大袈裟だが)に購入した。

まあ、2~3月が死ぬほど忙しく(でも死んでないけど)残業代も入ったし、ストレス溜め込んでた分を発散するって理由もあったし、欲しかったCDを偶然発見したり・・・などなど、言い訳はたくさん用意している・・・。申し訳ない。

まず買ったのが、BON JOVIの5枚組ベスト・アルバムだ。
中古ショップで1500円で購入した。
未発表の楽曲を集めたレア曲集で2004年の作品である。

次に、スマッシング・パンプキンズの「ツァイトガイスト」である。
これは2007年の作品で、発売当時は「こんなのスマパンじゃない!」と購入しなかった作品である。だってイハのいないスマパンなんて、ビリーのソロじゃん・・・。
これも中古CDショップのセールで750円で購入した。※オープニング・セールの全品半額で買ったのである。

続いては、ピクシーズの「トゥロンプ・ル・モンド」である。
1991年の作品だ。実は、ピクシーズの他の作品は持ってるのに、このアルバムだけ持っていなかった。購入しなかった理由は、当時、近所のCDショップに売ってなくて、そのまま忘れ去っていたのである。
最近某Tレコードで商品を見かけて、ついつい購入してしまったのだ。

そして、サーストン・ムーアの「デモリッシュド・ソウツ」。
言わずと知れた(?)ソニック・ユースのノイズ大王のソロ3作目である。
しかもベックが完全プロデュースって・・・。内容は完全に期待ハズレであった。
ノイズ大王なのにノイズがほぼ無い・・・完全にサーストンの色が消えた意味不明作?

そして我らがマリリン・マンソンの新作「ボーン・ヴィラン」である。
これは良い!大好きだった頃のマンソンが復活したって素直な感想だ。
インダストリアルなヘビー・ロック炸裂で、良い意味での原点回帰、おバカ下世話・サウンド全開、ジョニー・デップとの共演・・・このアルバムを聴いた甥っ子(高校生でAKB好き)が頭を抱えていた。

そして、待ちに待ち焦がれた、ジャック・ホワイトのソロ・アルバムである。
実は、ジャックのCDはサラッとしか聴いていない。サラッと聴いた感想は・・・良い!
ストライプス時代の切れた作風は影を潜めているし、ラカンターズのようなバンド・グルーブもないし、デッド・ウェザーのような奇抜さも無い・・・が、じっくりと聴かせるジャックの作品って納得の感想である。
聴いた瞬間に「ああ、ジャック・ホワイトだぁ」ってなった。

と、まあ・・・目ぼしいだけでこんなもの・・・。
各CDの勝手気儘レビューは、GWにでもしようとって勝手気儘に考えているところである。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

iWisoft Free Video Converter

「・・・こ、こいつ、無敵か?」

と、思わずジョルノ・ジョバーナ風な台詞を言いたくなるくらい、無敵に使いやすく最強便利なフリーソフトである。

「iWisoft Free Video Converter」である。

「うっわぁ・・・どうしよう、やたら長い横文字出て来たよ・・・。意味分からんからこのブログ見るのやめよう」と思った女子高生&女子大生、おまけでジェントルメンの諸君。もう少しお付き合い下さい。決して後悔はさせませんぞっ!

と、大見栄を切った手前でイキナリ申し訳ないが・・・まだ使用テスト段階のソフトである。

ごめん、本当にごめん・・・。と、先に謝っとくのでクレームはつけないようにね。

何をするソフトかと言うと、動画形式の変換を行うソフトである。

「もういいバイバイ」とブログを消そうとしたそこの女子高生! 君はiPhoneに好きな動画を入れたくないかい? その為には動画変換が必要なのだよっ!

まあ、私の場合・・・このソフトを使った切っ掛けは、甥っ子に頼まれて「PSPに動画を入れる」って目的であった。以前(WinXP時代)は携帯動画変換君を使っていたのだが、変換君はXPと共に忘却の彼方に葬り去られてしまったのだった。

忘却の変換君を再入手しようと思った時に、この「iWisoft Free Video Converter」に出逢ったのである。まさに運命の出逢いっ! 漢字堅物の変換君ではなく、横文字スタイリッシュな「iWisoft Free Video Converter」に魅かれたスターダスト・・・。

・・・いかん、このままこんな流れでブログ書いてると、ただの痛いお兄さんになっちまうので、真面目ヴァージョンに切り替えて行こう。

このソフトの何が「無敵」なのか?

とにかく掃出しフォーマットが多いのだ。しかもかなり分かり易くジャンル分けされている。

「PSP」「iPod」「iPhone」「VIDEO」などなど・・・自分が欲しい変換形式を選んでボタンを「ぽちっ」と押すだけだ。ちなみに「ぽちっ」って部分はヤッターマンのボヤッキー風発音でお願いしたい・・・。

「で?」と思われたかな?

実はこれはそんなに珍しいことではない。忘却の携帯動画変換君でもそれくらいのことはやってくれていた。

だが、この「iWisoft Free Video Converter」が凄いのは掃出しだけではない。読み込みがまた多くの形式に対応しているのだ。それこそ、私がもってる動画形式のほとんどに対応していた(流石にISOファイルは無理だけど)。何より凄いと思ったのは「VOB」ファイルもそのまま変換できるってとこだ。

つまりDVDから取り込んだ動画をそのまま「iWisoft Free Video Converter」で変換可能なのである。しかもファイル結合はボタンひとつだし、トリミングや明るさコントラスト調整などの編集機能も付いている。そしてそれが直感的な操作方法で扱い易いのだ。

ちなみに・・・30分のAVIファイルを「PSP形式」に変換するのに15分くらいだったと思う。2時間の動画「VOB」ファイルは1時間くらいで変換終了だったと思う。

多分・・・このソフトは様々な用途に使えますぞっ!

なんたって読み込みと掃出しの動画形式がひたすら多いもの。確か・・・読み込みできるフォーマットにはブルーレイや地デジの動画形式も入っていたので、地デジを携帯動画に変換も可能ってことだ。

※良い子のみんな、くれぐれも違法にならない使い方をしてくれよなっ!

甥っ子に頼まれた「PSP」動画の変換を済ませた後、自分の趣味で色々と操作方法をテストした・・・テストする気にさせられた・・・テストせずにはいられなかった・・・そんな「無敵か?」なソフトなのでした。

ただ・・・残念なのは「日本語パッチ」が見つからないこと(使い方は簡単なので問題ないが)と、起動するたびにWEBサイトが立ち上がり「アップデートしてるかい?」って聞かれることだな・・・ちなみにサイトは英語なので・・・実際には何を聞かれているのかハッキリ理解できていないのだが・・・。

まあそんな時は日本人的に「いぇーす、いぇーす、おっけーおっけー、さんきゅーね」で乗り切れば問題ないだろう・・・ウソだけど。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

XMedia Recodeの強制終了についての報告

さて、先日コメントで頂いた・・・「XMedia Recodeが強制終了する」というお話。

実はわたしもその現象には困っていたところであった。

ソフトを立ち上げるとWEBページが立ち上がり、ページを閉じるとソフトも落ちる・・・。なんか実に怪しい現象である。現象が怪しいので放置していたのだが、コメントで質問いただいたので調べてみた。

その結果・・・そう、結果だけなら「今まで通りに使えるようになった」のである。

ただ、なぜ使えるようになったのか「理由」が定かではない。何となく「これかな?」ってのはあるのだが、「確か」ではない。「確かではない」が、一応報告をまとめておこうと思う。

多分・・あくまで私の仮説だが、原因は「DirectX」のヴァージョンではないかと思う。

「DirectX」・・・っていきなり正体不明の不可思議用語を登場させて申し訳ないが、パソコンで「動画」を扱う場合には必ず必要になってくる。

簡単に言うとパソコンのグラフィック機能拡張を行うためのプログラムのようなものだ。

「DirectX」は怪しいものではなく、マイクロソフトが無料で提供する正式のファイルである。

名前で検索してDL~インストールして下さいませ。

「XMedia Recode」を使うには「DirectX9」以上が必要なのである(※つまりXPでは使えないってことだ・・・驚いた)。私が「???」と思っているのは、私の「7」の場合は今まで普通に使えてたのが、ある日突然使えなくなったことだ。

もしかすると「XMedia Recode」のアップデートやPCの更新プログラムなどで何らかの設定が変わったのかもしれない。

なので・・・何をやったのかというと、自身のPCの「DirectX」の診断を行ったのだ。

やり方は簡単だ・・・。

スタートメニュー(「7」の場合、左下の旗の丸アイコンだね)をクリックして、開くと出てくる検索窓に「dxdiag」と入力すると「DirectX」の診断ツールが起動する。で、自身のPCの「DirectX」のヴァージョンを確認すると・・・「DirectX11」となっている。

つまり、普通なら「XMedia Recode」を使えるはずなのだ。

「あっれ~? だったらなぜ使えんのじゃ?」って思って「XMedia Recode」を起動させたら・・・あら不思議、普通に起動しちゃいました。

やはり・・・PCの設定が知らぬ間に変わっていたのかも? まさかトロイじゃないよね?

ってことで、今まで使えてた(もしくは「XMedia Recode」が使えない)のに使えなくなった方がいれば、一度「DirectX」の診断を行うことをお勧めします。

「XMedia Recode」は超便利ソフトなので、使えないのは残念無念なのだもの。

って、ことで・・・今回は「XMedia Recode」の起動についての報告でした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ローリングストーンズを熱く語ってみよう 第1回

1401479ローリングストーンズと言えば・・・ロックが好きな人なら誰でも知っているであろう有名なロック・バンドである。1960年代にビートルズのライバル的バンドとして登場してから50年近くになるのか?

今でも現役で転がり続けるロックの生き字引である。

ロックを続けて50年・・・すでに年齢は70歳を超えている?オジサン・・・いやお爺さんたち。

実は、正直に言うが・・・私はローリングストーンズにはまったく興味が無かった。私はビートルズが大好きなのだ。ビートルズに比べると、あまりにも作品の質が低いと思っていた。

今から20年くらい前の話だ。初めてローリングストーンズを聴いた。

当時の私は大学生で・・・アルバイトして、今まで買えなかったCD(レンタルがメインでした)を買えるくらいのお小遣いを自分で稼げるようになっていた。が、買うCDと言えばハード・ロックやへヴィー・メタル系。グランジやブリット・ロック・・・。

そんな中で聴いたローリングストーンズの旧譜(60年代のベスト)は余りにもショボくで聴くに堪えられないものであった。・・・同じ理由で私はパンクにも一切の興味を示さなかったのだが・・・。

それから数年が経って、社会人となり自由に使えるお金が増え、しかも90年代のCDバカ売れ時代・・・。ラジオでかかっていたストーンズの70年代の曲に興味を持ち・・・CDを買った。70年代の『スティッキー・フィンガーズ』以降の全作品をまとめて購入した。

が・・・殆ど聴くことはなかった。

やはり・・・というかストーンズは肌に合わないと思ったものだ。当時の私はニルヴァーナから始まったグランジ・オルタナティブ音楽にどっぷりだったのだ。70年代のストーンズは聴けるが、80年代以降は聴くべき作品が無いと思っていた。

そしてその後・・・過去の偉大なアーティストの作品をリマスタリング再発売という音楽業界の荒業2000年代に突入。

ジミ・ヘンドリクス、ジャニス・ジョプリン、ヴェルヴェット・アンダーグラウンド、デヴィッド・ボウイ、レッド・ツエッペリン、フリー、更には単発で発売される記念盤のデラックス・エディションなどなど・・・事あるごとにCDを購入し、音楽業界の悪行につき合わされつつ、でも良質に蘇った過去の音楽に感動したりして・・・。

でも、この間も・・・ローリング・ストーンズだけには一切手を出していなかった。

なぜか? それは・・・ストーンズが肌に合わなかったからだ。

いや、もっと正確に言うなら・・・ブルースが理解できていなかったからだ。おっと、今でも理解できているわけじゃないのだが・・・。

例えばジミヘンやフリーなんかもブルースよりのアーティストだし、Gラブなんてブルースのレーベルから作品を出すアーティストも好きで聴いている。が、ブルース自体はよくわかっていないのも事実。

ジミヘンはギターの神様的な感覚で聴いてるし、フリーは初期のギターサウンドが好きだし、Gラブはブルースにヒップホップをミックスしたオルタナ感が好きで聴いているだけだ。

で・・・何かの記事で「ローリング・ストーンズのブルージーな楽曲が・・・」というのを読み、そう言えばストーンズって・・・なんであんなに好きになれないんだろう? ってざっくりとiTunesで試聴してみた。

ああ、ストーンズってブルースなのか・・・俺はずっとロックだと思って聴いてたよ。って、そう思ったら急にストーンズが聴きたくなって、で、調べてみたのだ。

ストーンズのリマスターCD。

流石に悪徳音楽業界・・・何という高額悪徳商法。

そんな中・・・某A→Zのネット通販で見つけた14枚組で1万4千円のボックス・セット。

70年代『スティッキー・フィンガーズ』以降の全オリジナル作品をセット。って、前にいちど同じ買い方してるけど、リマスターされてるからいいやって購入しました。

購入ボタンを押すまで、評価やら何やら、1週間以上調べた結果の購入です。

ってことで・・・これからしばらく

ローリングストーンズを熱く語っていきたいと思うのである・・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

アナログ人によるデジタル講座 第2回 音楽

音楽のデジタル化というと、今のようにダウンロードで入手する音楽を指すような気がするが、実際には『CD』の登場が音楽のデジタル化の最初ではないだろうかと思う。

私が音楽に興味を持ったのは小学生の頃で、その頃は自宅に有ったラジオ付カセットレコーダー・・・略して『ラジカセ』でテレビの歌番組を録音するって・・・そんな時代だった。

いや、時代は関係無く、ただ単にラジカセしか家に無かったのである。

その頃は、レコードとカセットしかなかった時代だ。まだCDは登場していなかった。当然、家にレコードプレーヤーは無かった。いや、有るには有ったが、テントウムシの形をしたただ音が鳴るだけの質素なものだった。

なので私は・・・

って、音楽のデジタル化の話はどうした?

すまん、つい昔話を熱く語ってしまった。申し訳ない。

CDが登場した時、実は私は「ジャケットが小さくてショボイからレコードの方が良い」派であった。実際にそんな派閥があったかどうかは知らないが、少なくとも私はその派閥に属していた。だが、CDを入手した途端、その使いやすさと鏡面の輝きの虜になってしまった。

そして疲れたサラリーメンがキャバクラのお姉ちゃんに入れ込むように、CDを買い集めるようになってしまった。それは現在進行形だ。故に私のCDラック(もしも押入れの中の段ボール箱をそう呼ぶのなら)には「昭和」と年号が印刷されたCDが数枚並んでいるのである・・・。

今はiPodに夢中である。その前はMDプレーヤーだった。その前はCDプレーヤーで、その前はラジカセである。

CDが登場して20年以上が経っているだろう。

CDとレコードの違いは何か?

それは・・・CDが音楽を情報(データ)として保存したことだ。

レコードはレコード盤に刻まれた凹凸を針で擦り、空気の振動で音として再現するものなのだ。針で擦る以上、凹凸は削れて最後には音が再現出来なくなる。カセットテープは磁気だった。磁気テープに音を記録していたのだ。

この頃・・・カセットテープに音楽を録音するのはタブーではなかった。悪ではなかった。

もちろん、カセットテープ等に無断で複製することは著作権法で・・・なんて注意書きはいたるところに有ったが、だが、悪ではなかったと思っている。

高校時代には好きなバンドのCDをカセットに録音して「カッコいいから聴いてみろっ!」って友人たちにバラまくなんて布教活動もした。そして同士(ファン)を増やしていった。もう何十年も昔のことだ・・・。

インターネットもケーブルテレビもユーチューブも無かった時代なので許されたことだと思う。

なぜ許されていたなんて勝手に思っていたのか?

それは、当時のアーティストが自らの歌の中で『カセットに好きな音楽を詰め込んでドライブに・・・』なんて歌っているからだ。

今、好きな音楽をインターネットでばら撒いて・・・なんて歌うアーティストは居ないだろう。

なぜタブーではなかったのか?

それは完全に複製できないこと、そして音質が劣化するからだと思う。

CDの音をカセットに録音すれば音質が悪くなるのだ。

もちろんカセットテープの品質にも左右される。メタルテープというゴージャスな響きを持つカセットテープさえ存在した時代だ。テープなのにメタルって意味が分からない。でも、音質が良いそうだ。

実は高校時代、近所のお兄さんにメタルテープを貰ったことがあるが、怖くて封を切ることは無かった・・・。決してそのお兄さんがバリバリの不良ロッカーだったから怖かったのではない。メタルテープが高価だったからだ。

そして、そんなメタルなものでも・・・カセットテープは聴けば聴くほど音質が劣化するという性質がある。

懐メロや昔話で「カセットが擦り切れるくらい音楽を聴いた」というのは本当の話だ。

だが、デジタル音楽は音が劣化しないのだ。

だから・・・複製することが強く禁止されるのだ。

・・・と、言いたいところだが・・・それは違う。間違いである。

★複製のことではない。複製は良くない。それをWEBでばら撒くのはもっての外だ。好きなアーティストへの冒涜である・・・。

私が違うと言ってるのは『デジタル音楽は劣化しない』ということだ。

デジタルでも音楽は劣化するのである。

なぜか?

それは『容量』の問題である。

容量が多いデータは『高品質』で、容量の少ないデータは『低品質』だってことだ。

当然、高品質のデータは重い・・・。

体重のことではない・・・。中身の話だ。

立派で堅物な人が「重く」、チャラ男が「軽い」・・・それとは似て否なる話だ。見た目ではなく中身の問題なのである。

意味が分からん・・・。ごもっとも。

つまり・・・劣化なく複製するには、それなりの知識が必要だという話だ。

その知識を持って複製すれば、劣化の無いデジタル音楽を楽しめるって話だ。

もう一度言うが、それを不特定多数にばら撒くのは悪である。

警察に捕まるぞっ!

言っておくが、実際の警察署に青島くんやダーティ・ママは居ないぞ。舘ひろしも柴田恭平も勤務してないぞ。捕まっても彼、彼女たちには会えないので注意が必要だ。

本来なら、すぐにでもこの続きを書いていきたいとこだが、この話を理解するには、もう少し別の話しを理解して頂く必要がある・・・(あくまで私のようなアナログ人が対象だ)。

なので、劣化の無いデジタル音楽作りは・・・後ほど。

決して、今日は書くのが面倒になったとか、もうすぐ夕飯の時間だからとか、そんな理由ではないので誤解しないで頂きたい・・・。いや、本当・・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

アナログ人によるデジタル講座 第1回 拡張子

デジタルデータを前にした時・・・アナログ人が最も頭を悩ます問題が2つある。

それが拡張子容量である。

今回は拡張子のお話である。いきなりカクチョウシなんて意味が分かんないって諦めないでよく見て頂きたい。拡張子は英語でもフランス語でもイタリア語でもなく、日本語だ。

拡張子とは、データ・ファイルを認識する為の記号のことである。

自動車に入れる燃料が「軽油」「レギュラー」「ハイオク」と種類があるのと同様である。「日本料理」「フランス料理」「イタリア料理」「韓国料理」と料理に種類があるのと同じことである。デジタル・データにも「動画」「音楽」「画像」と種類があるのだ。

ではなぜ・・・アナログ人が拡張子に頭を抱えるのか?

それは、ガソリンスタンドや料理のメニューのように「親切な説明が無い」からである。

例えば「JPG」「PNG」「GIF」「TIF」「BMP」「PSD」・・・これらは全て写真の拡張子である。だから悩むのだ。

こんなものイキナリならべられても・・・である。

この状況は、ガソリンスタンドに行ったら、無色透明の液体が入った容器があって、意味のわからない記号が書いていて「この中のどれかがレギュラー・ガソリンなので勝手に給油して下さい・・・」って言われてるのと同じなのである。

レストランに行ってメニューを見た時、全て英語で書かれた料理名が乱雑に並んでいたら、その中からどうやってフランス料理を注文すれば良いのか? と同じである。

そして問題は・・・その記号の意味を知っている人から見ると「何をバカなこと言ってるの?」となることだ。

だが、更なる問題は「何をバカなこと言ってるの?」と言ってる人も本当のところはよく分かっていない・・・ってことである。

これは・・・プロの世界でも同様である。

わたしはデザイン関係の仕事を生業にしている。

営業マンから「zipって名前でイラストレータのファイルが来たけど、自分のPCでは開けなくて困っている・・・」と相談される。

「zipと言うのは圧縮ファイルのことで解凍しなくてはいけないし、そもそも君のPCにはイラストレータがインストールされていないから開くことは不可能だ」が答えである。

実はこれはまだ良い例で、ほとんどの営業マンは「データが開かなくて困ってる」としか言わない。手の打ちようがなくて困ってしまう・・・。

すまん・・・話が脱線した。

つまり拡張子と言うのは、データの種類のことである。

拡張子が分かる人はそれを見て、そのデータが「動画」か「音声」か「画像」かを区別できるだけなのだ。※厳密にはもっと深いけど・・・。

それは特別な能力ではない。いかに拡張子を見慣れているか? 扱い慣れているかだけの話である。

車好きの人が車種をたくさん知っているのと同じだ。

洋楽好きの人が多くの海外アーティストを知っているのと同じだ。

AKB48ファンがメンバーの顔と名前をたくさん知っているのと同じなのだ。

拡張子を見て、それがどの形式データで、それを開くのにどのソフトを使えばよいか理解するのと、AKBのマユユのフルネームが何で、何期生のメンバーでどの楽曲でソロパートを担当しているのか理解するのは・・・同じようなものだってことだ。

残念だが・・・わたしにはAKB48のメンバーを理解することは出来ないだろう。顔と名前が絶対に一致しない。

だって・・・顔と名前を見るより先に、短いスカートと太ももばかりに目が行ってしまうんだもの。

・・・すまん、ただのジョークだ。忘れてくれ。

もし拡張子に頭を悩ますアナログ人がいたら、こう考えていただきたい。

拡張子とはデータの種類のことで、それはAKB48メンバーの顔と名前を一致させるのと同じような・・・その程度の問題なのである。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

アナログ人によるデジタル講座

アナログTVが地デジに移行し、携帯電話がスマホに変わり、デスクトップPCがノート型はたまたタブレットPCへと変化し・・・15年前には「想像の未来」でしかなかった現実が目の前にある・・・なんて、夢見がちな中学2年生の作文のような書き出しで申し訳ないが・・・何を言いたいのかっていうと・・・

デジタルって何よ? ってことである。

デジタルとはコンピューターの世界において0と1で構成される・・・って、そんなことではなく、単純にデジタルって何よ? なのである。

わたしはアナログ人なのだ。アロワナ人ではない、アナログ人なのだ。

15年くらい前に、仕事で初めてマッキントッシュを使った時・・・「このキー押してもパソコン壊れない?」と、キーボードを指さして真面目に質問したくらいのアナログ人なのである。

その後、プライベートでウィンドウズ98やらXPやら7やら進化してるわけだが、根は真面目なアナログ人なのである。仕事でちょっと人よりPCを扱う機会が多いのと、趣味の音楽ライフの進化に合わせてどっぷりデジタルに嵌っただけの真面目なアナログ人なのである。

さて、本題に戻ろう・・・(いきなり脱線して申し訳ないが、本題以上に余談が多いブログなので大きく温かい目で読んで下さいね)

「デジタルって何?」

と聞くアナログ人にとって、デジタルとは「子供の頃に無かった新しい機械」もしくは品名に「デジタル」と付いている物なのである。たぶんそう、きっとそう、わたしだってそう。

だから、電話はデジタルじゃないし、CDやDVDもデジタルじゃない。でもスマートフォンやiPodは超デジタルなツールなのだ。

もしも・・・商品名が「デジタル電話」だったり「デジタルCD」「デジタルDVD」だったらそれは超デジタルになっちゃうのよ。今と何ひとつ変わらなくても、デジタルと名前が付くと「デジタルな物」になっちゃうのだ。あら、不思議・・・。

そして・・・デジタルな物は扱い方が難しいのだ。

アナログのカメラにフィルムをセットするのに、フィルムを少し引っ張り出してカメラ内部の歯にフィルムの穴を咬ませて巻きつけて、蓋をしてさらにフィルムを締め付けて感光した部分を処理するために何枚かシャッターを切って・・・「はい、写真撮る準備できたよ」って操作より、デジカメの中にフラッシュメモリを入れて電源を入れる方が難しいのである。

だから、わたしの父親は「デジタル・カメラ」にフラッシュメモリをセットすることが出来ないのである。アナログ・カメラにフィルムをセット出来るのに、デジカメにフラッシュメモリを挿し込めないのだ。

「なぜ?」

答えは簡単だ。フィルムの入れ方と違うから・・・。そして、フラッシュメモリを挿した後、カメラに電源が入らなかった過去(単純に充電切れ)があるからだ。そして奥さんに「ちょっと! 壊したんじゃないのっ!」って文句を言われて心に深い傷を負っているからだ。

そう、老兵は皆・・・心に深い傷を持ち、過去の栄光に思いを馳せる戦士なのだ・・・。

・・・・・・すまん、話が脱線した。

このブログでも、趣味のデジタル話をチラホラ書いているのだが、コメントをくださる方々の中には意外と初歩的な質問をされる方が多かったりする。

わたしが初めてPCに触れたのは約15~18年くらい前だ。はっきり覚えてないが・・・。

今のPCに比べると、かなりアナログな仕様である。

変な言い回しだが、これが最も分かり易い例えだ。初めて買ったPCのドライブはDVD-Rだった。RWではなかったのだ。

「何だそれ?」って思った方は当時を知らないからである。つまり、メディアの読み込みは出来ても書き出すことが出来なかったのである。今じゃ信じられない話である・・・。

だから、外付けのCD-RWドライブなんかも購入したし、便利な使い方(現行のPCに近い仕様)が出来るように様々なソフトを使っていた。ウィンドウズ98からXPに機種変した時は・・・ある意味、自作98の方が便利って思ったほどだ。今の7に機種変した時もXPに入れてたソフトは殆ど移行して使っている。

まるで自慢してるみたいな内容だが、そうです自慢しています・・・じゃなかった、そういう機種が当たり前だった時代を経験している分、最新機種から使用を始めた世代とは考え方が違う部分がある・・・って感じるのだ。それが、わたしが真面目なアナログ人なる所以なのである。

以前、ブログで「音楽の音質を向上」させる為の試行錯誤を紹介した時、「今は大容量のHDDが安く買えるのだから高音質(高ビットレート)で保存すれば良いのでは?」なる意見を頂いて・・・開いた口が塞がらないって状況を体験した。

いや、実際にはポテトチップス・コンソメパンチとインスタント・コーヒーで口が塞がっていたのだが・・・そんな事どうだっていい。

わたしにとって、高音質で保存することと「音質を向上させる」ことはまったくの別問題だったからだ。

高級スポーツカーで国産普通車を後ろから煽りまくって、強引にぶち抜いて、割り込んで、そのまま猛スピードで走り去っていくのは「運転技術が高い」のではなく「スピードの出る車に乗ってる」だけの話なのだ。

そんなバカに限って一車線の細い山道で離合できずに・・・「もっと路肩に寄せろ」って言っても「むみません、これ以上は無理」なんて下手丸出しの運転技術をさらけ出すことになるので、せめて自分の乗ってる車の車幅感覚くらい身につけろって言いたい。

ちなみに運転技術向上には車内のカンホルダーに水を入れた紙コップを置き、その水が零れないようにアクセルをコントールして・・・

・・・すまん、話が大幅に脱線した。

要は、今後このブログ内で「今さら恥ずかしくて人に聞けないデジタル講座」にすら載らないようなアナログ人によるデジタル講座を書いて行こうと思っているってことである。

偉そうに言ってるけど、わたしだって立派なアナログ人であるのは言うまでもない。

ちなみに・・・アナログ人に対して「情弱」とか「氏ね」とか匿名で偉そうに発言する「テメェ何様?」な方々にはちゃんちゃら可笑しい内容の講座なので高速でスルーして頂きたいと思っているのでご了承願いたい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

the pillows アルバム・レビュー

19910621moon_gold250x250「MOON GOLD」(1991)

得点:30点

※得点はあくまでthe pillowsの他の作品と比べての個人的得点である。50点を平均に(50点で普通に良いアルバム)参考にして頂きたい。

記念すべき? メジャー・デビュー・アルバムであり、不遇の時代の幕開けとなった作品。とにかく売れなかったそうである。ファン歴13年の私ですら購入を躊躇っていた作品で、実際にこのアルバムを購入したのはつい1年くらい前のことである・・・。って言うか、売ってるのを見たことが無かったし、買おうという気もなかった作品である。

アルバムジャケ写でもお分りの通り、当時のピロウズは4人組のバンドであり、バンドのリーダーは上田ケンジ氏である。

意外とパンキッシュなイメージのアルバムだが、とにかく酷い・・・。何が酷いかと言うと、山中さわお氏の唄が酷い・・・。わざと?ってくらい下手である。故にパンキッシュなのだが・・・。コアなファン以外は購入する必要の無いアルバムだろう。故に30点と低目評価の作品である。

19920521white3250x246「ホワイト インカーネーション」(1992)

得点:20点

やはりと言うか、さわお氏の唄が酷い作品である。表現力って言葉が見当たらないくらい酷い歌唱である・・・。曲自体は悪くないので、やはり演奏と歌の酷さが残念な作品だろう。「MOON GOLD」同様、買う気の無かった作品だが、偶然立ち寄った中古CDショップで見かけ、初期作品をまとめて入手してしまった・・・。コアなファン以外には無用の作品だろうし、コアなファンの私でもコレクション以外に持ってる理由が見当たらないくらいの作品である。

19940702kool1「KOOL SPICE」(1994)

得点:25点

バンドリーダー上田ケンジ氏の脱退、レコード会社の移籍と、解散寸前まで落ちていたピロウズが起死回生を図って大失敗した作品である。ただし、前2作より確実に楽曲は良くなっている。音と歌唱が良ければ聴ける作品だろう。パンキッシュなイメージは無くなったが、さわお氏の表現力の無い歌が残念である・・・が、私的名曲「NAKED SHUFFLE」はこのアルバムに入っているのだ。この楽曲を聴くと、この頃から現在のピロウズのスタイルが生まれ始めていたのかもしれないなんて勝手に思ってしまう。ただし、コアなファン以外には不要の作品であることには変わりない。

ちなみに、この作品から「第2期ピロウズ」と呼ばれるのだが(第1期は4人組時代)、次作で第2期は早々に終わってしまうのである・・・。

19950324living1250x250「LIVING FIELD」(1995)

得点:30点

第2期ピロウズの最終章となる作品である。楽曲は・・・いわゆる売れ線狙いのお洒落なサウンドにシフト。そして大コケした・・・。楽曲は悪くないが、やはり・・・さわお氏の唄がイマイチだと感じる。それでもグッと最近のピロウズに近い唄い方になっている。

まあ、初期の4作品は「まったく売れなかった」作品なのだが、正直、売れなくて当然だと納得してしまうくらい出来が悪いだろう。楽曲が悪いのではなく、サウンドが悪いように感じる。特に山中さわお氏の歌唱力(歌唱法)に難ありである。

LIVING FIELDに関して言えば、お洒落にしようとし過ぎてズッコケた感が強いだろう。

そしてこの後、彼らが絶対の自信を持って発表したシングル「Tiny Boat」が大コケして、インディーズへ後退寸前まで追い込まれてしまうのである・・・。

アルバム未収録楽曲「僕でいられるように」「Tiny Boat」「パトリシア」・・・パトリシアは後に別ヴァージョンが「LITTLE BUSTERS」に収録されるが、まったくの別物に聴こえる一品である。

19970122lostman「Please Mr. Lostman」(1997)

得点:60点

どうせ売れないのなら、レコード会社の意向なんて無視して自分たちの演りたい音楽を演って、メジャーシーンから撤退しよう・・・と、そんな気持ちで自分たちが本当に演りたかったサウンドをぶっ放したピロウズ。

第3期ピロウズのスタートである。

アルバムはそれなりに話題となり、それなりに売れ、メジャーシーンにしがみ付くことになった真の意味での記念碑的作品。ピロウズ・ファン・・・バスターズたちの中にはこの作品をベストだと言う人も多いだろう。事実、渾身の作品なのだ・・・が、現在のピロウズに比べて作風は無骨な印象である。

前4作とは明らかに作品のレベルが違うし、何より山中さわお氏の歌の表現力というか・・・迫力が格段に高い。これこそ私の知ってるピロウズって歌唱法である。10年以上前の作品だが、今でも充分聴ける作品だと思う。

・・・そして、ここから山中さわお氏が天才ミュージシャンだという真の実力を発揮しはじめる。それがシングル・カップリング楽曲の存在である。この時期には「Yellow Beans」「FAKIN'IT」「Spiky Goose」「When You Were Mine」「レッサーハムスターの憂鬱」「Going Down」と、6曲ものアルバム未収録楽曲を発表している。

19980221little1250x250「LITTLE BUSTERS」(1998)

得点:70点

これぞthe pillowsだと世間に知らしめた名盤だろう。ポップでロックでノイジーなサウンドの登場である。ピロウズ節と言われる「アウイエイ」歌唱も登場。イキナリ1曲目は英語の楽曲で始まり、まるで洋楽レベルの作品である。アルバム収録曲ほぼ全てが名曲で、ヒット曲は無いが名曲が多いバンドとして評価される由縁である。

アルバム未収録楽曲「Cherry」「STALKER GOSE TO BABYLON」「Beautiful Picture」「プラスチックフラワー」

19990122runners「RUNNERS HIGH」(1999)

得点:70点

前作「LITTLE BUSTERS」を更に突き詰めた印象の名盤。ピロウズ節を決定付けた名曲「NO SELF CONTROL」を収録。サビの歌詞に「アウイエイ」が連発される・・・。楽曲的にはパンキッシュな作風から、「Please Mr. Lostman」テイストのもの、泣きのバラード、インスト曲、英語曲とバラエティ豊かだ。だが、シングル楽曲の「NO SELF CONTROL」と「インスタント・ミュージック」が余りにも名曲すぎて、他の楽曲が喰われた感がある・・・。

アルバム未収録楽曲「Wonderful Sight」「Nightmare」「Ninny」

19991202happy250x250「HAPPY BIVOUAC」(1999)

得点:75点

前作「RUNNERS HIGH」からわずか10ヶ月で発表された新作。前作を更にポップにし、さらにサウンドを分厚くした印象。このアルバムに収録された楽曲がアニメか漫画の中で取り上げられ、つい最近再び脚光を浴びた作品である。名曲揃い。だが・・・なぜか個人的には不穏で重苦しさを感じる作品である。

シングル「カーニバル」は楽曲もさることながら「プロモーション・ビデオ」がひたすらカッコ良いっ!

私的には、「Please Mr. Lostman」~「HAPPY BIVOUAC」までがひとつの括り的な扱いになってしまっている。ってのはこの後にベスト・アルバムが発表されたからだ。

アルバム未収録楽曲「Curly Rudy」「Come Down」「She is perfect」「Sleepy Head」

20010207fool250x250「Fool on the planet」(2001)

得点:90点

初期の作品から、この時点での最新シングル「I think I can」と、新曲「Fool on the planet」を含んだベスト・アルバム。わたし的にベスト・アルバムをここまで評価できる作品は初かもしれない。

とにかく秀逸なのは2000年に発売された「Ride on shooting star」と「I think I can」の2曲である。それまでの無骨な感じを完全なポップ・ロックへと昇華させている。それでいて独特の世界観をも構成したシングル作品なのだ。ただ、残念だったのは・・・こんな良い曲を唄うバンドの知名度が低かったことだ・・・(2001年当時)

ピロウズ初のベスト・アルバムの今作には・・・不遇時代の最初期の楽曲はほとんど収録されていない。私が「NAKED SHUFFLE」を聴いたのもこのアルバムが初めてだったが、なぜ他の曲が収録されなかったのかと言いのは、初期作品を聴けば納得である・・・。収録しなくて正解である。

アルバム未収録楽曲「Skeleton Liar」「Subhuman」「We have a theme song」「Scent of sweet」は全て2000年に発表されたシングルのカップリングだ。

20011031smile250x250「Smile」(2001)

得点:75点

ベスト・アルバムを挟んで(実際には同年に発売だが)発売された作品は、これまでの「LITTLE BUSTERS」を更に進化した・・・とはまったくの別物になっている。

「LITTLE BUSTERS」の進化とは悪い意味ではなく、バンドの音楽的方向性を進化させるという意味だ。そういう意味で、この作品でピロウズは今までの殻をぶち破ったと言えるだろう。

ポップ・ロックではなく、ガレージ・ロック的なアプローチと言えばいいのだろうか? とにかくサウンドが荒く、そのせいで楽曲も荒削りなパンク風に聴こえてしまう・・・。しかも今回はシングル楽曲を一切発売していない。シングル曲の無い邦楽アルバムである・・・が、収録曲の全てがシングル曲に匹敵するクオリティである。

にも関わらず、得点が75点なのは・・・音の粗さに-10点したからだ。

アルバム未収録楽曲は・・・シングル発売が無いので無し。

20021023thankyou250x250「Thank you, my twilight」(2002)

得点:90点

初聴きした時、鳥肌が立ったくらい素晴らしい出来のアルバムだ。とにかく捨て曲が一切無い。収録曲のクオリティも楽曲の並びも全てが最高の作品だろう。冗談ではなく、本当にっ!

なぜこのバンドが売れないのかっ!って本気で邦楽の在り方を嘆きたくなった。

楽曲的にはピロウズお約束?の英語曲で始まり、ポップ・ロック、パンク・ポップなナンバーが立て続けに展開されていくのだが、「白い夏と緑の自転車、赤い髪と黒いギター」のようなそれまでに無かったタイプの楽曲なんかも披露している。またひとつ、殻をぶち破った感が強いアルバムである。

20021023another250x250「Another morning, Another pillows」(2002)

得点:40点

「Thank you, my twilight」と同時発売されたアルバム未収録曲を集めた2枚組の裏ベスト・アルバム。

今までのアルバム・レビューで書いてきたアルバム未収録楽曲は殆どここに収録されることとなる。・・・が、あくまで企画物アルバムである。楽曲自体は悪くないのに曲の流れや構成がまったくダメダメなのだ。まあ、シングル・カップリング集なので仕方ないだろう。はっきり言って、シングルのカップリング曲を寄せ集めたら失敗するって例の代表ではないだろうか?

20031106penalty250x250「ペナルティーライフ」(2003)

得点:80点

もはや止まるところを知らない・・・と言いたくてたまらないくらいにクオリティの高い作品だが、やはり相変わらずの知名度の低さである。前作「Thank you, my twilight」 と同様、捨て曲が無い+新たな試みの楽曲など、攻めの姿勢を崩さない姿は流石っ! 12枚目の作品にしてここまでの凄さって類を見ないのではないだろうか?

前作「Thank you, my twilight」より得点が低いのは、アルバムの流れの問題だけである。「ロンサムダイヤモンド」や「昇らない太陽」など、いつもよりルーズで重い楽曲が挿入された分、一気に最後までって流れが止まってしまった・・・ただそれだけ。

ちなみに楽曲表記は無いが、シークレットトラックとして「僕はかけら」というインディーズ時代の楽曲セルフカバーが収録されている。オリジナルは聴いたことはないが、原曲に忠実に演奏しているそうで、かなりカッコ良い曲である。

シングル「ターミナル・ヘブンズ・ロック」のPVにサポート・ベーシストが参加しており、4人編成のピロウズの姿を見ることができる。・・・がなにか違和感を感じた。

ちなみに余談?だが、「LITTLE BUSTERS」以降ずっと続いていた、ジャケット裏面の英語での楽曲表記はここで一区切りである。例えば・・・「昇らない太陽」はジャケット裏には「The sun that will not rise」と記載されている・・・。どうでもよい話である。

アルバム未収録楽曲「Sick Vibration」「OVER AMP」

20040623turn250x250「TURN BACK」(2004)

得点:50点

デビュー15周年を記念して発表された6曲入りセルフカバー・ミニ・アルバム。15周年を記念してるわりには人気の高い楽曲のカバーではなく、最初期の良い楽曲をカバーしてるところがピロウズらしい。インディーズ時代の楽曲やデビュー当時の未発表曲などが聴けるのは嬉しい。

流石と思うのは、このレビューでも書いているが・・・最初期の山中さわお氏の歌唱力の低さでダメダメだった楽曲が、2004年のピロウズが演奏すればそれなりにカッコ良い楽曲に聴こえるということだ。ぜひ、今後も最初期の曲はセルフカバーで演りなおしていただきたい。ただし、やはり2004年時点のピロウズ楽曲が凄すぎて・・・過去の楽曲にパワー不足を感じるのは否めないとこだろう。

20041103good250x250「GOOD DREAMS」(2004)

得点:75点

悪いアルバムではない。得点は75点と低いように感じるかもしれないが・・・私基準では50点を平均レベルに設定しているだけのことだ。各楽曲のクオリティは相変わらず高く、新しい試みの楽曲も有る。新しい試みの楽曲は最近(2012年現在)のピロウズに通じるオルタナティブ・スタイルと、「その未来は今」のようなストレートなロックタイプのものだ。前作、前々作と比べて地味な印象が強いのはオルタナティブ・タイプの楽曲の影響だろう・・・これについては、もう少し後で自分的解釈を紹介したいと思う。

当時、もう少し勢いのあるロックな作品を期待していたためにオルタナティブ楽曲に違和感を感じたのは確かだ・・・。

アルバム未収録楽曲「Beehive」「Heavy sun (with baby son)」

20060112myfoot250x250「MY FOOT」(2006)

得点:100点

山中さわおのサイド・プロジェクト「THE PREDATORS」のミニアルバムを挟み発売されたキング・レコード時代最後のオリジナル・アルバムにして私的最高傑作のアルバム。 the pillowsの全てが詰まっていると言うと言い過ぎな気もするが、あえてそう言いたくなるくらいに最高の作品だと思っている。

前作で打ち出したオルタナティブ路線は影を潜め、ストレートなポップ・ロックの応酬である。楽曲クオリティがずば抜けて高く、楽曲の流れも最高である。この作品で唄われる楽曲にはとにかく影響を受けまくった・・・ってまるで中二病のようであるが・・・。

iTunesのプレイリストにピロウズの好きな曲を集めると、このアルバムの曲はほとんど入ってしまうってくらい捨て曲が無い。

アルバム14枚目にして過去の作品全てをねじ伏せるだけのクオリティも持った作品を出せるって・・・ピロウズってバンドはまさに「天才集団(2001年のベスト・アルバムの書かれたキャッチコピー)」って呼び名に相応しいバンドなのである。

アルバム未収録楽曲「HEART IS THERE」「MY GIRL (Fiction Version)」「Slow down」「ワカレノウタ」

20070502wakeup250x250「Wake up! Wake up! Wake up!」(2007)

得点:75点

ピロウズが新しく移籍した先がエイベックスだと知った時は心底不安になってしまった・・・。ピロウズとエイベックスという組み合わせが水と油のように感じたからだ。ピロウズの音楽性がエイベックス系になったらどうしよう・・・。が、そんな不安を吹き飛ばす作品の発表で一安心。

雰囲気的には「LITTLE BUSTERS」の流れを汲みつつオルタナティブ要素を取り込み、サウンドがより洗練された感じだ。それまでのノイジーさが薄くなった分、各楽曲は聴きやすいものになった。

エイベックスに移籍したことについて山中さわお氏が・・・キング・レコード時代にはできなかったことが出来るのは嬉しい的なコメントをしていたように記憶している。どうやらプロモーションや宣伝にお金を掛けれるようになったのが良かったようだ。実際、この作品から以降、シングル・アルバム共に初回盤にはDVDが付くようになっている。

アルバム未収録楽曲「BOYS BE LOCKSMITH」「つよがり」。ちなみに「つよがり」はミスチルの楽曲のカバーである。

20071114lostman_go_to250x227「LOSTMAN GO TO YESTERDAY」(2007)

得点:90点

ファンの間では賛否両論(内容ではなく、発売自体に対して)あるだろうが、キング・レコード在籍時の全シングルとPVが収録されたCD5枚+DVD1枚のボックス・セット、限定発売。

内容は素晴らしい・・・というか、入手困難な楽曲を全てセットにして、しかもリマスターを施して発売って、全57曲です。そのボリュームだけで90点。

この作品が出た時、ファンの間からは「金儲け主義に走った?」なんて辛口意見も出たが、わたし的には純粋に嬉しい作品だと思った。これはアルバムではなく、今までのピロウズの活動をまとめたメモリアルな作品集なのだ。

ちなみに・・・ピロウズの作品は(このボックスも含め)、「LITTLE BUSTERA」以降、ほとんど録音レベル(音の大きさ)が同じで、iTunesに入れても音量の大小が気にならないのである。

この作品では全楽曲にリマスターが施されているが、私的にはリマスターは不要だったように思う。第3期ピロウズのサウンドは「それで完成」されているのだ。はっきり言って、リマスターされたことで楽曲の迫力が損なわれたものが多いように思う。

でもまあ、初期の楽曲のシングル・ヴァージョンや洋楽のカバー曲なんかも聴けるし、ファンなら持っていたい一品である。何てったって、ピロウズの曲はカップリングが素晴らしいから。

20080625pidepiper250x250「PIED PIPER」(2008)

得点:70点

初めて聴いた時、「???」と思ったアルバムだ。明らかにそれまでの作品とは色が違う・・・。当時はそれが何なのか理解できていなかったが、今になって思うと、それが最近のピロウズの特徴であるオルタナティブ・サウンドの始まりだったように思う。

キング・レコード時代の無骨感は無くなり、作り込まれたサウンドが多くなった印象だ。当時はエイベックスに移籍した弊害だと思ったものだ。やっぱりエイベックスでは無骨なロックは制限されるのか?

ピロウズの言うオルタナティブ感覚を説明するのは難しいが、例えば「パープル・アップル」のようなフワフワ・スカスカ感覚がそれなのだろうか? 骨太で分厚いサウンドとは明らかに別物だ。

・・・が、これはこれで嫌いではないのも事実。ファンの中には過去の作品と比べて駄作を量産するようになったなんて厳しい意見をする方もいるが、この作品は決して駄作ではないだろうし、感じ方は人それぞれなのだろう。

楽曲単体ではなく、アルバム全体として聴くのが正しい聴き方のように思う。

アルバム未収録楽曲「And Hello!」「Go! Go! Jupiter」。珍しくカップリング曲からアルバムに楽曲が収録されたのは・・・曲が足りなかったのか?

Avcd23872_s250x250「Rock stock & too smoking the pillows」(2009)

得点:50点

結成20周年記念の一環で発売されたエイベックス用ベスト。同時発売としてキング・レコード時代ベストも発売されている。キングレコード時代ベストは未購入だが、2001年の「Fool on the planet」と楽曲の被りが無いのは流石のひと言である。

エイベックス用のこちらの作品は、エイベックス移籍後の2作品と、過去の楽曲のセルフカバーで構成されている。多分、版権の問題など大人の事情が絡んだ販売形態だろう。やはり目玉はセルフカバーの楽曲群だが、「TURN BACK」とは違い名曲ばかりをカバーしたのがファンにどう受け取られたか・・・である。私的には・・・「サリバンになりたい」以外はどうでもいいって感じ。しかし、ただ昔の楽曲を入れるのではなく、セルフカバーというスタイルをとった辺りは手抜きしない感があってピロウズらしいと思う。新曲「1989」も切なくて良い仕上がりだが、エンディングがフェード・アウトするのがいただけない。ピロウズ的にはきっちり最後まで占めてライブ的な終わり方にしてほしかったと思う。

Ooparts250x250「OOPARTS」(2009)

得点:60点

前作同様、悪いアルバムではないのだが、どこかパワー不足が否めないアルバムだと思う。全体的にロックなのだが大人しい印象だ。キング・レコード時代の骨太で無骨なロックではなく、繊細なロックといったところだろう。

このアルバムに収録された「雨上がりに見た幻」は第3期の初期の名曲「ハイブリッド・レインボー」の続きだそうだ。

この頃、ピロウズは母体バンド以外の活動も活発で、山中さわお氏の別バンド「ザ・プレデターズ」や初ソロ・アルバムの発表などが続いていた。ピロウズが繊細なロックにシフトしても、ザ・プレデターズでは相変わらず無骨な爆音骨太ロックをかき鳴らしていたり、ソロでは更に繊細な楽曲を演じたり・・・私的には「今のピロウズは繊細に作り込んだ音を追及している時期」と勝手に納得していたりした・・・。

残念ながら、何度も繰り返し聴きたいとは思えなかった作品である。

アルバム未収録楽曲「ファイティングポーズ」

News_avcd382001「HORN AGAIN」(2011)

得点:60点

まるで新人バンドのようにフレッシュなサウンドの作品・・・。と言えば聞こえはいいが、捻りの無いシンプルなアルバムとも言える。

最近のピロウズには珍しくアップテンポな楽曲が多いアルバムだ。やはり、悪くない作品なのだが、だからと言って良いわけでもない・・・。

これは「PIED PIPER」 以降の3作品に共通して感じることなのだが、アルバムとして何度も聴きたいと思えない・・・ということだ。アルバム全体が単調?すぎて途中で飽きてしまうのだ。もしくは・・・昔のプログレのように纏まりすぎてて疲れるのか? でも、曲単体になると普通に聴けてしまうのだ。

例えば、iPodにピロウズの楽曲を全部入れてシャッフルして聴くと、過去の曲と最近の3作とも普通に聴けてしまうのだ。なのにアルバムになると・・・全部を何度も聴く気にさせてもらえない・・・。不思議だけど、そうなのだ。

で、個人的な事なのだが、ここで紹介しているピロウズの楽曲は全てiPodの中に入っている。当然シングル曲も全て持っている。

今回のアルバム未収録楽曲「Rodeo star mate」「Split emotion」「Gloomy night」をそれぞれのアルバム収録シングルの後に入れて「HORN AGAIN」として聴くと・・・普通にアルバムが聴けるようになったりするのである。

もしかしたら、最近のピロウズは敢えてメリハリの無いトータルアルバムを作っているのだろうか?

Avcd38404b250x250「トライアル」(2012)

得点:75点

久しぶりにthe pillowsのアルバムを聴いたという気にさせてくれる作品だ。購入してすでに4回は通して聴いた・・・で、そろそろ飽きてきた。飽きてきたというのは、アルバム全体通して聴くのに飽きたので、iPodのピロウズ全曲コレクションに入れて聴こうって意味の飽きてきたである。

多分、またすぐに思い出したようにアルバム単体で聴きたくなるだろう・・・。

「トライアル」については、初聴き後にすぐレビューを書いたのだが、その時に言った「どう表現していいかわからない」的な部分が何となく見えてきたので、そこんとこも書かせて頂きたいと思う。

まず、今回の作品は過去3作に比べて全体の骨太感が戻っているということだ。そしてその骨太感の上に最近のピロウズ的繊細サウンドが乗っているのだ。だから、昔っぽいのに新しいピロウズに聴こえるのだ・・・もちろん私個人の意見である。

そして、この「トライアル」を聴いて以来、ずっと探しているのだが(もちろんピロウズの楽曲の中で探しているのだが)、「Rescue」を聴いた時に感じた「どこかで聴いたことある感」の正体である・・・。山中さわお氏の手癖とうか、メロディ癖というか・・・どこかで聴いたことある感が拭えないのだ。

実は・・・この感覚は初めてかもしれない。確かに20年以上、同じ人物が作詞作曲やってるバンドなので似たような曲も多いだろうが・・・ここまで「どこかで聴いた」と感じた曲は初めてなのだ。別に悪く言ってるのではない。ただ気になっているだけだ。

今回の作品・・・某通販サイトでの評価も高く、楽曲ごとのクオリティが戻ったうんぬん・・・書いていたが、私的には楽曲のクオリティではなく、アルバムのバラエティ感が戻ったと言いたい。曲自体、そこまでずば抜けたものは無いのに、何度も聴きたくなるパワーがあるのだ。これは第3期初期の頃に似ている。全体的なオルタナティブ感も薄い。

と、ファンとして絶賛するアルバムだが、今からピロウズを聴こうって方にはお勧めしたくないアルバムかもしれない。

更に言うなら、某通販サイトのレビューは評価が高すぎるのだ。って言うか・・・ファンの書き込みが多く(当たり前だが)、知名度の低いバンドなのでアンチの書き込みが少なすぎるのだ・・・。これ、ピロウズの特徴である。バスターズ(ファン)はピロウズ信者なのだっ! そして私もバスターズなのだ。

冷静になって考えるなら、ピロウズらしいアルバムってことは・・・大衆受けし難いアルバムってことなのだ。特に今回の歌詞は・・・前3作のようにはいかないだろう。だからこそ、ファンの私は「エネルギヤ」を聴いて涙したのかもしれない・・・。

これからピロウズを聴こうって方は、「Fool on the planet」「Once upon a time in the pillows」「Rock stock & too smoking the pillows」の3ベスト・アルバムを聴いた後に各アルバムを聴いてもらいたい。

できれば・・・「Please Mr. Lostman」から以降を順に聴いていただきたい。これは「そうじゃないとピロウズの良さが分からない」とかそういうことではない。彼らの作品をより楽しむために・・・である。他の楽曲に、過去の作品が歌われているのである。

「勇敢なカメレオンが捨てた羅針盤を睨んでた」ってのは、ストレンジ・カメレオンが捨てた羅針盤であり、「どこにいてもミスキャスト、ひとり言が増えたロストマン」とは、Mr.ロストマンである。ファントム・ペインでは過去の自分たちを皮肉ったり・・・彼らが売れなかった過去と這いあがてきた名曲たちを知ってれば、山中さわお氏が歌詞の中で唄ってる(皮肉ってる)ことが理解しやすく、歌詞の意味が理解しやすいのだ。

・・・決して、ピロウズのアルバム売上を伸ばすための布教活動では・・・ない・・・ってことにしておいて下さい。申し訳ない・・・。

アルバム未収録楽曲「Good bye present」「BLOCKHEAD」「ハイキング」

ちなみに、今回のレビューは私が実際にCDを持っていて聴いたものだけをレビューしています。インディーズ時代や初期のアルバム未収録曲は・・・各自で詳しく調べて下さい。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

the pillows 18th アルバム トライアル 発売!

the pillowsの18枚目の新作「トライアル」を購入した。

ここ最近の彼らの作風に不満を感じていたファンには久々の良作ではないだろうかって感じの作品である。まあ、傑作ではなく・・・あくまで良作と言っておきたい、今のところ。

だって、今日、仕事帰りに購入して1回通して聴いた程度だもの。

でも、久しぶりにスキップすることなく最後まで聴いたアルバムである。

特に前半の5曲は圧巻である。

もちろん、先行シングル「コミック・ソニック」「エネルギヤ」が含まれているので当然なのだが、かなりバラエティ豊かな流れの前半5曲である。最近のピロウズとさわお氏のソロが合体して、昔のピロウズが顔を覘かせた・・・みたいな感じだ。

さっぱり何がいいたいのか理解不能だろう・・・。申し訳ない。

まだぐっと聴き込んでいないので、今後の投稿で別のことを言いだすかもしれないが、あえて書かせていただくなら・・・ピロウズがエイベックスに移籍してからの4作に共通する「フワフワ・スカスカ」した感覚が少なくなっているように思う。

キング・レコード後期のポップ・ロック・グランジ・オルタナまではいかないが、それでも、ある意味、初期の頃の作風が戻っているように感じる・・・と言っても、サウンド自体は現行のピロウズ・チックなのである。

つまり、何を言ってんだこんちくしょうって感じなのだ。上手く表現できないような第一印象だってことだ。新しいピロウズなのに、昔っぽくもあり、最近の雰囲気が払拭されたのだが、最近のサウンドなのだ。

私が前作「ホーン・アゲイン」を聴いて思ったのは・・・もうちょっとピロウズらしい捻くれた感覚と厚みが欲しいってことだったが、今作に対しては、そんな不満を感じなかった。多少「えっ?」て思うようなアレンジはあるものの、山中さわお氏のソロを聴いていたので「ああ、さわおソロ的」って思う程度である。

楽曲的には過去のシングル・カップリング曲の作風を思わせるものもあったりするし、先行シングルに引けをとらないアルバム曲ばかりだと思う。

ただ、やはりちょっと残念なのは・・・シングルも含め、最強のキラーチューンが見当たらないことだ。過去の名曲と比べると・・・「う~ん・・・」ってなるってことだろう。

まあ、まだしっかり聴き込みしてないので・・・あくまでファースト・インプレッションでの意見だと思って軽く聞き流していただきたい。

ただしっ! 結成20年以上で18枚目の作品にしてこのパワーと楽曲クオリティとエイジレスっぷりは・・・流石に天才集団ピロウズだと脱帽・・・いや、さらにファンになっちゃうってとこなのである。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年 新春

あけましておめでとうございます

ことしも勝手気儘なSTRAY BLUESをよろしくお願いしますgood

| | コメント (0) | トラックバック (0)

R.E.M. グレイテスト・ヒット ラスト・アルバム

97large『世界で最も重要なバンド』と言われたロック・バンド、R.E.M.(アール・イー・エム)が突如解散を発表したのが今年の9月のこと・・・。31年のキャリアに終止符がうたれることになった。

そして、12月21日(日本盤)に発売されたベスト・アルバムを最後に、本当にR.E.M.は終了してしまったのである。

【グレイテスト・ヒット】である。多分、80~90年代の洋楽を聴かない方はR.E.M.を知らないのではないだろうか?グレイテストなのに知ってる曲が殆ど無いヒットである。それくらい、日本での知名度は低い(と言われてる)バンドなのだ。

実際、私がR.E.M.を聴きだしたのも90年代初頭、カート・コバーンがリスペクトしてるバンドという理由だけだった。それでも20年以上彼らのファンをやっていることになるのだが・・・。それくらい、聴きだしたきっかけは他のバンドの影響なのだが、今ではそれらのバンドを凌ぐくらいに大好きなバンドのひとつである。

90年代は、とにかく聴き狂ったバンドのひとつだ。

オリジナル・アルバムは当然全作品持っているし、IRS時代の初期ベスト、2枚組のベストはもちろん、ワーナー時代のベスト、ポップ・ゲーム・ボックスにオートマチック・ボックスなどというレア曲満載のシングル・ボックスまで買い漁ったバンドだ。

90年代後半に、ドラムスのビル・ベリーが脱退してからは・・・いまいち好きになれなかったが、ここ最近の作品は私的には『最高傑作』と呼びたい作品が連続していた。

・・・これに関しては、最高傑作ではないという手厳しいコメントもいただいたが、20年以上彼らの楽曲を聴き狂い、ファンをやってる自分が最高だって思った作品なので最高なんだって思わせていただきたい。その方曰く『毒気が無い』とのことだが、私は残念ながら英語の歌詞を深く理解できるほどの頭脳がないので『何に対して毒気が無いのか』分からないのが悔しい限りだ・・・。

あの超ポップ楽曲満載のグリーンが実は『最も政治批判の強い毒気満載作品』だって、そんなことやっちまうバンドなので、楽曲がポップだとか単調だとかの理由で『毒気が無い』なんて思われていないことだけを願いたいものだ。

まあ・・・R.E.M.も50越えのオヤジたちなので、流石に全盛時の彼らのように、またはシド・ビシャスやルー・リードやイギ―・ポップのような『毒気』は無いだろう。って言うか・・・50越えてそんな毒気をまき散らしたら・・・時代錯誤のLAメタルって感じで痛いだけだろう。※ビンス・ニールがモトリー・クルー脱退をマジ検討中って本当か?・・・

あのマリリン・マンソンですら最近は毒気が抜けているし・・・正直今のわたしのヘビーローテーションは90年代全盛時代の『ジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョン』や『ソニック・ユース』、『ランシド』辺りだし・・・ランシドに関しては最近のPV見ると悲しくなるくらい『おっさん』だし・・・。ホント、ぐっとのめり込んで聴きたい『新しいバンド』ってなかなか無くて困っているのだが・・・。

ちなみに、私はR.E.M.の本当の最高傑作は『ドキュメント』だと思っている。他の最高傑作ってのは・・・何度も聴けるアルバムって程度に捉えていただきたい。

で、結局・・・何が言いたいのかっていうと、R.E.M.のベスト・アルバムは記念碑的な作品であって、特に何の感動も無いまま、消化不良な感じってことである。

今後は・・・多分出るだろう・・・リマスター作品に期待したい。

今回のベストで唯一良かったのは、初期楽曲のリマスター音質だけであった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

the pillows 34枚目のシングル エネルギヤ

Thepillows1 別に名曲ってわけでもなく、メロディが秀逸なわけでもない。ピロウズにしては、どちらかと言えば単調で捻りの無い楽曲・・・

でも、CDを再生してさわおさんの唄が始まった途端に、目頭が熱くなって、涙が溢れてきました・・・不覚にも。

これぞピロウズのラブソング。

もう、切なくなって堪らないって・・・そんな歌詞。

『キミは誰かのものになったけど、今も僕を動かすエネルギー 永久に・・・。キミには忘れたい過去だとしても、僕には宝物のエネルギー 永久に、永遠に・・・』

以前に彼らの楽曲「MY GIRL」を聴いて以来の、背筋がゾクってきた歌詞のエネルギーです。

「MY GIRL」では『どこかで誰かと笑っているのなら、それでかまわない・・・なんて思えない』って、妙にリアルな男の本音に涙してしまいました。

最近の邦楽の『造られた売れるフレーズ』とは違うリアルな響き。

来年発売されるニュー・アルバムが楽しみだ。

さわおさんの歌詞って、どうしてこんなにリアルに響くのだろう?

| | コメント (0) | トラックバック (1)

DVDの動画をブルーレイにまとめてみよう 第2回

さて、前回投稿したDVD動画をブルーレイにまとめてみようの続報・・・というか、新たな手法(?)である。

前回の記事で実際に質問をいただいた『チャプタ―機能が無くなるのか?』について・・・前回の方法では・・・無くなるのである。※前回記事をご確認いただきたい・・・申し訳ない。

だが、今回の方法では・・・『無くなるが付けることができる』のである。理論上は・・・。

理論上というのは・・・これまた申し訳ない話だが、最終的にブルーレイに焼いて試していないからである。

なぜなら、ブルーレイディスクが手元に無いからである。

だったら試して投稿しろよっ!

って、お怒りの声が聴こえてきそうだが・・・それは完全無視・・・じゃなかった、真摯に受け止めていきたいと思う。まあ、1秒でも早く、この便利な方法をみなさんにお伝えしたかった・・・せっかちスターダスト君に免じて許していただきたい。・・・ダメ?

ただし・・・今回の方法は、今までこのSTRAY BLUESがコンセプトにしてきた『アナログ人間でも理解る』という部分から多少外れてしまうのだ。『無料で』というコンセプトは守られているのでご了承願いたい。

って言うか・・・ぶっちゃけぇ~って死語(?)を使うことが許されるなら、スターダストにとっては『ぶっちゃけ誰でも理解るでしょ?』ってくらいの内容なのである。

ただし・・・私は仕事で15年以上MACを使い、同じくらいの年数ウィンドウズも使い・・・周囲の仲間から『これは・・・どうすればいいの?』って先生的に質問される立場で、PC不得手な新人ちゃんを見て『幼稚園児に教えるようだ・・・』と感じる程度の初心者レベルの人間なので注意していただきたい。

そのレベルを『初心者』と呼ぶことは・・・神が許しても俺が許さないっ! って思う方が居るかもしれないが、わたしは神に知り合いが居ないので許してもらった記憶がないことも付け加えておこうと思う。って言うか、わたしより上の神レベルのPC使いなんて五万と居るってことである。

前置きが長くなったが・・・毎回の事なのだが・・・それを前提に今回の記事を読んでいただきたいってことである。

つまり・・・わたしは『みんな理解してるつもり』で記事を書いてるのに、実は『さっぱり理解らないよ、ちんぷんかんぷん・・・』って状況が発生する可能性が大なのである。

そんな時は、とにかく質問して下さい。

って、それくらい・・・最後まで試す前に投稿したくなるくらい、便利な方法なのである。(理論的に・・・)

では、早速(いや余談が長くなったが)本題に入りたいと思う。

前回の記事で質問のあった『チャプタ―機能が無くなる』についてだが、残念ながら、今回の方法でもそれは同様である。それは・・・手順の問題なのだ。

説明しよう・・・。『アナログ人間にも理解る』つもりの説明である。

例えばDVDに入っている動画、

(大人の事情でそれ以上の詳しいことは言えません・・・お察しください)

これはDVD動画形式・・・。

ブルーレイはブルーレイ形式・・・。

ユーチューブはユーチューブ形式だし、アイフォンはアイフォン形式なのである。

ざっくり言って・・・である。

例えば・・・タイヤが付いてて道路を走れる乗り物・・・、自転車とバイクと自動車とバスとトラックとヤン車・・・大雑把な用途は同じでも、中身はまったく別物だってことだ。

用途である・・・。小回りの利く自転車と車高の低いヤン車・・・100メートル先にあるコンビニに買い物に行くなら、どっちが便利か? ってことだ。

・・・わたしなら、歩いて行く。

って答えた人は、完全無視させて頂きたいのでご了承願いたい・・・。

何が言いたいか・・・理解っていただけただろう(わからねぇ~よっ!)。

つまり、DVD動画とブルーレイ動画は、同じ『動画』でも中身は別物ってことだ。

『動画』って見た目に騙されてはダメってことだ。一夜を共にした女性が翌朝になると別人のようだったって・・・それとは似て非なるものなので注意して頂きたい。※意味が理解らない良い子のみんなはお父さんに聞いてくれよなっ!

ざっくり説明である・・・。

DVDの動画は『VOB』形式である。音声は『MPEG2』形式である。

ブルーレイ動画は『M2TS』形式である。音声は『MPEG2 or H.264』形式である。

……なんじゃそれ? とは言わないで。

これは『』がH2Oなのと同じことである。…決まってるのである。

ちなみに……ウィンドウズ使いの方で『拡張子を非表示』で使ってる方がいると思うのだが・・・標準が非表示なのでアナログ人間の殆どはそうだと思うのだが・・・できれば『拡張子を表示』にしておいて頂きたい。これは・・・言ってしまえば、『水』と表示した文字のあとに元素記号まで表示するようなものだ。

つまり『水.h2o』って表示である。慣れてくると・・・例えば文字が間違ってて『空気』ってなってても・・・『空気.h2o』って拡張子さえ見ればそれが空気ではなく水だってすぐに解るようになる。

実はこれ・・・とても大事なことなのである。

例えば『悪意有るPC使い』が・・・『動画.VOB.exe』って、動画の振りしてウイルスを仕込んだりしてもすぐに見分けがつくのである。ちなみに『exe』ってのは実行ファイルと言ってプログラム(ソフト)のことである。

で・・・これを理解できてる上で、話を進めさせて頂きたい。

チャプタ―が無くなるのは・・・VOB形式のファイルをM2TS形式に変換する際に生じる避けては通れない事象なのであるってこと。DVD動画のチャプター機能を放棄する代わりにブルーレイ形式の動画に変換できるのである。

ただし、今回使用するソフトは・・・チャプターを後から指定する機能が付いているのである。

では・・・紹介しよう・・・ってその前に、今回の変換手順の説明である。

今回の変換は4つの手順から成っている。

この時点で『えぇ~ダメだ』と思った方は・・・市販のソフトを使って頂きたい。たしか・・・1万くらい出すと簡単に変換してくれるソフトがあるようだ・・・。STRAY BLUESのコンセプトは、あくまで『無料で・・・』なのである。申し訳ない。

まず最初は・・・DVD動画をVOB形式のデータとして抜き出す作業だ。

これには『DVD Shrink』を使用する。超メジャーなアングラ・ソフトなので使い方は各自調べて頂きたい。これでDVDからVOB形式の動画ファイルの抜き出しができる。

DVD動画をVOBファイルに抜き出すと、ひとつのDVDから2~4個のVOBファイルが出来るが、それらは全て②のソフトで変換する必要が有るので注意していただきたい。ここは意外と落とし穴で・・・ウィンドウズではどちらを再生しても『最初から再生』されるのだが、実際には長い動画がバラバラに切られている状態なのである。どちらも同じように感じるのは一緒に抜き出される『IFO』や『BUP』というシステム用のファイルが存在するからである。

惑わされないようにしたいのは・・・DVD動画の本当のファイルは『VOB』ファイルで他のファイルは再生システムを構築するファイルだってことだ・・・ざっくり説明である。

XMedia Recoda』を使ってVOB形式ファイルをM2TS形式ファイルに変換する。ネット上に詳細な使い方があるので個人で調べていただきたい。

・・・ただし、わたしがテストして気が付いた点を書いておく。

このソフトは最初に変換する形式と拡張子を指定して変換するのだが、最初に『M2TS』形式を選んだ時点では拡張子が『ts』しか選べないのである。『ts』とは地デジ録画の形式である。これだと・・・なぜか画質が粗いのだ・・・。まったくもって観れたものじゃないってくらい粗い・・・。

で、一度、別の変換形式を選んで(変換せずに)再び『M2ST』を選びなおすと・・・あら不思議? 『m2st』の拡張子が選べるようになっているのだ。※選べない場合はそれを何度か繰り返す。

動画形式を『M2ST』、拡張子を『m2st』に設定したら、今度は音声コーディックを『MPEG4/H.264』に設定する。これは実際に使ってみればわかる。

すると、『動画』ってタブから『ビデオコピー』にチェックを入れていただきたい。※これは上記の拡張子とコーディックを選ばないとチェックが入れられない。チェックを入れると無圧縮の状態で変換が行えるのである。

後は使用説明を見ながら作業を進めるだけである。ちなみに・・・わたしが参照させていただいたのはhttp://www.gigafree.net/media/conv/xmediarecode.html さまのページである。

tsMuxe』でM2ST形式ファイルをオーサリングする。オーサリングとは・・・ざっくり言うと、変換した動画ファイルをひとまとめにするってことだ。M2STファイルをブルーレイ・プレーヤーで観れるようにまとめるってこどですね。そして、このソフトには・・・チャプター指定の機能が付いているのだ。

指定といっても、元のVOBデータにあったチャプター機能を復活させるのではない。

あくまで『新しくチャプター機能を付ける』ってことだ。チャプターしたい時間を指定して・・・例えば『10分』と指定すると、10分おきにチャプターが可能ってことだ・・・チャプターってのは『スキップ機能』のことだ。テレビ番組を録画するとCM部分が飛ばせる、あの機能である。ただし、あくまで『時間指定』なので細かなチャプターは作れない。

実は・・・このソフトは第1回目でも紹介済のソフトだったが・・・第1回目では無残にも失敗してしまっていた。ってのが、ブルーレイの動画形式が『m2st』で地デジが『ts』ってのをイマイチ理解していなかったからだ。このソフトは『m2st』『ts』形式のファイルをオーサリング出来るソフトなのだ。※第1回目ではこのソフトでVOBファイルをオーサリングしようと試みていた無謀なスターダストでした。

③でオーサリングしたファイルを『ImgBurn』を使ってブルーレイ・ディスクに焼く。この際の注意点としてはファイルシステムの設定を『UDF』、『UDFリビジョン』を『2.50』に設定するということだ。

・・・今まで動画やファイルを扱ったことが無い方には「何のことやら? にっちもさっちもどうにもブルドッグ」って感じかもしれないが・・・実は、そんなに難しいことではない。ただ聴きなれないソフトと言葉が並んでいるだけである。

マニュアル・トランスミッション車で坂道発進する際に、ブレーキを離して、半クラッチてアクセルとクラッチのバランスを取りつつ、クラッチを繋いで発進する方が格段に難しいことである。要は・・・『慣れ』なのである。

やる前から『無理』って思う前に、実際に紹介した4つのソフトを使ってみて頂きたい。コーディックやオーサリングなんて意味を知らなくても普通に使えるのである。

数年前は無理だったDVD動画をブルーレイにまとめるって技、今は『無料ソフト』でも出来るようになっているのだ。市販のソフトは・・・上記の4つを一つのソフトでやるとか、そういったものではないだろうか?

フリー・ソフトだってアイデアと組み合わせと使い方次第では何でもできちゃうってことですね。後は・・・やりたいことと探究心のみなのである。

最後に・・・今回テストした動画は16G(全26個)のファイル・・・『XMedia Recoda』での変換に要した時間は『約13分』である。

仕様PCは・・・富士通FMV Win7 メモリ4G の普通のPCである。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

椎名林檎の音量均一化

さて、前回も書いたが・・・椎名林檎&東京事変は、アルバム毎に音量にバラつきがあり、まとめて一気聴きがし難いって話・・・。

今回、お気に入りフリーソフト『サウンドエンジン・フリー』で音量均一化を行ったので、ここに書いておこうと思う。

あくまで、私個人の趣味なので・・・ご了承を。申し訳ない。

アルバム名後の数字はサウンドエンジンの音量増減量である。

無罪モラトリアム(リマスター盤)+2

Dear Yuming +3

勝訴ストリップ(リマスター盤) -0.5

一期一会 +2

カルキザーメンクリノハナ(リマスター盤) -0.5

私と放電 DISC1 +0.5

私と放電 DISC2 0

教育 0

大人 +1

娯楽 0

平成風俗 +1

競技 +1

三文ゴシップ 0

ありあまる富 +1.5

大発見 +2

・・・あくまで個人的な記録である・・・

| | コメント (0) | トラックバック (0)

椎名林檎と東京事変

1127d79c

何が切っ掛けだったのか?

ふと、椎名林檎が聴きたくなった。わたしは椎名林檎のファンであった。このブログの最初の記事は椎名林檎の「カリソメ乙女」のレビューだったと思う。DL限定シングルと、当時は画期的な販売方法だと思った。

しかしながら、東京事変は・・・好きになれない。別に嫌いではないのだが、椎名林檎が東京事変を結成した頃から、急速に彼女に対する興味は薄れていった。前作「競技」はCDを購入すらしなかったし、今作「大発見」も買わずにいた。

何が切っ掛けだったのか? 突然思い立ち、「競技」「能動的三分間」「大発見」「空が鳴っている」をまとめて大人買い。※それ以外のCDはシングルも合わせ全て持っているのでした・・・。週末にかけて、金曜日~土曜日でiTunesに全部入れて聴きなおしている。

ちなみに、久しぶりにCD-BOX「Mora」を聴くと、以前は気がつかなかった「リマスター音源」のクリアな音に驚いた。

椎名林檎を初めて聴いたのは「歌舞伎町の女王」だった。ラジオで流れたこの曲を聴いて、「昔の曲なのにいい曲だな」と思った記憶がある。が、歌詞の中に「JR新宿駅」という言葉があるのに気がつき・・・昔の曲でないことがわかった。

アーティストの名は「椎名林檎」。

まだアルバムすら出ていないデビューしたての新人。

そしてその後、ラジオで流れた「ここでキスして」を聴き、CDを予約し、どっぷり椎名林檎にはまっていった。

が・・・なぜ東京事変は好きになれないのか?

多分、サウンドの変化、歌詞の変化、そんなものについて行けなかったのだろう。その当時、私は海外のガレージ・サウンド・リバイバルのバンドにはまっていた時期でもあった。

東京事変は・・・バンドとして上手すぎるのだ。椎名林檎の持ち味だった切羽詰まった感じや下世話な感じが無いって思う。勝訴ストリップの頃のようなオルタナティブ感が大好きだったのに・・・わたし。

改めて聴きなおす東京事変は・・・やはり好きではない。でも嫌いではない。これはこれで有かな? なんて思う。って、上から目線で申し訳ない。怒らないでね。

ちょっと驚いたのは、「娯楽」以降、椎名林檎の楽曲がほとんど無くなっていることだ。東京事変が結成された当時、結局は椎名林檎とバックバンドの皆さんだと思っていたのが、今は本当の意味で「東京事変」というバンドなのですね。

ただ・・・昔からずっと思うことなのだが・・・

椎名林檎も東京事変も、アルバムごとに音量にバラつきがあるのは・・・困る。まとめて聴くのに困るじゃん・・・。って、結局、サウンドエンジン使って音量均一化してしまったのでした。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

退屈な男 山中さわお

Photo_02退屈な男・・・山中さわおのソロ第2作目である。

言わずと知れた、いや、知られていない可能性の方が格段に高いかもしれないが、the pillowsのフロント・マンであり、作詞・作曲のほとんどを担当するロケンローラーである。

見た目からはピンとこないかもしれないが? 40過ぎのおっさんを豪語するミュージシャンなのだ。

ソロ1作目、「DISCHARGE」が発売されたのが、2010年の6月、そして、「退屈な男」が2011年の10月。まるっと1年振りの発売だ・・・が、なのだが、その1年間の発売作品枚数が普通ではない。

the pillows バンド結成20年以上、アルバム16枚発売中。

山中さわお サイド・プロジェクト プレデターズ ミニアルバム2枚発売中。

それを踏まえて・・・

2010年6月、初ソロ・アルバム「DISCHARGE」

2010年8月 プレデターズ3rdミニアルバム発売

2010年12月 the pillowsシングル「ムーブメント」

2011年1月 the pillowsアルバム「ホーン・アゲイン」

2011年6月 the pillowsシングル「コミック・ソニック」

2011年10月 ソロ第2弾アルバム「退屈な男」

この1年間で40曲以上の楽曲を発表しているのである。

※さらにライブ会場限定シングルやタワレコ限定シングルなどのイレギュラーも有ったりする・・・。

そして12月には the pillowsの新作シングル、

来年1月には the pillowsのニューアルバムが発売である。

「退屈な男」どころか、働き者の40過ぎたおっさんロッカーである。

ミスチルや他の同期バンドと比べても多作過ぎてファン泣かせ・・・良い意味で。

で、肝心の内容についてだが・・・

初ソロ作「DISCHARGE」が全曲英語詞で落ち着いたバラード主体の地味な作品だったのに対し、今回の「退屈な男」は比較的、さわおロックしてる印象だ。

the pillowsの「ホーン・アゲイン」がデビューしたばかりのフレッシュ・バンド的なサウンドだったのに対し、ソロ2作は大人の音楽って感じだろう。

「退屈な男」の前半はthe pillows(キング・レコード時代)にも通じるロックな楽曲、後半はソロ1作目に通じる落ち着いた楽曲と、前半と後半ではっきりと色が違っている。

やはり、さわお的ロックはプレデターズとは違う印象である。

ここ近年のthe pillowsが落ち着いた作品が多かっただけに、次作への期待大。視聴が始まったニュー・シングル「エネルギヤ」もギター爆音系のラブ・ソングでした。久しぶりって感じか?

永遠のブレイク寸前ロッカー、山中さわお・・・。

20年以上、名曲は生んでもヒット曲は生まない山中さわお・・・。

そのくせ、20年以上も奇跡的に第1線で活動し、多くのアーティスト&漫画にも影響を与えまくってる山中さわお・・・(音楽漫画で彼らを知った若いリスナーが多い)

※漫画に登場する彼らの楽曲(もちろん音無し)でthe pillowsを知ったリスナーのほとんどが「こんな良いバンドがいたの知らなかった」と驚くくらい一般の知名度はまだまだ低いようである。20年もやってるのにね・・・。

興味がある方は是非っ!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

自転車は車道を走れっ!

自転車は車道を走れっ!

と、最近、うるさく言われ、取り締まりが厳しくなっている。

…らしいが、私の住む地方都市(田舎ってことよ)では、まったくもってそんな状況は発生していない。相変わらず、自転車は歩道を走っているし、毎朝、女子高校生が短いスカートをヒラヒラさせて、わたしの乾いた心に潤いを与えてくれている。

交通指導のおじいちゃんは、歩道を走る自てん車女子高生を優先して、自動車を睨み付ける。あんな間近に短いスカート女子高生見れて羨ましいぜ、こんちくしょうっ!

・・・いや、失言であった、申し訳ない。

自転車は『クルマである』から車道を走る。

みなさん、これを正しいと思いますか?

わたしは、半分正しくて、半分間違っていると思うのだ。

あくまで、わたし個人の意見なので、ご了承願いたい。申し訳ない・・・。

だって、今の状況で自てん車が車道を走ったら、事故が多発するからだ。

わたしは・・・自どう車のりである。

チャリに乗ってたのは子ども時代~高校時代の3年間で、その後は原チャリに進化し、自どう車というスーパー移動手段を手に入れた。楽を覚えたおかげで、運動不足になり、お腹が出てきた。って、それはほっといて下さいよ。ね、ね。

自てん車に乗ってた高校3年間は、今、思えば、自殺志願者のような無謀運転を繰り返していた。ただ、そんな自覚は無かった。それはなぜか?

それは、自てん車は手軽に乗れて、免許もいらない・・・からだ。

だって、わたしが自てん車に乗り始めたのは・・・4歳くらいだったんだぜ。

それが、半分正しくて、半分間違っていると思うゆえんなのだ。

4歳の頃から乗り始めた自てん車・・・交通ルールは、歩行者と同じだ。

そうやって身に染み付いた運転感覚が、高校生になったからって、すぐに治るわけないじゃんって思うのだ。ねえ、思わない? 思うよね。

でも、自動車に乗るには免許が必要なのだ。

当たり前じゃんとは言わないのっ! これ、重要なことだから。

免許が必要ってことは、免許を取るために勉強して交通規則を学んで、練習して、試験を受けて合格して、違反したら警察に捕まるわけさ。

当たり前じゃんとは言わないのっ! これ、重要なことだから。って2回言った。

つまり、自てん車と自動車の違いは・・・交通規則を学んで、試験に合格したか否かってことだ。

確かに・・・自動車運転者には無謀運転する人も多い。いや、間違えた。人多い。

法定速度は守らないし、無理な割り込み、まるでレジに割り込むオバサマのような運転してるのに気が付いてないバカ野郎どもっ!

が、そんなアンポンタン共でも、必ず守っていることがある。

いや、ほとんどの人が強制的に守らされていることがある。

それは、左側通行と、交差点での左側の追い越し禁止である。

交差点での追い越し禁止ってのは、単に追い越せないだけだけど。

なぜ、これが重要なのか?

それは・・・自動車運転の常識だからだ。

常識、つまりそれを破れば、非常識

自動車運転時に、非常識なルールは意識しないからだ。

実は・・・わたしが通勤で使う道には短いスカートの女子高生が多・・・ではなく、学生さんが多い。彼、彼女たちの運転ルールは無意識の非常識なのだ。いや、無理もない。だって、自動車を運転したことがない(免許を持ってない)んだから、当たり前だ。

わたしは何度も短いスカートの・・・じゃなくって、学生さんたちの運転にヒヤリとさせられている。それはスカートの中が見えそうとかそういう意味ではなく、命に係わるヒヤリなのである。

で・・・言葉で説明が難しいので図を描いてみた。

これ、何を意味しているかお分りか?Photo

分からないかもしれない。クリックして拡大してみて下さい。

実はこれ、右側通行してきた自てん車が、そのまま横断歩道を渡ろうとする図。そこに左折しようとしてる私の図。

運転者の意識は右&前方&斜め前方にあり、左側はほとんど死角である。

解説しよう。

発進する直前に左を見て歩行者は確認する。当然。

その後、すぐに右を見るのは・・・信号無視で突っ込む自動車を確認するため。

前方を見るのは、交差点に進入する対向車をみるため。

斜め前方を見るのは、歩行者と対向車の確認。

そこに左真横あたり・・・からスピードを出して自てん車が来ても・・・注意してなきゃ、目の前にくるまで気が付かない。

ましてや、夜、無灯火が突っ込まれたら、ぶつかるまで気が付かない。

左側走行の自動車は、左から突っ込んでくることはないのだ。

言ってる意味、分かります?

分からないのは・・・あなたが自動車免許を持っていないからか、運転下手だからです。

そして、もうひとつ・・・

左折しようとしてる後ろから横断歩道に侵入してくる自てん車・・・Photo_2

これ、何が危険なのか?

歩行者なら良いのだ、横断歩道の近くに居るから。

でも自てん車は、あのスピードで自動車の後ろから侵入してくるのだ。

見えないし、気が付かない。バックミラー見ても、気が付かにことだってある。

自動車にとって、左折中に後ろから左側を追い越されることなんて考えられないのだ。

つまり・・・ルールである。

お互いのルールが違うから・・・事故になるのだ。

左側走行の自てん車が、左折レーンに居れば、自動車は当然、左折すると思う。だって、左折レーンは左折する為のレーンだもの。

でも、自てん車にとっては、一番左側しか走れないから、仕方ないので左折レーンにいるだけなのだ。

つまり・・・自てん車運転のルール(教育)が今までのまま、車道を走らせるのは、事故のもとだってことだ。

自てん車のルールを変えないのなら、道路の構造・・・例えば・・・交差点のわたり方で、自てん車が突っ込んでも事故が起きないような車線を作る必要があると思うのだ。

自てん車専用のレーンを作れば良いのだ。

そして、そのルールを破れば・・・100%自てん車の過失ってしてほしい。

もちろん、その逆は100%自動車の過失だ。

って、まあ・・・最近のワイドショーで自てん車のマナー違反を見るたびに・・・

日本って国は、自分たちの不手際を棚に上げて、弱いものを悪者にしようって、そして、それに異議を唱えるマスコミが少ないって思うのだ。

だから、VIPPERたちから『マスごみ』なんて呼ばれるんですよ。まったく・・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

マニック・ストリート・プリーチャーズの国宝

Hakucho_4111081272

Manic Street Preachersの2枚組ベストアルバム『ナショナル・トレジャーズ』を買った。

ナショナル・トレジャーズ・・・国宝。

他者ではなく自分たちでそう言ってしまうあたりがマニックスらしい・・・というのはCDの解説にあった言葉。たしかに、デビュー解散宣言からのビッグ・マウスは健在・・・。

で、実は、今回のベスト・アルバムにはこれといったポイントがない。

バンド活動に一区切りがついた・・・リッチーの死亡が法的に決まり、彼の残した詩でアルバムを作り、新たなステージへ向かうべく区切り・・・。って意味でのベスト盤らしい。ニッキーの解説。

デビューから約20年で発表した全シングル表題曲37曲+新曲。

ファンなら、シングル表題曲は当然全てもってるだろうし、はっきり言って・・・申し訳ないが言いきってしまうが・・・新曲2曲はマニックス史上でもダサい曲の部類に入る駄曲だと思う。マニックス独特のタイト感やゴージャス感や哀愁なんて何も入っていない。

まあ、1曲はカバー・ソングだし、新曲のボーカルはニッキーである。仕方がない。

で、もうひとつの目玉?となるのが『全曲リマスター』である。

最初は・・・「おっ!?」って思ったが、正直・・・リマスターなんて目玉でもなんでもなかった。もともとマニックスの楽曲は音が良いのだ。(インディーズ期~デビュー作を除く)

リマスターしなくても普通に今聴ける音である。2ndと新作を並べて聴いても別に音の古さは感じない。ここらへん、90年代の音である。※録音機材が良くなった時代。

レッド・ツェッペリンのリマスターなんかは、リマスターサウンドぶっ飛ぶっ!ってくらいリマスターの良さがわかったが、90年代以降のバンド(しっかりしたバンド)はリマスターしなくても充分な気がするのだ。

まあ、もちろん音質が良くなったのは分かる・・・のだが、だからといってオリジナルの音を聴けなくなるくらいにはリマスター効果は高くない。

ってことで、なんの目玉も無いベストアルバム。

だが、この作品で唯一良かった点。いや、わたし的には「よくやってくれたっ!」って思う点。

それは全曲、フル・バージョン収録ってこと。

シングル・エディットされていないのである。フォーエヴァー・ディレイドはシングル・エディットが収録されていた。※シングル(ラジオ用)用に楽曲が短く編集されたヴァージョン。

ってことは・・・もしかして、マニックス作品全曲リマスター化も有り得るのか?

って、ちょっと期待。

まあ、20年目のマニックス・・・知らなかった人や聴いたことなかった人にはお勧めの作品である。

何たって、2枚組、全39曲で3000円というお値打ち価格なのだ。さすが、商売最優先の日本のアイドル作品とは違うマニックスらしさである。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

R.E.M. 解散っ!!!

97large R.E.M.が解散する・・・。

そのニュースを見た時に最初に感じたのが・・・そっか、お疲れ様でしたって、そんな感想だった。

1981年に「レディオ・フリー・ヨーロッパ」でデビュー、1983年にアルバム「マーマー」を発表してから約30年・・・。アメリカで最も重要なロック・バンドと言われ、ロックの殿堂入りも果たし、でも日本での知名度は低く・・・、これまでの活動期間の全てが順風満帆だったバンドというわけでもない。

初期の彼らは「アメリカ人でも聴き取れない」ようなゴモゴモと篭った歌い方をするインディーズ・バンドだった。そんな彼らのインディーズでの5作目「ドキュメン」トは彼らの最高傑作と呼ばれる1枚である。もはやインディーズの活動では彼らの人気を抑えることができず、満を持してのメジャーデビュー!

「グリーン」「アウト・オブ・タイム」「オートマチック・フォー・ザ・ピープル」の3作品はメジャー3部作と呼ばれる大ヒット!

カート・コバーンが影響を受けたバンドと自ら公言し、ノイジーで歪んだギターサウンドのグランジ旋風が吹き荒れる中で「サビのフレーズにマンドリン」というアコースティック・サウンドでチャートのトップに立つような変り物バンドである。※デビュー当時のレディオヘッドが第2のR.E.M.と呼ばれたくらいの影響力を持つバンドである。

ポップで繊細なサウンドを聴かせたあとは・・・いきなりディストーションで歪みまくった「モンスター」なるアルバムを出したり、ツアー中に作って録音した「ニュー・アドヴェンチャーズ・イン・ハイファイ」を出したり、まさにアメリカで最も重要なロックバンドに相応しい活動ぶり・・・だったが、この後、ドラマーが(健康上の理由から)バンドを脱退。※彼らは学生時代から一緒に音楽を演ってきた仲間である。

解散・・・という噂が流れた。

事実、ボーカルのマイケル・スタイプはバンドの解散を考えたそうだ。

だが、ドラマーのビル・ベリーの説得でバンドは活動を続けることとなる。

3人になったR.E.M.・・・。

この後の彼らは・・・アルバムを出す毎に「昔はよかった・・・」と言われるバンドへとなっていく。事実、全盛時のクオリティもオリジナリティもほとんど失ったように思っていた。サウンドは打ち込みへと変わり、スローな楽曲が増えていった。

そんな彼らがたどり着いた(と私が勝手に解釈している)のが、「アラウンド・ザ・サン」である。いぶし銀のように枯れて味のあるボーカルとメロウでスローな名曲が詰まったアルバム・・・。まさに大御所ロック・バンドの出した年老いたロック作品であった。

・・・が、続く「アクセラレイト」で一転っ!

インディーズ時代を彷彿とするアッパーでキャッチ―でロックな楽曲を詰め込んだ最高のロック・アルバムを発表する。

当然、ファンは大絶賛っ! チャートを急上昇! 爆発的に売れるアルバムが出来上がった。続く「コラプス・イントゥ・ナウ」はメジャー3部作を彷彿とするキャッチャーでオリジナリティ溢れ、アッパーでロックでアコースティックで、名曲揃いで・・・デビュー30年経っても衰えないバンドの懐の深さを見せつけてくれた。

その矢先の解散発表である・・・。

もしも・・・「アラウンド・ザ・サン」時期に解散を発表していれば、「ああ、R.E.M.は力尽きたのか」って思っただろうが、まさに第4期黄金時代に突入した途端の解散発表。

何となく・・・そっか、バンドで演りたいこと、演れることを全部やり尽くしちゃったんだろうな・・・、お疲れ様。って、そんなこと考えたのである。

それほどに「アクセラレイト」と「コラプス・イントゥ・ナウ」の2作品がバンド史上最高傑作の出来だったってことだ・・・。

年末にオールタイム・ベストを発表して解散するR.E.M.。

できればもう一枚・・・最高傑作のオリジナル・アルバムを出して解散してほしかったって、それだけがちょっと残念でならないところである。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

ニルヴァーナ ネヴァーマインド20周年記念

0021

最初に断わっておくが、わたしはニルヴァーナの大ファンである。

ネヴァーマインドをリアルタイムで聴き、その衝撃で、今まで聴き狂っていたHR/HMを全て封印して、カートと同じギターを買ってバンドを組んでニルヴァーナのコピーを演って、オリジナル・アルバムの何倍ものブートレグCDを買い漁り、カートが亡くなった後も、ニルヴァーナ関連のCDは必ず買っている・・・って、それくらいの大ファンである。

そんなニルヴァーナ大ファンのわたしは当然「ネヴァーマインド20周年記念スーパー・デラックス・エディション」を購入した。約2万円という高額商品である。別に購入したこを後悔していないし、逆に購入しなかったらきっと後悔するだろうと思っている・・・。

だが、正直に言うと・・・これは、わたしのようなニルヴァーナ大ファン以外の方は買うべきではない商品だと思うのだ・・・。

セット内容は・・・

①オリジナル盤のリマスターCD+シングルカップリング曲

②デモやライブなどを集めたレアトラック集

③ブッチヴィグがミックスした別バージョンのネヴァーマインド

④パラマウント・シアターでのライブCD

⑤パラマウント・シアターでのライブDVD

上記5品が豪華な写真集付きLPサイズジャケットに収納・・・。

現在、この中でスーパー・デラックス・エディションでなければ入手できないのは③と④だけである。先日、⑤の単品商品を某H○Vの店頭で見た・・・。そのうち④のCDも単品発売されそうな予感がする・・・。

③のブッチヴィグ・ミックスは・・・普通にネヴァーマインドである。確かに・・・発売当時からブッチ・ヴィグのミックスをプロのミキサーが調整した為にポップなアルバムになってしまったというのは有名な逸話だった。

カートはそれが気に入らず(結果、売れてしまったのでそう言ったのかもしれないが)次作はインディーズ時代のようなザラついた音にすると発言していたほどだ。

だが、③はたしかに迫力のある音だが、基本は同じアルバムである。こんなものはマニアの為のCDなのだ。

しかし・・・今回の20周年記念ってどうなのだろう? ファンは納得しているのだろうか?

産業ロックを心底嫌い、常に唾を吐き続けていたのに、気が付くと自分自身が産業ロックの中心に立たされ、自身の葛藤から心を病んで自殺した悲劇のロック・スターの作品が、ロックの記念碑として約2万円もの高額で販売される現状・・・。

正直に言って・・・わたしはどうでもいいと思っている。

だってカートはもうこの世には居ないのだもの。

だったら彼の残した数少ない楽曲が少しでも公に日の目を見るのは良いことだと思うのだ。

でも・・・何となく釈然としない気分。

ネヴァーマインド20周年って・・・確かに良いけど、カートの作品を全て最新リマスターして未発表やシングル・カップリングつけてボックスで発売しろよっ! って思う。

それをやらないから・・・産業ロックは嫌いなんだってカートに言われちゃうんだよ、きっと。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

マニック・ストリート・プリーチャーズが最新ベストを出すらしい。

Manics2_4

さて、今月末に発売される「マニック・ストリート・プリーチャーズ」のコンプリート・シングル・ベストアルバム。

コンプリート・ベストなんて名前は、既に解散したバンドっぽくて好きではないが、彼らは現在もバリバリ活動中のバンドです。※ベスト発表後に長期休暇に入るそうだが・・・既に新作のレコーディングも行ってるようで、いったい彼らの新作はどのタイミングで発表されるのか?※

マニック・ストリート・プリーチャーズって名前を聞いてピンッ!と来た方は結構年齢の高い音楽ファンではないだろうか? いきなり何言ってんだこいつ?って思われた方には申し訳ない。そういう私も年齢の高い音楽ファンである。

1992年にバンドが1stアルバムを出した頃から彼らの音楽を聴いている・・・リアル・タイム・マニックスを知っている音楽ファンである。

ちなみに、トップの写真・・・左からジェームスディーン・ブラッドフィールド(ボーカル&ギター)、リッチー・ジェームス・エドワード(ギター)、ニッキー・ワイアー(ベース)、ショーン・ムーア(ドラムス)である。

初期のマニックスはトップの写真から分かるように(マニックスを知らなければ、当然真ん中のリッチーがフロントマンと思うだろう)、リッチー・ジェームスの色が強いバンドだ。いや、バンドの原動力というかリッチーの発言や奇行そのものがマニックスのイメージだった。

※)注、全てわたし個人の意見で、資料などは一切見ていないので誤った内容・・・いやファンとしての想いや感想が多く含まれることをご了承下さい。ってことで本題に戻ろう。

インディーズで発売された「モータウン・ジャンク」の歌詞・・・「ジョン・レノンが死んだときは笑っちまったぜ。21年間生きてきた俺には何の意味もなかったからさ」・・・これが彼らを時代錯誤の勘違い馬鹿パンク・バンドと呼ばせた所以だった。

90年代(グランジとブリット・ポップが溢れる時代)に下手くそな演奏※本当に聴くに堪えれない内容です・・・。で登場して、しかも「俺たちは30曲入りの2枚組デビューアルバムを全世界で1位にして解散する。失敗しても解散する」と豪語して、そんな彼らを「ただのハッタリだけの偽物」と疑ったインタビュアーの前で自らの腕に4REALとカミソリで刻み(そのまま病院に運ばれ17針を縫う大怪我)、で・・・発売されたのは18曲入りの1枚組のアルバムで、イギリスのチャートではそこそこ頑張ったものの、結果は惨敗・・・。

「やっぱり、解散宣言は取り消します・・・」って。

この危険なムード(?)を一人でブチマケていたのがリッチー・ジェームスだったのだ。

わたしが彼らを意識しながら聴きだしたのは解散宣言撤回後に発売された2ndアルバム「ゴールド・アゲインスト・ソウル」からだ。もちろん1stも聴いていたが、印象的にはガンズに影響されたイギリスのポップ・パンクって感じだった。

だが2ndは「これぞイギリスのバンド」っていう妖艶でメロディアスでしかもギターサウンドってわたしが最も好きな要素が全て入っていた。※今でもこのアルバムは(iPodで)頻繁に聴くアルバムである。1993年・・・今から20年近く前の作品なのにである。

ただの無謀な大馬鹿パンク野郎だと思っていたマニックスが、実は知的で音楽性の高い※しかも無謀なパンクの一面を持った※ミュージシャンだと知ったら俄然好きになっていったのである。

そして続く傑作アルバム「ホーリー・バイブル」が発売される。

まさに、わたしが想像するリッチー・ジェームス色の作品である。周囲に対し、敢えて無機質で無色で硬質で無感情なサウンドをぶちまけ・・・だが、まるで何かに怯えるように何もない部屋の隅に体育座りでひざを抱えて座り、誰かが優しく声をかけてくれるのをビクビクしながら待っている・・・そんなイメージが目の前に浮かんでくるサウンド。って何だそれ?

聴き終わった後に・・・カッコいいとは感じつつ、感動もなければ印象深い曲もなく、でも嫌いな曲も一切なく、でも何度も聴きかえしてしまう・・・。このアルバムも当然(iPod)ヘビーローテーションの作品である。

マニックスのベスト・プレイリストを作る時に困るのがこのアルバムの存在だ。あまりにもアルバムとしてまとまり過ぎている。もし「ホーリー・バイブル」の曲を入れるならほぼ全ての楽曲を入れなければベストにならないし、入れないのなら・・・「ファスター」「PCP」というシングル以外は一切入れてはダメ・・・って、でも他の作品と全曲をシャッフルで聴くと違和感なく楽曲が聴ける・・・なんとも不思議な、いや・・・わたしのようなファンにとっては思い入れの深い作品なのである。

この作品が発表された後、リッチー・ジェームス・エドワードは謎の失踪を遂げる。(酒とドラッグ癖があり精神面も病んでいたそうだ)アメリカツアーに旅立つ直前、泊まっていたホテルから姿を消し、今も行方がつかめていない。※イギリスの法律上では(失踪からの年月で)死亡とされている。メンバーは今でもバンドのギャラをリッチーの分として銀行口座に振り込んでいるそうだ。※メンバーはみんなイギリスの田舎町で一緒に育った幼馴染であり、その絆は強い。実はリッチーはギタリストとなっているがギターはほとんど弾けなかったそうだ。彼の担当は作詞とバンドの原動力なのである。デビュー当初はドラムスのショーンも下手で、CDでは打ち込みが使われることも多かった・・・。

リッチー失踪後、バンドは解散も考えたが・・・リッチーの家族の後押しもあり、3人での活動を再開する。そして皮肉なことに・・・リッチーが居なくなり(健気なバンド青年たちのお涙頂戴系の話題もありで)人気に火が付き始めるのだ。

怪しく危険でカミソリのようなイメージと作詞センスを持つリッチーが居なくなったバンドは爽やかでポップなイギリスのロックバンドへと変化し始めたのである・・・。※悪い意味ではなく、それまでのパンキッシュなイメージから完全に脱却したという意味だ。

Manic_street_preachers_2

4thアルバム「エブリシング・マスト・ゴー」は辛口イギリスメディアにも好意的に受け入れられた。だが・・・リッチー時代の彼らが好きなファンはがっかりしたはずだ。わたしも「リッチーが居なきゃ、こんなものなのか?」ってくらいにがっかりした。唯一リッチーが作品つくりに係わった「ケビン・カーター」以外の曲は駄作だと思った。

※念のために言っておくと・・・今の耳(リッチーの色に拘りが無くなった)で聴くと、実によくできた、売れる要素の高いアルバムだと思う。

更に5thアルバム「ディス・イズ・マイ・トゥルース・テル・ミー・ユアーズ」は爆発的にヒットすることとなるが、わたし個人では「マニックスは終わった・・・」ってくらいにバラードばっかりの演歌みたいなアルバムであった。

ここでマニックスを聴くのを一時的に止めてしまったくらいに「駄作」だと思った。

※当然、今の耳で聴けば・・・そこまで悪くない作品だと思う・・・が、やはり好きではない。

そして続く6thアルバム「ノウ・ユア・エネミー」ではロック色・パンク色・ディスコ色などバラエティ豊かなセンスをブチ込み戻ってきた。

更にバンド初の(10周年記念)ベストアルバムを発売する。※10月に発売されるベストは21周年記念(?)のベストアルバムだ。初ベストから10年経って2枚目のベストって、商業主義の邦楽とは明らかに違うベクトルの、ファン想いのバンドである。

10周年記念のベスト盤「フォーエバー・ディレイド」を聴いて思ったのは・・・マニックスのベスト盤って・・・面白くないってことだ。とにかく名曲が揃っている。優等生バンドの代表みたいに良い楽曲が満載だ。

このベスト盤に遅れること1年・・・実は「リップスティック・トレイス」という2枚組の裏ベストが発売されているのだ。この裏ベストの発売が・・・実はわたしのファン心を大きく揺り動かせてくれたのだ。

「エブリシング・マスト・ゴー」「ディス・イズ・マイ・トゥルース・テル・ミー・ユアーズ」で離れた心はなかなかマニックスに戻らず、10周年のベストでも「面白くない」と感じたわたしが「裏ベスト」で再びファンに逆戻りなのである。

「裏ベスト」・・・シングルにはなっていないがファンにはお馴染みのアルバム収録曲。って、マニックスの場合はそんな生易しいものではない。シングルのカップリングや企画作品に提供された楽曲で、アルバムにすら収録されていない隠れすぎた名曲・・・である。

実はこの「アルバム未収録曲」こそがマニックスの真骨頂なのである。

わたしも初期の頃の作品は買いあさっていた・・・。今では入手困難なCDも大量に持っている。それこそシングルだけで20枚以上ってくらいの量だ。※それでも初期から中期までの頃の作品だけである。

先日亡くなったIT界のカリスマ、スティーブ・ジョプス氏が音楽業界に革命をもたらせた商品・・・「iPod」

iPodの普及で音楽はデジタルコンテンツに移行し、要するに時間の枠を取り払った状態になった(個人的な感想ですよ)。そして作品(アルバム)がひとつのアイテムだという概念も薄くなっていった。

それまでのCD1枚75分って概念が無くなり、しかも(わたしがはまり込む分野だが)音量などの調整がPCでできる時代になった。90年代初期には考えられなかった出来事だ。

マニックスのようなバンドの作品を聴くには実に好い環境だと思う。※アーティスト側の意思には反することなのだが・・・。

マニックスはアルバムに拘るバンドなのだ。アルバム未収録楽曲が多いのはその為だ。(才能があり働き者っていうのもその理由だが・・・)

とにかくアルバム未収録曲のクオリティの高さが尋常じゃない。リップスティック・トレイスがそれを改めて証明してくれた(再認識)のだ。

駄作だから未収録ではなく、アルバムのイメージに合わないから未収録なのである。例えば演歌的にバラードばかりの「ディス・イズ・マイ・トゥルース・テル・ミー・ユアーズ」のシングル曲のカップリングにはハードエッジないつものマニックスが居たのである。

ジョンスペンサー・ブルース・エクスプロージョンが発表した「アクメ」という実験作品には同時にレコーディングされたアウトテイクだけで「エクストラ・アクメ」というロック・アルバムが作れるくらいの作品が存在したってのと同じだ。※ジョンスペの場合は正式な表「アクメ」よりアウトテイクを集めた裏「アクメ」の方がカッコよかった。

マニックスは現在2011年までに10枚の作品を発表している。外国の20年キャリアのバンドとしては作品が多い部類だ。アルバム楽曲を「表楽曲」とした場合、全作品をコンプリートしているわたしが持っている表楽曲は約150曲・・・。そして(まだ完全コンプリートしていない)アルバム未収録の「裏楽曲」が100曲。ライブやリミックスを除く。

つまり・・・10枚の表作品と同じくらいのボリュームでアルバム未収録の裏作品が存在しているのである。そしてジェームスディーン・ブラッドフィールドとニッキー・ワイヤーのソロ(各自1枚)を合わせると・・・ミックス違いやライブヴァージョンを除けて・・・270曲近い楽曲が存在するのだ・・・。

なぜわたしがiPodで聴くのが良いと言ったのか?

つまり、彼らの全作品を全て音量を揃えて(ベストと裏ベストが出てるので音量調整は比較的簡単)シングルに収録された裏楽曲をアルバムの中(シングル曲の後に収録順)に並べて聴くと・・・嫌いだった「ディス・イズ・マイ・トゥルース・テル・ミー・ユアーズ」でさえ、マニックスの作品になってしまうのである。※ただし、収録時間は17時間近くなるので注意。

これが、マニックスの凄さだと思うのだ。

マニックスは10周年以降も

「ライフ・ブラッド」というメロディックな楽曲満載の7thアルバム、「センド・アウェー・ザ・タイガー」というロック色の強い8thアルバムを順調に発表する。

そして・・・9thアルバム、2009年の問題作「ジャーナル・フォー・プレイグ・ラヴァーズ」を発表。この作品は全曲リッチーが書き残した散文詩を使用して作詞された作品だ。リッチー失踪後のマニックスが無くしていた危険な雰囲気が散りばめられた作品だ。

マニックスが歌う楽曲は当然だが英語である。

英語の歌って聴いても意味が分からないでしょ? って思われるだろうか?

はい、聴いてもまったく意味がわかりません。時々知ってる単語やフレーズが出てくるくらいで、後は歌詞カード頼り。でも・・・訳詩ってダサいんですよね。メロディに合ってるわけじゃないし、だからわたしは何となくの意味を理解したらその後は一切歌詞カードなんて見ませんね・・・。

ええ? だったらリッチーが作詞したから「カッコいい」って矛盾ですよね? だって歌詞の意味がわからないんですもの・・・。

いいえ、そこがリッチーが普通の天才詩人ではない所以。

マニックスの3rd「ホーリー・バイブル」を聴いたら理解できます。今まで(他の洋楽で)聴きなれたフレーズや言葉がほとんど登場しません・・・※同じ単語が出ていてもメロディへののせ方がまったくの別物。ホーリー・バイブルを聴いて、歌詞カード見なかったら「何語で歌ってるの?」ってなるのに、歌詞カードに並んでいるのは読み方の知ってる英単語・・・。

流石にリッチー本人が居ないから、ホーリー・バイブルほど露骨にリッチー色にはなっていないが、それでも今までとは明らかに色が違うアルバムが登場したのだ・・・。

そして、2010年には僅か1年で新作「ポストカード・フロム・ア・ヤングマン」を発表。前作で全ての毒を吐きつくしたかのように爽やかでポップで・・・わたしが大嫌いな作品を出しているのだ。

そして2011年・・・最新ベストアルバムの登場である。

収録曲は・・・名前の通り、デビューシングルから最新シングルまでの表題曲が全収録+新曲である。

多分・・・面白くないアルバムになるだろう。楽曲が良すぎるし、名曲しか入っていないじゃないか・・・ってね。

わたしとしては、同時にリップスティック・トレイス2も欲しいところであるが・・・ファンの皆様はどうだろう?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

恐怖映像2011 怒涛の放送…

今月に入り…「怖い番組」の放送が相次いでいる。

どうやら原発事故に伴う節電の影響らしい。クーラーを控える分、ゾッと涼しくなる怖い番組に注目が集まったようだ。

「呪霊」「本当にあった怖い話ー劇場版ー」「本怖クラブ・再現ドラマスペシャル」「ミエルオンナ月子」「やりすぎコージー都市伝説スペシャル」「恐怖映像2011決定版」などなど・・・。今月は怒涛の勢いでの怖い番組ラッシュだ。

もちろん、全て欠かさずチェックしている・・・って、どんだけ怖い番組好きなんだ?

が・・・中には「怖くて涼しい」ではなく、「冷める・・・」って目でしか見れない番組もあるのだ。明らかに過去の番組の再編集・・・しかもそれらの番組が今月に入って何度も放送されているってやつ。

特に「やりすぎコージー」と「恐怖映像2011」は酷い。

まあ・・・やりすぎコージーは番組打ち切りに伴う帳尻合わせなので仕方ないにしても、恐怖映像2011は酷過ぎるだろう。放送されていた動画のほとんどが「ネットで有名な動画」の焼き増し・・・で、過去に放送した番組からの焼き増し・・・酷いものは番組内容の半分以上が同じだった・・・。

例えば、「恐怖映像2011決定版」と「恐怖映像・第4弾」は7割近くが同じ内容だった。恐怖映像だけではなく、出演者のリアクションも全て同じなのだ。つまり、2011ではなく、過去の番組をそのまま再編集して放送しているってことだ。

どんだけ手抜きなんだ・・・って恐ろしくなる。

まあ・・・それなりに楽しんでいるので良しとしよう。

で、これらの恐怖動画を観ていて思うのだが・・・何故だろう? 外国の動画って実に「嘘っぽく」観えてしまう。とても演出臭いのだ・・・。っていうか中には過去の番組(3~4年前)で「これはヤラセだということが判明しました」って動画が「いかにも本物」って扱いで今回放送されていた。

若者がヒッチハイクの美女を車に乗せ、途中で彼女が「あたしはあの場所で死んだの」と豹変して事故を起こす・・・ってやつ。あれは「ヤラセ」だって過去に発覚したはずだ。なのに「この近くで同じ名前の女性が事故死していることが分かった・・・」なんておどろおどろしいナレーションまで入る始末だ・・・。

まあ、楽しんでいるので良い・・・。

で、外国動画の何が嘘臭いかっていうと・・・、カメラワークが嘘臭いのだ。

例えば、家の中に少女の幽霊が現れ、慌てて家の外に逃げ出した後の映像・・・カメラは2階に居る少女の霊を捉えているが、少女が姿を消すと・・・カメラは迷うことなく1階のリビングにパーンする。するとそこに少女の霊が姿を現す・・・。まるでそこに霊が現れるのがわかっているようなカメラワークなのだ・・・。

外国動画にはその手の映像が多い。もしくは・・・いかにもブレアウィッチ・プロジェクトに影響されたような動画だ。

まあ、楽しんでいるので・・・良い・・・。

でも、ちょっと驚いている。

そう、驚いているのだ。幽霊の姿を撮影したカメラマンが驚いているのだ。つまり、撮影した時に観えていたってことになる。「あとで観返して気が付いた・・・」ではなく、霊が映った時にその霊を目撃したってことだ・・・。

外国の動画にはそれが多い。

怖くて驚く半面・・・嘘臭くなる。外国動画は本物なのだろうか?

日本の動画は「後から気が付いた系」が多いのだが、ちらほらと「その場で気が付いた系」も増えている。

いったい何が真実なのだろう?

ある脳科学者が「幽霊を見るのは病気」だと言っていた。「ホンマでっか?」と言いたくなったが、どうやら彼が言うには脳の神経回路の異常によって引き起こされるものらしい。しかも、寝ている時に(目が覚めて)幽霊を観る場合と、起きている状態で観るのとで、悪い部分がどこかってことも分かっているそうだ・・・ホンマでっか?

でもだったら・・・監視カメラに映った映像はどうなるのか?

とある学者のいうようにプラズマで説明がつくのだろうか?

何てことを考えながら、怖い番組を楽しんでいるわたしの横で、中学生の甥っ子が「うっわ、これ最悪、むっちゃ怖っ!」って純粋に怖がって(楽しんで)いる姿を観て・・・ちょっと羨ましく思うスターダストであった・・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ビートルズ1がリマスターって、意味が分からんっ!

久しぶりに見た・・・いや、感じた、悪徳商法CDである。

その名は「ビートルズ1」

既存リマスター音源をまとめ直しただけの「それ以外に何も無い」作品である。ビートルズっていう音楽遺産を自ら汚すような販売は・・・やめてほしいと願う。

090909のリマスター発売は非常に盛り上がった。今までリマスターされることのなかったビートルズ作品が一気にリマスター高音質化したからだ。

同時に問題視された「ステレオ作品」と「モノラル作品」の存在。特に「モノラル作品」はボックス販売(4万円)と高額だったことが物議を呼んだ。だが、ファンとして購入した立場から言わせていただくと・・・わたしは現在ステレオのビートルズはほとんど聴いてないってくらいに素晴らしい音源なのだ。

しかし、入手困難っ! って、わたしの住む某地方都市の某Tレコードには普通に(再発売盤だが)在庫置いてますぞ・・・さすがに4万の高額作品は出て行かないようである。

が、が、である・・・。そんなファンの目から見ても、今回のビートルズ1は発売する理由が分からない。どうせなら全曲「リミックス」くらいしてください。そうすりゃ速攻で買いに行きますよ。

やれやれまったく・・・世界のビートルズがこんな販売してるんだったら、AKB商法を批判する音楽ファンは困った困ったじゃない? まるっきり、同じですよ、ビートルズっ!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

フーファイターズの7作目 ウェイスティング・ライト

Foo_fighters_photo フーファイターズだっ!

FFである。ジョジョの奇妙な冒険のFFではなく、デイブ・グロール率いるロック・バンド・・・フーファイターズである。

彼らの最新作・・・通算7作目「ウェイスティング・ライト」を聴いた。が、最初に断っておくが、わたしはFFファンではない。もちろん彼らがデビューした1995年からずっと聴いているし、アルバムだって全部持っている・・・が、ファンではない。

元ニルヴァーナのデイブ・グロールのバンドだから聴いているだけだ。流石に元ニルヴァーナだけあって、ロックしてる。が、彼らの作品の特徴は・・・最高のシングル表題曲+数曲の良い曲+あとはどうでもいい曲・・・である。アルバム中で「いいなっ!」と思う曲は数えるほどしかない。わたし個人の意見である。

が、今回の新作はちょとだけ様子が違っているぞ。

完全アナログ録音だそうだ。現在の音楽の主流である「パソコン」は使用していないそうだ。確かにアナログ録音って感じのザラついた質感を持ったアルバムだ。だが、ジョンスペやストライプスのようなコッテリ・ガレージ・サウンドではない。あくまでアナログ録音にこだわった作品という位置づけである。

だが、何か・・・今までの作品にはない良さがある。

初めてニルヴァーナを聴いた時に感じた「緊張感」が漂っている。

それこそがアナログ録音の良さである。解説を読んで納得してしまった。

つまり・・・今回の録音は、後からPCで加工したり部分修正なんかしませんからねっ! って、そして演奏してそれを録音しているって手法だ。不味い演奏すればそれがそのまま作品になるんだから、アーティストは最高の演奏を心がけ、緊張感のあるサウンドが生まれる・・・のである。

実際、楽曲自体は過去のFFの作品の流れと同じようなものだ。特に素晴らしい楽曲が多いわけでもない。多少ハードな作品が目立つ・・・程度だろう。だが、サウンドが素晴らしい分、思わず曲に耳を傾けてしまうものが多い。いや、耳を奪われるのか?

今回の作品を聴いて思ったのは・・・これだよ、これ! もっと早くからこのサウンドやってりゃよかったんだっ! である。そしたら「元ニルヴァーナ」なんて思わずに聴けるんだよね。

ってことで、今回のFFの新作はお勧めである。

楽曲ではなく、緊張感漂うサウンドを堪能して頂きたい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

眼鏡が2本…

…肩が凝る。

とにかくわたしは肩が凝る。デザインという仕事をしている宿命だろうが、肩が凝って、そして頭痛が始まる。いわゆる緊張型の頭痛というのか? こめかみ辺りを誰かに掴まれているような圧迫感とズンズンと重い痛みが眼の周辺からこめかみオデコ辺りへジワリジワリ…。

怖いテレビや動画なんかを観た日には…もしかして、わたしには霊が憑いててそれが原因で頭痛が? って思うくらい誰かにこめかみを掴まれるのだが、それだとお祓いが必要になるし、何かと面倒なので、今回は緊張型の頭痛ってことで強引に話を進めさせていただきたい。

え? 余談はいいから早く本題に入れ?

はい・・・そうさせていただきます。申し訳ない・・・。

で、突然だが(いや、別にそうでもないが)今日、眼鏡を作りにいったのだ。

と、言っても金属加工からレンズの精製、それらをグラインダーで整形して・・・って、そういう意味での「作る」ではない。ここで言う作るとは、店舗に行って購入するという意味で、あくまで便宜上「作る」と言う表現を使っただけだ。

居酒屋の若いアルバイトさんが・・・「こちらビールになります」って言ったのに対し「へぇ、ビールに成るって、今キミが運んできたコレはまだビールじゃないんだな」なんて酔っ払いが絡むような突っ込みが入る前に一応断りを入れておこう。

便宜上の言葉だ・・・。

・・・・・・面倒になってきたので先に進ませていただく。

作り(※注意/便宜上の言葉)に行ったのは、某市場である。

野菜やお魚などの生鮮品は置いていなかったが、眼鏡はたくさん置いていた。

212_2みなさんも注意していただきたい。

右図の市場には生鮮品は置いていない。間違っても右図の店舗に今夜のオカズは買いに行かないでほしい。若い奥様は特に注意していただきたい。せっかくエコバック持って行ったのにまったくの無意味ってやつになってしまう・・・。

そう言えば、本屋の料理本コーナーに「今夜のオカズ」ってアダルト雑誌が置かれていて笑わせていただいたのはつい最近のことである・・・。これも間違って購入しないように若奥様には気を付けていただきたい。

・・・すまん、本題に戻ろう。

とにかく、この市場は接客が素晴らしいと思う。少々気が引けてしまうくらい素晴らしい日本企業の接客マナーである。外人さんが観たら「わおっ! えきさいてぃんぐじゃぱにーず」って意味は分からんが何となくそれっぽいことを言われそうに思うくらい接客が素晴らしい。

お店を出る時に外までお見送りに来て、車に乗り込んでブーンて走り去るまで頭下げてくれるのはちょっと恥ずかしいので、そこまでしなくてもよいのだが、それがお店側の決まりなのだろうから何も言うまい・・・。

正直言うと、このお店は最近(・・・1年前くらい)近所に出来たのだ。それまではちょいと離れた隣の市まで行かなければならなかった。あまり流行ってないように見えていた。

わたしが行った時もお客は誰も居なかった。日曜日の午前10時過ぎである。

お店に入ると、スレンダーな美人の店員さんがスススっとやってきて「本日はどうされましたか?」的なことを言われたので「眼鏡を作ろうと思いまして(便宜上)、ちょっとフレーム見せてもらっていいですか?」と言ってやった。「はい、もちろんです。どうぞこちらです」とニコやかに案内されて、「こちらがスタンダードなもので、こちらはデザイン性の高いもの、こちらは今人気のフレームです」と無駄の無い動きとトークであっと言う間に案内されてしまったのである。

もしかしたら・・・彼女は眼鏡売りのプロなのか? と、一瞬躊躇ったが、そう言えばわたしが居るのは生鮮市場ではなく眼鏡市場だったのを思い出し、とりあえず気持ちを落ち着けて色々とフレームを見て回った。

目移りするほどのフレームの中から、お気に入りの一本を見つけ出し、早速視力検査を始める直前。その段階でひとつの不安が頭を過った・・・。

わたしが選んだデザイン・フレームはサイドのレンズがむき出しの状態・・・。わたしの極厚牛乳瓶レンズではデザイン性が一気にかき消されてしまう可能性がある・・・。それを美人の店員さんに伝えると、検査後に実際の厚みをお調べいたしてくれるってことだ。

で、視力検査したんだが・・・(実は今まで使っていた眼鏡もこの市場で作った(便宜上)ものである)検査の結果は今までと同じ度数で問題無いってことだ。まあ、その検査してくれた男性スタッフも爽やかさんで、以外にトークが弾んでしまい、仕事上でパソコンを観る用の眼鏡(近くを観る為にあえて度を緩くする)も作りたい(便宜上)なんて話をしながら・・・気が付くと、お店の中にお客さんがワンサカ居て、しかも視力検査も順番待ち中ではないかっ!

しまった、何てこった! オレぁすっかり周囲に気を配れない自己中君になってるじゃないかって、慌ててトークを切り上げて美人スタッフさんのもとへ・・・。

で、美人スタッフさんが調べてくれた結果・・・レンズ厚は最高圧縮して6ミリってことだ。

むむむむ・・・って悩んだ。6ミリは厚すぎる。これだとデザイン性が損なわれてしまう。

そこで悩んだ結果、じゃあもう一本作ります(便宜上)ってことになった。

日常使用と仕事使用の2本だ。仕事用は度数を落とすのでレンズの厚みも薄くなる。だったらってことで、早速もう一本のフレーム選び開始である。

日常用のサイドがむき出ないタイプのフレーム探しだ。

驚いたのは、以外にお客さんが多い中で、美人スタッフさんが最後までわたしにお付き合いしてくれたことだ。正直わたしは慎重派で、これから数年付き合うであろう眼鏡フレームを「美人スタッフに申し訳ない」とか「他の客が多い」なんてそんな理由で妥協はしないってことだ。散々フレームを見て回って、今回もお気に入りの一本を見つけることができた。

前から「いいな」って密かに思いを寄せていた、ちょい太角黒フレーム・・・ほら、あれだ、イケメンアイドルがプライベートでかけていそうな・・・小栗旬っぽい・・・まあ、よく分からんだろうが、わたしの中のイメージではそういうやつだ。

正面はシンプルな黒フチで、サイドの蝶番(フレームを曲げる部分)は細い弾力のあるワイヤーで、その先はまた太いサイド・フレーム。そこには深いブルーの鼈甲とブラックの格子柄が入っていて、普通のシンプルなフレームに「言わなきゃ分からないオシャレな遊び」が入っていて、それがわたしの心を鷲掴みにしたのである。

わたしがそうやって一切の妥協を許さずに眼鏡フレームを選んでいる横には美人スタッフさんが・・・。その横には若いカップル(男が眼鏡を買いに来ているようだ)が・・・で、へぇって思ったのは、そのカップルには店員さんがついていないのだ。少なくとも、わたしについて相談にのってくれている美人スタッフさんのような立場のスタッフはついていない。

美人スタッフさんの代わりは彼女さんがやっているのだ。(彼女が仕切っていたってのが正解だが)・・・。こういうお客にはわざわざ店員さんはつかないのか・・・。

偶然(他にも客が多かったので)かもしれないが、ちょっと感心してしまいました。

お客さんの状況に合わせて接客方法を変えているのか・・・ってね。

・・・そんなこんなで、日常用と仕事用の2本の眼鏡を作った(便宜上)スターダストである。どちらもお気に入りのフレームで甲乙付けがたい代物。予想外の2本買いで38000円と高額になってしまったが、10年以上前に作った(便宜上)時はレンズ圧縮が異様に高額で6万くらい平気でかかってたのを考えると安い買い物かなって思う。

何より・・・4万円近い買い物をして(予想外の倍出費)「しまった」とか「やっちまった」って感が一切無く、「良い買い物したなぁ~」ってそれだけ。

どちらのフレームも自分が納得するまで選び尽くし、それに気長にお付き合いしてくれた美人スタッフさんとお店の接客の良さ、で、実際に使い分けてみたときの使用感の良さ・・・。

これで肩凝りが改善されれば、さらに言う事なしっ!

改善されなければ、今度はお祓いに行くか?

ってことで、今は仕事用の眼鏡でパソコンに向かっているスターダストでした。

え? ブログなんかやってないで仕事しろって?

・・・確かに、せっかく仕事用の眼鏡なのに・・・申し訳ない。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

レニー・クラヴィッツ ブラック&ホワイト・アメリカ

Lennykravitz_coverレニー・クラヴィッツの新作、「ブラック&ホワイト・アメリカ」を聴いた。

通算9作目のアルバムである。

過去のレニーのキャリアを総動員したようなバラエティ豊かなアルバムである。って、そんな堅苦しい解説を抜きにすると、実に聴きやすいアルバムなのだ。

コアなファンにとっては「・・・なんか、サウンド軽くね?」って感じるかもしれない聴きやすさなのである。いや、ザラザラ感が無いって感じだろうか?

とにかく、アルバム全16曲を通してアッサリ聴けてしまう快作だろう。

前作「ラブ・レボリューション」は久々にグッとくるアルバムだった。それまでのアルバムが何かパッとしない印象が強かったのを一気に帳消しにするくらいの力があった。だが、実に重々しいアルバムでもあった。いや、重々しいというか・・・泥臭いアルバムというか?

そこがレニー・クラヴィッツなのですけどね・・・。

1990年代のレニー・クラヴィッツは最高だったけど、2000年に入ってから・・・アルバム「レニー」と「バプティズム」はイマイチだなって思ってたのは私だけ?

この2作、別に悪くないのだけど・・・何か足りないのである。

わたし的な解釈をすれば、カラッと乾いた質感と、耳の残るギターリフが足りないのだ。レニーと言えば「自由への疾走」に代表される単純明快超カッコいいギターリフッ! ザラッとしたアナログ感覚のサウンド。

それが蘇ったのが前作「ラブ・レボリューション」なのだ。そして今作は、カラッと乾いた質感を残したまま、ザラつきを上手く取り除き、絶妙のソングライティングでバラエティ豊かな楽曲を最後まで楽しませる・・・。

コアなファンには少しだけ物足りないかもしれないが、改めてレニー・クラヴィッツ が天才ミュージシャンであるという事を認識させられるアルバムなのではないだろうか?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

DVD音源をiPodに取り込もう Ver.3

さて、現在主流になっているブルーレイ・・・ではなく、DVDのお話・・・って、いきなり主流から外れてしまうのがマニアックなスターダストらしいって友人に言われそうだが、そんなこと言われたって今回はDVDのお話なのである。申し訳ない・・・。

で、今回はライブDVDの音源だけを抜き出して、それをiPodに入れて、自分だけのオリジナル・ライブ音源を作ってしまおうって話である。

タイトルがVer.3となっているのは、これに関連する記事を過去に2回書いたからである。

今回の記事と合わせて、ぜひ前の記事も・・・いいや、読まなくていいです。だって、今回の紹介は前の記事とはまったくやり方が違うんだもの・・・。

って、おいこらっ! だったらVer.3なんて紛らわしいタイトルつけるなよっ!

ええ、いいじゃん。だってVer.3ってちょっとカッコよくね?

って事で、誰に何と言われてもVer.3なので無用な突っ込みはご遠慮いただきたい。いや、すでに突っ込む気力すら無くなってしまったかもしれない・・・。あっ、別のサイトに行っちゃうのは待ってね。

・・・すまん、余談が長くなってしまった。

で、肝心のDVD音声の取り出しだが、やはりそれには専用のソフトが必要になる。

どちらもフリー・ソフトだ。

違法な臭いが漂っている・・・。DVD音声の取り出しは自己責任でヨロシクである。間違っても自分のiPodで趣味で楽しむ以上のことはしないようね。良い子のみんな、約束だぞっ!

・・・すまん、また余談が・・・。

いきなりだが「FreeDVDMP3Ripper」というソフトだ。だが、このソフトはコピーガードのかかったDVDから音声を抜き出すことができない。つまり事前にDVDの内容をコピーする必要が・・・じゃなかった、ガードのかかっていないDVDを・・・じゃなかった、・・・つまり、この後に言いたいことは察してくださいってことだ。

で、わたしが使うのは「DVD Decrypter」である。知名度の高い悪いヤツである。もともとは映像専門で使用してたのだが、使い方によっては・・・である。お茶を濁した表現である。大人の事情を察してください。違法コピーはしちゃダメだぜ、ぐふふ。である。

やり方を説明しよう。

「DVD Decrypter」を「IFOモード」にして、欲しい音声・・・たいがい本編と特典が分かれている。を選択し、必要なチャプターにチェックを入れる。

次に「ストリーム処理」で欲しい音声・・・ここでは音声の種類はLPCMを選択。にチェックを入れ、少し下にある「分離」というのにチェックを入れて抜き出しを開始・・・。

実に簡単であろ。わからない方は実際にやれば「簡単」なのがわかると思う。

今回の抽出方法は、実は抽出方法が限定されている・・・。

それは抜き出した音源が無圧縮のWAVEデータだということと、リニアPCM音声じゃないと抜き出せないってことだ。まあ、ほとんどの音楽DVDはリニアPCM音声が採用されているので問題は無いと思う。

で、実際にわたしがやった結果を報告だが・・・今回はピロウズの「PIDE PIPER GO TO YESTERDAY」を使った。2時間のライブ音声で30分くらいだ。だが、音声は全てひとつに繋がっている・・・いや、途中でふたつに分かれたけど。別に連続再生すれば音が途切れることもなく普通に聴ける。

でもそれじゃ聴き難いので・・・今度はチャプター毎に根気よくやった。DVDのチャプターが35に分かれているので35回上記の操作を繰り返したってことだ。※さらに操作毎に音声データに番号を付けていく。じゃないと数が多すぎて整理できなくなるのだ。疲れた・・・。1時間以上かかった・・・。結果は、満足の出来である。本当にライブCDみたいに出来上がった。これで通勤途中の車内は無敵であるっ!

・・・え? そんなことしなくたってカーナビとか使ってDVDをそのまま車内で観ればいいじゃんって? そ、それを言っちゃおしまいよ・・・。

・・・まあ、今回はわたしの使い慣れたソフトを使用しての紹介なので、実際にやって扱い方がわからなければ、頑張って自己解決を・・・じゃなかった、質問コーナーにどしどしお便りを・・・って質問コーナーが無いので、テキトーにコメントに質問書いてちょうだい。テキトーに、テキトーにね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ザ・ピロウズ 通算33作目のNEW SINGLES

20110608_comicsonic250x250the pillows 通算33作目のシングル「COMIC SONIC」を購入した。初回限定DVD付1500円である。

通算33作目である。デビューから20年が経過したバンドなら当然といえば当然の枚数だろうか?

だが、彼らはミスチルとは明らかに違うのだ。ミリオン・ヒットも無いし、シングルが発売されたからって大々的な告知も無い。ちなみにピロウズとミスチルは同期デビューのバンドである。

しかし・・・これはあくまで、わたし個人の感想と意見だが、同じくらいの年月ふたつのバンドを聴いてきて、ミスチルに対しては興味が薄くなっていっても、ピロウズに対しては逆に興味が強くなり続けている。彼らの楽曲を本気で聴き出して15年近く過ぎた今でも・・・である。

さて、肝心の今作のサウンドだが、「ホーン・アゲイン」の流れを汲む瑞々しいフレッシュなサウンドを意識しつつ、従来のピロウズが顔を覗かせている・・・と言った感じだろうか?

カップリングの曲に関しては、久しぶりの「駄作」と感じる引っ掛かりどころの無い曲である。おっと、誤解のないように言うと、シングルとして出すには・・・っていう意味だ。

でも、なんだろう? このワクワクする感じ。彼らが新曲を出すたびにワクワクしてしまう。今度はどんなアプローチで来るのか? って・・・。

ピロウズはデビューしてから今まで、何度となくそのスタイルを変化させてきたバンドだ。スタイルを変化させつつ、あくまでピロウズとしての音楽に一貫性があり、キッチリとポップでロックを聴かせている。この長い活動期間中には、フロントマンの山中さわお氏を悪く言うコメントなんかも見たことがある。それは音楽性ではなく、彼の周囲に対する態度に対してである。※業界関係者ではなく、一般人のコメントで悪く言われるように思う。例えば、自分の好きなバンドをけなされた・・・とか、そう言うレベルでだ。

そう、彼らの音楽が否定的に言われているコメントをあまり見たことが無いのだ。

理由のひとつに・・・否定されるほど売れていないってのがあるだろう。※ファンのみなさま、申し訳ない。わたしもファンなので許してください。

ミスチルの曲を聴くと「ああ、懐かしい」って感じても、ピロウズの曲を聴いて「ああ、懐かしい」なんて感じない。だが、古いとも感じないし、逆に新しいとも感じない。感じるのは・・・あ、ピロウズの曲だって、それだけだ。

1996年の起死回生のシングル「ストレンジ・カメレオン」以降、彼らの音楽に間違いはないのである。山中さわお氏の態度を嫌う一部のオーディエンスは、きっと飼いならされて牙を抜かれたテレビ向けの優等生ロック歌手しか知らないのだろう・・・。

かつてカート・コバーンは※一夜にしてスターダムを駆け上った伝説のバンド「ニルヴァーナ」のフロントマンだ※メディアに対して公然とメジャー音楽に対する批判を語った。「俺はガンズとU2が嫌いだ」って。「メディアに媚びを売る姿に虫唾が走る」そうだ。

テレビ番組で口パク演奏※ヴォーカル以外が全て※をやらされた時、彼はわざとスロー再生のような声で唄い、しかもマイクに対してフェ○チオのパフォーマンスをやってみせた。メジャーの偽物音楽に対する抵抗である。俺たちは演奏してないぜ、騙されるなよって公然とタブーをやってのけたのだ。

例えば、激しいダンスと唄を両立させるために、口パクを利用する歌姫・・・両立できないなら出来るだけのパフォーマンスにしろよっ! って、そんなとこだ。

ロック・ミュージシャンってのは、飼いならされたヤツばかりじゃないのだ。だからイマイチ売れないのかもしれないけど、売れる為に時代に媚びを売って痛い目に遭うってのは、ピロウズはデビュー当時に嫌ってほど味わって、引退まで考えた起死回生の「ストレンジ・カメレオン」※何をやっても売れないんだから、自分たちが演りたい音楽を出して(もちろん事務所の反対を押し切って)それで足を洗いますって※で音楽業界に踏みとどまって、それ以降はどんなに時代が変化しても自分たちの音楽を貫いている・・・。そんなバンドって、数少ないよね。

・・・なんて、いかにも不良ちっくなヤサグレ音楽みたいな言い方になってるけど、彼らのサウンドって普通に甘ったるいポップ・サウンドで、しかも最近は「先日デビューしました」系のフレッシュ・サウンド(これについては実際に聴いてください。意味がわかると思うから)を鳴らしてて、そのギャップがよかったりもする。

まあ、中期のようなグランジ系サウンドはすっかり無くなってるけど、相変わらずのピロウズ・サウンドで、よかったよかったって・・・そんな33枚目でした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

不思議だなって、思う話…

いや別に、怖い話ではないのです。

最近、テレビ番組(特にゴールデン)で心霊特集番組って観なくなったなって思って。

まあ、某動画サイトで検索すれば、観たい時にいつでも観れるから不便はない。で、何日か前に久しぶりに観たのです。昼休み。怖い動画・・・。

そこでふと思ったことがあって・・・。

まだ動画が一般的じゃなく、心霊の姿を観る媒体が写真だったころ。心霊写真って言われてるもの。

パソコンが普及し始め、ホームビデオが一般化して、それでもまだ今のような違法動画が世の中に散乱する前の時代。

心霊の姿を動画に収めるのは不可能だ・・・って言われてた頃がある。

霊が写真に写るのは、その一瞬、のためだと。長時間、人間が視覚で認識できるような長時間、姿を保つことができる霊は存在しないって話。

映ったとしても、それは小さな光の球体「オーブ」って呼ばれる姿だったり・・・。

でもでも、どういうこと?

今、これでもかってハッキリ、ギクッてするくらい明確に映ってる動画が多いよね。

先日観た動画も、ハッキリと、これでもかってくらい映ってた。本物か作り物かはわからないけど・・・。仕事終わって、シャワー浴びる時に、思わず「目、閉じるの怖えぇ・・・」って思うくらいハッキリ映ってる。

録画機器が普及して、撮る機会が増えたから?

逆にデジカメの心霊写真が少なくなったのは・・・フォトショ・レタッチで何でも作れて真偽が曖昧になったから?

でも、そういや・・・映画なんかには昔から不思議なものが写りこんでたって話はよく聞くんだよね・・・。やっぱ、心霊は動画に映るものなのかな?

で、ちょっと思ったのが、人間は自分の目で真実を観れないって話。

これはトリック・アートとか錯覚のお話なんだけど、人間は目の前にあるものを、自分が知ってる形に補正してしまうってヤツ。絵に描かれた立体を、本物の立体造形物だと錯覚してしまうってヤツ。それで騙されるんですね。

それとは逆に、人間は自身の常識以上のものが観れないって話。

例えばUFO、幽霊でもいいや。

交差点で幽霊とすれ違って、それが幽霊だったって認識する人ってどれくらいいる?

街頭の無い山道で、深夜にすれ違えば気が付くかもしれないけど、真昼間のスクランブル交差点ですれ違っても気が付かないよね・・・。たぶん。

なんか、そんなことをふっと思った一瞬・・・。なんか不思議だなって。

まあ、別に深い意味の無い話なのですが・・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

久しぶりに「ニルヴァーナ」を聴いてみた

Nirvana3_2久しぶりに「NIRVANA」を聴いている。

最近、心が熱くなるようなスリリングなバンドに出会えない・・・と思っていた矢先に「ネバーマインド20周年リマスター」の情報が入り、まあ、久しぶりにニルヴァーナのCDをiTunesに入れ直したのだ。

※今年の初めにPCをWin7に切り替えたタイミングでニルヴァーナのデータは捨ててしまっていたのだ。かなり以前に取り込んで、当時はアップル・ロスレスではなくAAC128取り込みだったのだ。いつかCD入れなおそって思ったまま放置していたので、ちょうど良いタイミングではある。

せっかく全曲入れしたので、※※もちろん、音量均一化※※詳細を書いておこう。

サウンドエンジン・フリーによる波形調整(音圧調整)である。

1、ブリーチ・デラックスエディション(無調整)

2、ネバーマインド(+4)

ネバーマインド時のシングルも基本的には全てボリューム+4である。ただし「スメルズ~のカップリング曲<イブン・イン・ヒズ・ユース><アニュウリズム>」は微妙に音圧が低い気がする・・・。

3、インセスティサイド(+4.5)

4、イン・ユーテロ(+2)

イン・ユーテロ時のシングルも基本+2である。

5、BOXセット(-2.5)

BOXセットってのはアウトテイク集のものだ。実はこれ、曲によって録音レベルがまちまちなので(デモとかが多いため)実際には-2~-3くらいで曲によってレベルを細かく調整した。

6.ベスト(無調整)

まあ、マニアな方は音圧の調整を行ってみていただきたい・・・。

で、久しぶりに聴いたついでに、ブリーチ(デラックス)の解説に書かれていた言葉を思い出していたのである。

リアル・タイムで彼らを知らないリスナーにとっては、音楽界が根本的に変化した後の音楽を聴いて育ったなかで聴く、その原点・・・的な、そんな意味の解説である。

何を言っているのかわからないと思う・・・。

つまり、今の耳で聴いたら、ニルヴァーナはそこまで刺激的ではないってことだ。AKB48ファン(ヲタクではなく、純粋に音楽が好きなファン)に世界のビートルズの良さを説いても理解してもらえないのと同じことだ。

90年代初頭、肥大化したビッグ・ビジネスとしてのロックは壮大で保守的で様式に囚われた物が多くなっていた。ロックは産業化してしまっていたのである

そんな中に、インディーズ・シーンから登場したのが「NIRVANA」だったのだ。

派手なイントロやギター・ソロもなく(当時ではあり得ない)、ほとんど一発どりに近いレコーディング方法で、歌詞の意味は理解不能、しかもインディーズ出なので(?)ビジネス・ロックが大嫌い・・・。もちろんライブにも派手なパフォーマンスは一切ない。

大きな宣伝も行われないまま発売された「ネバーマインド」は口コミで売れ始め、ついにはチャートのNo.1に登りつめてしまったのだ。

そして、世界の音楽事情は一変してしまった。

ニルヴァーナが凄かったのではなく、インディーズの音楽に注目が集まったのだ。それまで保守的だったロック界※つまり、ロックとポップスは別物、ヒップホップや他のジャンルと交わるなんてあり得ないって、そんな感じ。が「何でもござれ」のオルタナティブ・ミュージックに取って代わられたのである。

ニルヴァーナの場合は、70年代パンクとロックが融合したノイジーなガレージサウンド・・・だけどメロディはポップス的・・・(当時のパンクはメロディが単調だったもので)を指して、当時はジャンル分けが出来ずに困った評論家が「グランジ」とか「オルタナティブ」と呼んで新ジャンルを作ってしまったようだ。

まあ、結果・・・インディーズが金になるっ!って、ビジネス・マンが殺到、技術も才能も無いインディーズバンドを「グランジ・オルタナ」って呼んで湯水のようにデビューさせ・・・まあ、この先は想像できるだろう。素人に毛が生えたようなバンド(だからメジャーじゃないんですね)が次々に出てくりゃ聴いてる方は嫌になってくる・・・。日本で起こったビジュアル・バンド・ブームみたいなものだ。

更にカート・コバーン(ニルヴァーナのボーカル)が自分の頭を銃で撃ち抜いて自殺・・・。グランジ・ムーブメントは数年で消えてしまったのである。カートは床に「錆びつく前に燃え尽きたい」と歌詞の一説を書き残していた。(ニール・ヤングの詩だっけ?)

ただ純粋に音楽が好きだった青年(幼少時代からコミュ障でレコードが友達っていう寂しい男)が自分を取り巻く環境の変化に翻弄され、ドラッグに溺れ、精神的に追い詰められた結果の自殺である。コートニー・ラブとの結婚なんて、まるでドラッグ・カップルの結婚、生まれる子どもは先天的なドラッグ漬け・・・なんて、あること無いこと、誹謗中傷、心無いマスコミの攻撃の的だった・・・。カートは結局、音楽ビジネスに殺された悲劇の天才なのだと思っている・・・。

当時、ネバーマインドは無名のインディーズ・バンドの意外と良い出来のメジャー・デビュー作になるはずだった。カート自身は、仕上がった音(がポップすぎて)に不満を抱きつつも、売れるアルバムが出来たと確信していたそうだ。まあ、これで音楽で飯が食える程度にはなるかも?って感じである。名曲「スメルズ・ライク~」はアルバム収録曲が足りないから急きょ入れることになった曲だったそうだ(嘘か本当かはわからない)。「ポーリー」はスタジオに転がっていた弦の切れたギターで録音したとも言っていた。

このアルバムが10年に1枚の傑作と言われるのは、その当時の音楽界の常識で考えれば・・・なのだと思う。彼らが撒いたオルタナティブの芽が育った今となっては、当たり前すぎるサウンドなのだ。

しかしまあ・・・(リアルタイムに当時)あの衝撃的なCDを聴いてから、もう20年も経ってしまったのか・・・。自分が年をとったってことを改めて実感してしまうのである・・・。いやはや、申し訳ない。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

コンピレーション・アルバムというもの。

コンピレーション・アルバムというものがある。

様々なジャンルから選りすぐりの楽曲を選曲して一枚のアルバムにまとめたものだ。

実は私は・・・意外とそれ系のCDを持っているのだ。別に、コンピレーション系のアルバムが好きなのではない。あのアーティストのあの曲を聴きたいって思った時※それ以外の曲に興味が無かった場合、コンピレーションは便利なのだ。

で、それらの楽曲をiPodに入れてみようと思いたって数日・・・。実際に入れてみると、700曲近い楽曲が集まった。もちろん、重複した楽曲は外してある。

今回入れたコンピCDは、50~60年代の楽曲をまとめた「ジュークBOX3000」(4枚組)、70年代の楽曲をまとめた「70’s」シリーズ3作(計6枚)、80年代をまとめた「80’s」シリーズ6作(計6枚)、映画音楽をまとめた「THE MOVE HIT」シリーズ2作(計4枚)、ギター作品をまとめた「THE GUITAR SONG」(2枚組)、SONYミュージックが出した90年代コンピ「SONYミュージック」、2000年に発売された「ザ・ミレニアム」(2枚組)などなど・・・。

実はまだ、「NOW」シリーズが10作、手つかずで放置されている。

その他にJAZZ作品101曲なんてのもあるし・・・、ロカビリー作品集めたものもある。

まだまだ先は長そうだ・・・。

なんたって、楽曲をiPodにいれながら音量調整もやっているからだ。コンピの場合、同じ音量で調整するとバランスが崩れるので困る・・・※元々から音量に差があるからね。

何か、一発で音量調整してくれるソフトに頼ってみるか・・・。

にしても、コンピ集めて700曲近い楽曲を詰め込めるなんて、やっぱiPod最強かも。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

BOΦWYを熱く語ってみようと思う パート5

・・・実に申し訳ないと思う。

今まで4回、BOΦWYを熱く語るなんて言っておいて、きちんとアルバムの紹介をしてないことに気が付いた。この野菜は産地直送だと言って産地を言わないと同じではないか・・・。

なので、今回はしっかりと野菜の産地を・・・ではなく、BOΦWYのアルバムを紹介したいと思う。ただし、私が紹介する内容は・・・リアルタイム高校生でリアルタイムBOΦWYを聴いた大大大ファンが語るアルバムの紹介だ。かなりのファン目線補正が入っていると思うので、気に入らなかった方はウィキなんとかっていうネット辞典を見て下さい。申し訳ない。

1982年 MORAL

作品が世に出たのは1982年3月だが、実際のレコーディングは1981年の夏には終了していたアルバムだ。当時はサックスと2ndギタリストがいる6人組バンドだった。過激なイメージのバンド名「暴威」を改めBOΦWYと変更、スペルの中心に配置された「Φ」は空集合(どこにも属さない)を意味している。

実はBOΦWYの中ではかなり反体制的な歌詞の多い作品だ。

名曲「イメージダウン」にしたって、尻軽女(女子高生)に対する皮肉がたっぷり詰まっている。~英語、数学まるでダメだけど、あっちのほうはインテリジェンスかい~今から30年も前にこんなメッセージが唄われていたのだ。

パンク的なサウンドにのせ痛烈な歌詞を唄うアルバム・・・。だが、レコーディングは1年前。商業的には不発。アルバムが発売された頃にはBOΦWYの方向性は大きく変化していた。よりポップでキャッチーなロックを鳴らし始めていたのだ。

1983年 INSTANT LOVE

前作の発表直後にサックスと2ndギタリストが抜け4人組になったBOΦWY。前作に引き続き今作も商業的には不発に終わった作品だ。レコード会社の問題(倒産)でレコードのプロモーションはほとんど行われず、音楽業界がBOΦWYという名前を口にすることはほとんどなくなっていた。だが、彼らはライブ活動で着実に人気と実力を蓄え続けていた。

MORALとは打って変わってラブソングが中心のポップでキャッチーなアルバムだ。まあ、ラブソングと言っても今のJ-POPに流れる甘いものではないし、ステレオタイプなものではない。

~目を閉じてりゃ怖かねえさ、まかしといてすぐにすむさ、自慢じゃないけど早いの俺~って・・・ようするに○漏って意味ですよね、氷室さん・・・。

また一発だけMEMORYとか、もっとなめてよMY JULLYとか、際どい歌詞のラブソング・・・好きです。

1985年 BOΦWY

バンド名を冠した出世作。BOΦWYのサウンドはこのアルバムで完成したと言ってよい。世の中ではアイドルブームが巻き起こっていた時代だ。

サウンドはよりキャッチーになり、歌詞は洗練された。世間にも受け入れられ始めていた。この年、布袋寅泰は山下久美子と結婚する。

確かに、音も歌詞も大きく変化しているのが分かる。アルバム10曲中6曲が今後の殆どのライブレパートリーに組み込まれている。リアルタイムBOΦWYファンが最も好きなアルバムではないだろうか?

1986年

JUST A HERO

GIGS

BEAT EMOTION

1896年には3枚の作品が発表された。まさに飛ぶ鳥を落とす勢いの活動だ。1986年3月に発売されたJUST A HEROはBOΦWYの最高傑作だと言われている。デジタルサウンドへのアプローチが強くなった作品だ。これは布袋さんの意向だと言われていた。歌詞に関しては・・・意味不明の物が目立つ。それがこの作品にミステリアスな印象を与えている。

GIGSは名前の通りBOΦWYのライブ作品だ。彼らは自身のライブをGIGSと呼んでいた。今では当たり前になったが、当時では前代未聞の武道館GIGである。関係者からは絶対に失敗するからやめろと言われていたそうだ。せっかく人気が出てきたのに、ここで観客動員できずライブを失敗させたら立ち直れなくなる・・・。それもそのはず、当時の音楽業界はロックでビジネスが成立するなんて一切考えてなかったのだ。「ライブハウス武道館へようこそっ!」BOΦWYは前人未到の快挙をやってのけたのだ。そして音楽業界は本気でロックビジネスに動き始める。

11月に発表されたBEAT EMOTION。

テレビの歌番組からのオファーが殺到したが、それら全てを断り続ける彼ら。前作が「陰」のイメージなら今作は「陽」。BOΦWY史上最もキャッチーな名曲が詰まったアルバムだ。このアルバムだけは・・・本当に捨て曲が無い。もはや彼らの人気は止まることを知らず、チャートの1位をその手に入れることとなる。「B・BLUE」「ONLY YOU」はこのアルバムに収録されている。だが、彼らには・・・1位を取ったら解散・・・という目標があった。

1987年 PSYCHOPATH

もはや不動の人気を獲得した彼らは、CASE OF BOΦWYと銘打った4時間にわたるライブを行い、そして9月に新作アルバムを発表。アルバムは80万枚のセールスを記録する。インターネットも携帯電話もない時代、テレビにも出ないし、もちろん総選挙の投票券も付いていないし、複数枚同じものを買わせる特典なんかも付いていない。ミリオン・ヒットなんて言葉も一般的ではなかった時代だ。ロックがお金になるなんて発想もない。解散を決意したアルバム故か、どことなく物悲しいムードの漂う作品だ。

そしてこの年の12月24日、渋谷公会堂のライブで解散を表明。

彼らが伝説のバンドとして語られるのは、まさに人気絶頂時・・・いや、これから更に爆発的な人気を獲得できるだろうその時に、あっさりと解散してしまったことだ。BOΦWYはもはや自分たちのものじゃない・・・。ビジネスに取り込まれつつあるBOΦWYを守るために彼らは解散を選んだのである・・・。まあ、氷室と布袋の不仲説もあるけど・・・。布袋が氷室以外のメンバーを奥さんのレコーディングアーティストに呼んだとか・・・。だったらいいよ、俺バンドやめるからっ!って氷室が怒ったとか、噂。当時、26歳だもんヒムロック。しかも布袋が恐れるくらいに地元じゃ有名なバリバリの不良少年だったらしいから・・・。怒らせちゃったら怖い・・・ってさ。

布袋がBOΦWYに加入したのは・・・地元で有名な不良の氷室に呼び出され、バンド結成を断るのが怖かったからだったとか? 噂。

1988年 LAST GIGS

完成直後の東京ドームで行われたライブは、9万5千枚のチケットが10分で売り切れた。東京都内の電話回線がパンクし、BOΦWYは社会現象にさえなっていた。

わたしにとって、これは解散ライブを収めたただの記念碑的作品に過ぎない。BOΦWYが解散して後、リアルタイムに当時数回聴いただけで、あとは一切聴いていない。

今度、このアルバムのコンプリート盤を買ってみようと思っている・・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

BOΦWYを熱く語ってみようと思う パート4

Boowy02_2BOΦWYが解散して20年以上が過ぎた。そんな中、氷室京介が自身の50歳ライブを震災チャリティと銘打ち「全曲BOΦWYライブ」を敢行した。

先日、その映像をニュース番組で観たが・・・それはBOΦWYのライブではなく氷室京介のライブであった。

氷室京介は過去にもBOΦWYの楽曲をライブで披露している。ライブ・アルバムにもなった「BOΦWY VS 氷室京介」なるライブ・・・BOΦWYの楽曲を台無しにした悪しきアルバムだと思っている。

多分、ライブ会場で観れば盛り上がったのだろうが、とにかく観客への煽りが多すぎた。楽曲のサビの半分以上、氷室が唄ってないって感じだ。

まあ、それは仕方がない。ライブとは文字通り「生」のその瞬間を楽しむもので「アルバム」にするものではないのだ・・・。

今から24年前、1987年に行われたBOΦWYのライブに「GIGS CASE OF BOΦWY」というものがる。当時はライブアルバムは売れないと言われた時代だ。もちろん、アルバムにはならず、ビデオやLDなどの映像メディアとして発売された。

とにかく観た。観まくった。氷室が歌詞を間違える場所や曲中に入れる呟きも全部覚えるくらいに観まくった。

2001年にライブ・アルバムとして初めてCD化され、もちろん私は購入した。VHSに収められていた曲順をほぼ忠実に再現した27曲。なぜだろう?ほとんど聴くことはなかった。

確か・・・全部聴き終わった時に「ああ、こんな程度だったか」とガッカリしたのを覚えている。思い出は思い出のままがいいなって思ったものだ。

その後、何度か聴いて・・・松井さんのベースと高橋さんのドラムってカッコいいよなって思ったものだ。

実は、今回・・・ヒムロックの全曲BOΦWYに感化され、「GIGS CASE OF BOΦWY COMPLETE」を購入したのだ。2007年、今から4年前に発売された3枚組の完全盤(という触れ込み)だそうだ。やっぱBOΦWYのライブ音源はBOΦWYが演奏したものが一番さって思ったのだ。

M000013130410002実はこのアルバム、とにかく評判が悪いのだ。

俗に言う「EMI商法」ってやつだ。2007年に完全盤を出すのだったら、2001年に発売した2枚組のアルバムは何だったのだっ! BOΦWYを阿漕な商売に使ってんじゃねーよっ! ってファンが怒っているんだ。

「GIGS CASE OF BOΦWY」が3150円、そのコンプリート盤が3800円・・・先に出た27曲は重複しているのだ。さすがのわたしも買わなかった。同じライブ音源が27曲も入っているのに買ってどうする? である。

だが、実際・・・今回購入してその音源を聴いてぶったまげた。

「うわぁー買ってよかったよ、これ」って思った。2001年に発売された「CASE OF BOΦWY」とは明らかに別物だ。

先ず、音質が格段に良い。2001年版は当時のビデオ音源(?)をリミックスしたものらしいが、今回の音質はリマスターが加えられている。音の分離が良いのだ。

2001年盤もそれなりにライブの迫力は出ていたが、2007年盤は更に各楽器の音色が聴き取りやすくなっているのだ。特に布袋のギターが前面に飛び出してきた。

そして、それ以上に素晴らしいのは2001年盤に未収録だった楽曲だ。そして楽曲の並び順も良い。一応オリジナルのセットリストを再現したのだろう。

24年前にVHSビデオで観た「CASE OF BOΦWY」は4本組だった。各巻の最後の楽曲毎に「それじゃ、最後の曲です・・・」とヒムロックが言っていて、何回最後なんだよ? って思って首を傾げていたのを覚えている。成る程、途中休憩を合わせ※確かこのライブは3時間以上のライブだ。本編の最後、アンコール1、そしてアンコール2と続くのだ。

Img_1801024_61683606_1 当時、1987年・・・「CASE OF BOΦWY」期、BOΦWYは公には解散を表明していなかった。アルバム「BEAT EMOTION」がバカ売れして初登場1位を記録していた時期だ。ラストアルバムとなる「サイコパス」もまだ発売されていない。

この頃のBOΦWYの全楽曲は・・・多分60曲くらいだったであろう。そして「CASE OF BOΦWY」で唄われたのは40曲・・・確かにコンセプトに近い。そのコンセプトとは、BOΦWYの全楽曲を唄う・・・そしてそれを箱詰にする(つまり作品にする)であった。

「箱詰されたBOΦWY」「BOΦWYの場合」のダブル・ミーニングになっている。これは87年当時から話題だった。

このライブ作品が嬉しいのは「商品として発売するライブ」を前提にしたことだ。この時のヒムロックはサビまでしっかり唄っている。サビを観客に任せるような手抜き(?)はしていない。なんたって、当時は26歳、全盛期の唄声だもの。

おっと・・・違う、ちょっと待って。まだ2001年作品に未収録だった楽曲について殆ど触れていなかった。実は2001年アルバム(つまり87年に発表されたVHS然り)に未収録の楽曲は初期の曲が多いのだ。そしてシングルじゃない楽曲だ。

「RATS」「GIVE IT TO ME」「16」「TEEN AGE EMOTION」「OH MY JULLY」などなど、当時のBOΦWYっていうか、邦楽ロックにはシングル楽曲なんて関係なかった。当時のバンドは「アルバム」が良いのだ。シングルの寄せ集めとその他の曲ではないのだ。

特にBOΦWYは、それこそ高校時代にBOΦWY布教運動する時には決まって「どの曲がシングルか当ててみ? 全曲シングルみたいやろっ!」って言ってBOΦWYを聴かせていた。うん。

なもんで、それらの楽曲が入ることで・・・初めてBOΦWYを聴くなら「これ!」と言いたくなる作品に生まれ変わっているのだ。2001年盤は・・・あの曲が足りない・・・が多すぎた。

ライブで聴く初期のBOΦWY楽曲はカッコいい! ※初期オリジナル・アルバムの音は薄っぺらいんだよ、時代的に。

とりあえず、BOΦWYを聴くならこの曲は押さえときなって楽曲が殆ど入っている。・・・残念なのは「サイコパス」発売前のライブなので、サイコパス収録曲が3曲しか入ってないことか・・・。

もしも、今回の氷室京介の「全曲BOΦWYライブ」でBOΦWYの楽曲を聴きたいと思った若者は(BOΦWYをほとんど聴いたことないって方)ベスト・アルバムではなく、この「GIGS CASE OF BOΦWY COMPLETE」を聴くのをお勧めしたいのである。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

SONYのヘッドフォンを購入

31u2g7mzbql__sl500_aa300_さて、何年ぶりの購入だろう?

久しぶりの密閉型ヘッドフォンだ。購入した理由はデザインの良さと、インナーイヤー型のイヤホンにウンザリしていたから・・・である。

正式名称「SONYステレオヘッドフォン MDR-ZX300」

価格は某家電量販店Bで2980円である。

iPod聴くために買ったヘッドフォンである。このヘッドフォンの特徴は低音が分厚いってことだ。わたしのようにロックを聴く人間にはピッタリの音だと思う。

高音にこだわる方にはお勧めできない一品・・・かもしれない。

まあ、わたしの場合はインナーイヤーのシャカシャカ音が嫌いなのでね。結局、あのインナーイヤー型には馴染めないままだった。耳を塞がれる感じが気持ち悪くて。

それまでは安物の耳かけ式をメインで使ってたが、今回のヘッドフォンは満足いく音だと言える。価格の割にである。ウン万円もする澪ちゃんヘッドフォンとは比べないでね。

まあ、アニソンやAKBを聴くには適さないだろうが、それなりにお勧めの商品である。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

TRICK

Img_1285330_35130509_0 TRICKがまるっと11周年ということで、劇場版3が地上波初放映された。もちろん観た……。

率直な感想だが、微妙なラインだ。

わたしの中でTRICKは劇場版2で終わったはずだったからだ。いや、新作が観れるのはファンとして嬉しいのだが、どうもやり過ぎ感が大きくなってしまっているのだ。

まあ、言わずと知れた名作なので、今さら紹介の必要もないのだが、第1作が放送されたのが11年も前だってことで、恥を忍んであえて物語を紹介させて頂こうと思う。

しかもブログ記事が数回に分けて続きそうな予感がする・・・申し訳ない。

TRICKの第1シーズンが放送されたのは今から11年前、2000年のことである。深夜ドラマとしてスタートした意外にマニアックなドラマだった。今回、劇場版のラストに登場した双子の霊能力者の妹の話・・・「母之泉」が第1話である。

「母之泉」の教祖ビッグマザーに呪いをかけられた若手物理学者・上田次郎が本物の霊能力者を募集するところから物語は始まる。そこへやってきたのが売れないマジシャン・山田奈緒子だった。

TRICKは今までにドラマが3シーズン、ドラマスペシャル2本、映画が3本作られている。

ドラマ版の第1シーズンは深夜ドラマということもあり(?)かなりオカルトチックな要素が強い。ついでに下ネタのギャグも多い。貧乳だ巨根だって、阿部寛と仲間由紀恵が言い合うこと自体が凄いことである。今では一般的になった言葉「貧乳」はここから生まれた。

この第1シーズンの特徴は、オカルトチックである、下ネタが多い、トリックが巧妙、事件解決後の後味の悪さである。山田と上田が霊能者の嘘を見抜いてメデタシメデタシでは終わらないのだ。今まで信じていた教祖が偽物だと現実を叩き付けられた信者たちの絶望感が描かれているのである・・・。

そしてやはり・・・「霊能力者は本当に存在するのか?」である。

山田奈緒子は霊能力を否定し、彼らの嘘を暴いていくが・・・偽(?)霊能者は最後に「わたしは本当の霊能者を知っている」と不吉な言葉を言い残している。そして、結末が死で終わる話は・・・結局最後は「本物だったのか、偽物だったのか?」が微妙な終わり方が多い。

・・・・・・・・・・次回へ続く。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

浅井健一を熱く語る。第2回

1991年「Red Guitar and the Truth」

ブランキー・ジェット・シティの記念すべきデビュー作だ。いや、多分・・・本人たちは記念していないような気がする。まさに負の遺産とでも言うべき駄作である。当時はザ・ブランキー・ジェット・シティと名乗っていた。

このアルバムはとにかくプロデュースが悪い。サウンドがブランキーじゃないのだ。楽曲は初期のブランキーって感じだが・・・とにかく音もアレンジも最悪なのだ。正直、もう一度ブランキーの音で録音しなおしてほしいって思う。1991年当時の邦楽のレベルから飛びぬけていたブランキーの才能をプロの音楽業界人が理解できていなかったのだろう・・・。

1992年「BANG!」

これぞブランキー・サウンドである。すでにこの時点でブランキーのサウンドはひとつの完成形を示しているように思う。前作とは打って変わって最高のサウンド・プロデュースである。正直、20年経った今の耳で聴いても古さを感じない・・・いや、っていうか・・・元々からしてアナログ録音にこだわったバンドなので音は古いのかもしれない。古いってのは時代を感じる古さではなく、流行に流されなかった原始的なロックの古さである。

この当時から浅井健一の詩は他のアーティストとは一線を画していた。「絶望という名の地下鉄」という曲を聴いて目の前に映画のように唄の中のシーンが浮かび上がってきた。サウンドはロックとロカビリーとパンクが融合した独特のサウンド※だと勝手に解釈している・・・である。

実は先日、栗山千秋が唄う「コールド・フィンガー・ガール」を聴いたのだが・・・※浅井健一のバンド「PONTIACS」が全面プロデュースしている曲で、自身も同曲をセルフカバーして発表した・・・ベンジーの曲を他のアーティストが<特に女性>唄うと楽曲の良さがビシバシと伝わってくる。

浅井健一ってアーティスト・・・彼の唄を聴いていると、「ベンジーって唄が下手だよね」って思ってしまう。おもいっきり音を外してるし、高音も出ていなかったり・・・。でも、本当はそうじゃないのだ。

彼がカバーした洋楽の曲・・・JUDE時代の「20thセンチュリー・ボーイ」、ソロの「レベル・レベル」、そしてPONTIACSの新作で披露した「ブランニュー・キャデラック」、全部きっちり唄いこなしているんですよ。正直、浅井健一だって言われなきゃわからないかもしれないですね・・・※ブランニュー・キャデラックは浅井健一のオリジナルみたいに聴こえるけど・・・。

・・・次回へ続く。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

浅井健一を熱く語る。第1回

AKB48のCDが爆発的に売れる現在の日本音楽界を危惧している。

ミスチルの初動シングル売り上げ記録を抜き、トップに立ったAKB・・・。本当に音楽が好きで活動しているアーティストに対して失礼だと思う。

大人気でグッズが売れるのは良いことだが、できることならアイドルのグッズと音楽CDチャートは別物にして頂きたいものだ・・・。

257_1_1さて、余談はここまでにして、ベンジーこと浅井健一の魅力を熱く語ってみたいと思う。彼は本物のアーティストである。本物のロック・アーティストなのだ。

まあ、他にも本物の音楽を奏でてくれるアーティストはたくさんいるが、彼ほど唯一無比の個性を持ったアーティストは少ないのではないだろうか?

今回は、※前の浅井健一は天才である記事にも書いているが、ベンジー浅井健一をよく知らない今の若いリスナー向けの記事だと思っていただきたい。

浅井健一は1992年にブランキー・ジェット・シティのボーカル&ギタリストとしてデビューした。ブランキーは3ピース<ギター、ベース、ドラムの3人組>バンドである。浅井健一の個性はデビュー当時から既に確立されていた。当時から天才だったのだ。

ベンジー以外のメンバーはブランキーを結成した理由を、浅井健一の才能を世の中のみんなに知らしめるために結成したバンドだと言っていた。

だが、ベンジーの音楽は・・・投票権やパンチラPV目当てでCDを買う軟弱音楽リスナーには理解できない個性的なものだ。

わたしの思う浅井健一のイメージ・・・ブランキー時代からずっと、黒の革ジャンと蛇柄のブーツをはいてオートバイにまたがっている不良少年・・・である。今もそのイメージのままだ。

わたしが初めてブランキーを聴いた時に思ったのは・・・ロカビリーとパンクの融合だった。もちろん・・・? 最初はまったくその良さを理解できなかった。カッコいい曲もあるが・・・詩がね、ダサいんですよ・・・って思っていた。彼の書く詩は他の誰にも真似ができない個性的なものである。

いや、もし真似をしたら・・・ただのダサくてカッコ悪いセンスの無い詩人と思われるだろう。ビートルズをカッコよくコピーすることはできても、ピンクフロイドをカッコよくコピーできないのと同じことだ。ベンジーの詩はベンジーだからカッコ良いのである。

さて、肝心の音楽についてだが、ベンジーの音楽を手っ取り早く知りたければ・・・ベスト・アルバムの購入をお勧めする。

最近、浅井健一のソロ・ワークのベスト盤が発売されている。

ブランキー時代の楽曲も白・黒の2枚に分かれたベストが出ている。

あとはJUDEのベスト「ショッキング・ブラック」もお勧めだ。

・・・何だそれ? と思われた方もいるだろう。

ブランキーと浅井健一のソロはわかるけど・・・JUDEって何?

では、次回は彼の作品を順に紹介していこう。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

改めて言うが、浅井健一は天才ミュージシャンである。

257_1_1 浅井健一というミュージシャンは、やはり天才なのだと思う。

1991年にブランキー・ジェット・シティのフロントマンとして音楽界の表舞台に登場して20年。当時は空前のバンド・ブームで、ブランキー・ジェット・シティ(以下:ブランキー)もイカ天なるテレビ番組から登場したバンドのひとつだ。

湯水のような流行で湧いては消えるバンド(ブーム)の中で、ブランキーは異色の存在だった。良い意味でも、悪い意味でも。

男気溢れる3ピースバンド、浅井健一(ベンジー)の特異な声質、歌詞の内容。わたしにとっては当時のブランキーは悪い意味での異質な存在だった。もちろんデビュー当時の彼らのことである。

だがそれが誤りだと気付かされるのにそんなに時間はかからなかった。

もしかしたら、今の20代・30代のファンは、浅井健一の存在を丸の内サディスティックで知った方も多いのではないだろうか? そしたらベンジー、あたしをグレッチでぶって・・・。

椎名林檎を好きだと思ったのはそのワンフレーズが大きい。林檎嬢はベンジーファンを公言していたし、共演も果たしている。林檎嬢はベンジーを天才だと言う。ベンジーは林檎嬢を素晴らしいミュージシャンだと讃える。

ベンジーこと浅井健一さんを語るのは・・・正直言って申し訳ない気持ちが大きい。わたしなんかよりベンジーを崇拝してるファンは多いし、今さらわたしがベンジーを語る意味なんて皆無に等しい・・・。だが、語らせていただく。だって、ここはわたしの勝手気儘なブログなんだもの・・・申し訳ない。

わたしは、浅井健一の音楽は、今の若い世代にこそ聴いてほしいと思っている。ベンジーの音楽は流行歌ではないし、耳馴染みの良いものでもない。だって彼の音楽は本物のロックだもの。売れる為に業界やリスナーに媚びを売ったようなものではない。握手券が付いていないから100万枚の売り上げはないが、軽音部のように「いかにも」ロック演ってます的なサウンドとは比較にならない破壊力に満ちている。そして優しさとファンタジーが溢れている。

1990年代、ブランキーで活動していた浅井健一は、母体バンドとは別にインディーズでもバンド活動を行っていた。それがシャーベッツだ。

As_1754攻撃的なブランキーでは表現できなかった、繊細な浅井健一を前面に押し出した幻想的で落ち着いた作風の多いバンドだ。

2000年にブランキーが解散し、わたしはシャーベッツこそベンジーの母体バンドになるのか・・・と、少々危惧していた。攻撃性の少ないシャーベッツでは物足りなさを感じていたからだ。

だが、彼はまったく別のAJICOなるバンドを結成する。

女性シンガーUAがヴォーカルのバンドだ。※CDを1枚+ライブ・アルバムをだして活動は終了する。わたしはぶっ飛んだ。ベンジーの別バンドにではなく、ベンジーの楽曲を別のアーティストが唄うと「こんなに凄い曲」になるのかっ!

その後、シャーベッツでの活動に続き、今でもわたしが大好きなバンドJUDEが結成される。このJUDE※ユダと読む。は攻撃的なベンジーと幻想的なベンジーが同居したバンドだと思う。そしてこれまたぶっ飛ばされた・・・。

いきなりアルバム2枚同時発売。どんだけ創作能力高いんだ?

JUDEの活動が休止後は再びシャーベッツを経て、今度はソロ活動の開始だ。攻撃性も幻想も優しさも併せ持つベンジー世界がナチュラルに展開されるソロ活動だと思う。

そして、ソロ活動の合間に・・・これまたぶっ飛んだバンドPONTIACSが結成される。何がぶっ飛んだかって、だって、元ブランキーの照井さん(ベース)と一緒に組んだバンドなのですよっ!

これぞロックってサウンドです。当然。

そして再びシャーベッツを演りつつ、ソロ活動・・・。

ウィキペディアによると、この20年で浅井健一が世に送り出した楽曲は1500曲にもなるそうだ。

それがどれだけ凄いのかというと・・・、ビートルズは全楽曲が300曲無い。

サザンオールスターズも300曲まで行ってない。桑田佳祐のソロを合わせても500曲までは行ってないだろう・・・。その3倍の楽曲を作っているのだ。しかも活動期間は桑田さんより10年短い。

あまり比較にはならないけど・・・。

ブランキー・ジェット・シティ

シャーベッツ

AJICO

JUDE

PONTIACS

浅井健一ソロ

それぞれで表現する世界は微妙な違いがあるが、全てベンジーの音楽である。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

«氷室京介を熱く語ってみる。